Vol.26 HURRY UP MODE

2004-08-05 17:06:05 | 日経新聞
<今日の日経新聞 04年08月05日朝刊>

「ライブドア経常益13倍 16面企業財務1」

近鉄買収で話題となったライブドアは2003年10月から2004年6月期の
連結経常利益が前年同期比約13倍の34億円程度になった。

主力のインターネット関連事業が堅調だったことに加え、
買収した証券会社など金融関連事業の売上が大幅増進し、
積極的な企業買収が収益拡大につながった。

売上高は約2.2倍の160億円程度だが金融関連事業はうち70億円を占める。
三月に買収した携帯電話販売会社の売上高は約10億円である。
最終損益は20億円前後の黒字であり、前年同期は8400万円の赤字であった。

近鉄買収で一躍話題になったライブドアだが、
この決断を裏付けするものがこの企業経営と財務であろう。
ITバブルといわれる中でこれだけの成長を遂げることができた
同社にとっては赤字が常識の球団経営にも勝算があるのだろう。

懸念材料としてはやはりその企業戦略である。
多角化経営はすでに失敗した戦略として定着している。
業態を多角化してきた企業で生き残っている企業が存在するだろうか。
創業間もないベンチャー企業ということで他社を買収して規模の拡大を図らざるをえないのだが、
今後の経営の行き詰まりを想像せざるをえない。
女優奥菜恵を妻にもつ藤田社長率いるインターネット広告のサイバーエージェント
アメーバ経営と称して多角化戦略をとっている。
今回のライブドアの記事で財務の内訳が記されていたが、
この収益体質の変遷に注意しなければならない。

ラフな格好でマスコミに登場して話題を呼んだライブドア社長だが、
現にアメリカではネクタイを締めるサラリーマンは金融などのお堅い業界のみだそうだ。
日本の風習を批判するわけではないが、
向かい風をうけても既存の体質を打破しようとする社長の意気込みには感銘を受けた。
その取り組みによって世間から執拗な批判を浴びる結果になっていたとしても。


<夢を見ました>

稲垣吾郎にスイカを届ける。意味がわからん。
途中で昔の彼女とその家族のキャンプに出会う。なぜ?
顔をあわせず会話もしないが、家族にからまれる。もちろん面識はない。

マラソン大会が開催される。なぜか有名なアスリートが参加するやつ。
出場しようとするとなぜか出川に店長が呼んでると言われ引き返す。

写真を撮ろうとするとまた電池が切れていた。

山中で神社に向かっていた。


<後書>

28時30分まで仕事でした。
財布の中身があと300円です。
給料日は火曜日。
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