―来季のプログラムについて教えてください。
FSとEXはコミカルなものを作る予定です。
SPでは、僕のコミカルじゃない違った面を見せられたらいいなと思ってます。
―10月のTEBにエントリーしていますね。これが最初の試合ですか?
そうです。
―TEBでは強豪のユーロ勢、ブライアン・ジュベールやトマシュ・ベルネル、ヤニック・ポンセロなどと顔を合わせることになりますね。
どう戦いましょう?
まだオフなので分かりませんが、本当に彼らは凄い選手たちですよね。
たとえば、ジュベールは素晴らしいクワドを持ってるし、ポンセロもベルネルもびっくりするぐらいスケーティングが上手い。
だから僕もフランスへ行く前に演技全体のレベルを高めていかないと。
―4-3-3のコンボはTEBでは見られますか?
もちろん、調子が良ければやります。準備は出来てます。
―SPで4回転を入れる機会はありますか?
まずはコンスタントにクワドを成功させないと。
でも、それが出来たらSPにも入れます。
―トゥループ以外のクワドを練習する予定は?
ないです。
僕はまず4Tをコンスタントに成功させて、演技全体の質をあげなくちゃならないので。
思うに、僕にとってそれが一番重要なことだと思います。
演技の質を高めることに集中するつもりです。
―2005年の全日本でトリノ五輪出場を逃して以来、バンクーバーを見据えてやってきたと思いますが、
ついに五輪シーズンがやってきた今、どんな心境ですか?
トリノ五輪シーズンは僕のシニアとしての最初の年だったのでシニアとして戦うということが何にも分かってなかった。
ただ試合に行って、そして予想もしなかったことに、いい結果が出ただけだったんです。
と、同時にトリノ五輪へ行けるかもしれないチャンスもやってきた。
だからシーズン最初からずっと五輪へ行くための準備なんかできてなかったんです。なので五輪へ行けなかったことはそんなに気にしてません。
でも今シーズンは状況が全く違う。ちゃんと五輪を考えながら戦うんです!
僕にとって五輪は大きなチャンスだし、本当に出場したい気持ちでいます。
―それでは五輪に向けて、どんなトレーニングを計画していますか?
特別なプランは何もないです。ただ去年の今頃と同じように、まずはウエイトトレーニングをやって、
それがきちんとできたら、体の使い方を学ぶようなオフアイスのトレーニングをいくつかモロゾフコーチと一緒にやります。
このトレーニングでより高いジャンプと、それと、もちろんより良いパフォーマンスを目指します。
―何か特別なトレーニング用のビデオを買ったとか?
そうです。(http://www.exabody.jp/goods/HHA01)
―それじゃ、腹筋が6つに割れたようなマッチョマンになる予定?
そう(笑)出来れば!
―五輪でもっとも手強いライバルになるのは誰だと思いますか?
うーん…僕は、自分と戦う選手が全てライバルだと思います。
でも僕にとって一番大切なのは自分自身との戦いと練習に打ち勝つことですね。
僕にとって最大のライバルは自分だし、勝たなきゃいけない相手は練習中の自分です。
―自分との戦い、というと?
実は、僕は生まれきっての怠け者なんですよ。それに僕はすぐにネガティブな方に考えてしまう。
だからもっとポジティブになって、そういう弱みを克服しないといけないんです。
でないととてもトップスケーターたちとは戦えない。
―では、五輪での目標は?
まずはじめに、五輪代表になることが必要ですね。
それから、そこで、いい結果を得るだけじゃなくて僕の人生にとって素晴らしい経験になるようないい演技をすることです。
―チーム・オダのスタッフはたくさんいるんですか?
いや、そんなにいません。
モロゾフコーチと織田コーチ、僕の母ですが、その二人。それからトレーナーの松本さんと、そのくらいかな。チームって呼べるかどうか。
―以前、スケートだけが人生じゃないと言いましたが、人生とスケートについて聞かせてください。
そうですねぇ…。もちろん、スケートは本当に僕にとって大切です。
だって僕には今フィギュアスケート以外に何にもない!
でも、僕は一人の人間なんです。だから僕はスケートから多くを学ばないと。
より良く人生を歩んでいくための力になるような、人として成長できるような、そういうものを。
―学校の先生になりたいとも言っていましたね。今でもそうですか?
はい。先生になるために頑張ります。
―先生になるためにスケートを断念することはすごくもったいないと思いませんか?
あなたは実に素晴らしい選手なのに。
断念っていう風には考えてません。
ただ、人が生きるのには色んな経験をしたほうがいいと思っているんです。
もちろんスケートもその経験の一つ。
僕はその経験から学んで、それがどんなものであれ、教訓を与えてくれるでしょう。
だから、スケートもそうだし、スケート以外のことからももっと色んな経験を得られたら、それは僕の人生を豊かにしてくれると思うんです。
―五輪後に大学に戻るとのことですが、あなたが「大きな決断」をするのではと心配しているファンもいますが。
今のところ何も考えていません。
モロゾフコーチと相談するまでは一人では決めません。
それに、決めるのは五輪後だと思います。
―今日はどうもありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
私は、織田は陽気で面白い青年だと聞いていたが、実際にはむしろ真面目で思慮ある人物だった。
それでも色んな意味で面白く、沢山の顔を持ってはいるが、多くの人はまだそれを知らないと思う。
彼はマッチョになると言いはしたが、むろんそれはジョークで…でも、それもいいのではないか?
マッチョでセクシーな新たな織田が世界中の熟女を魅了するのもいいだろう。
真摯に質問に応えてくれた織田に感謝したい。
モロゾフコーチと共にいて満足か聞くと、すぐさまYESと答えたように、彼はモロゾフとも良い関係を築けているように見えた。
彼はコーチを本当に熱い人だと言い、それが嬉しいし彼の自信にもつながっていると言った。
織田は五輪やワールドでメダルをとって、またインタビューで私と会うことを約束してくれた。
多くのメダルと彼のあらゆる幸運を願う。
熟女うんぬんは懐かしいなw
ついそのインタビューをひっぱり出して読んでしまった(ノ∀`)
充実してそうで、なによりだ
自分のことを冷静に見られる状態はいいコンディションにある証拠だと思う
ただ織田の場合、このインタでも言ってるとおり、冷静すぎてネガティブになりすぎるのが心配だけど・・・
おいらの大好きなどっかの誰かさんもそうですね(笑)
俺はすげー選手なんだ!もっと俺を見ろ!っていうぐらいの気持ちになることもあっていいと思うね
だって本当にすごくすごくいい選手だし、力が出し切れたら十分に五輪のメダルをとれるんだから(・∀・)
あ、でもそういうテンションがコンボ違反になるのか・・・?w難しいなw
男子シングルスケーター育成ゲームとかあったら、織田はすげぇ難しいキャラになりそうだw
あと、おいらもトスカはセクシーだったと思う!
なんか色気があったよね
最初あまり評判が良くなかったプログラムだけど、必ずいい評価が得られると思っていたし
何度か書いたかもしれないけど、織田ほど幅広い演技力がある日本男子はそういないって
どうしてもコミカルなイメージが強いんだろうけど、ジュニアの頃から本当にいろんな曲をうまく踊ってきたと思う
本人も自分がそういうコミカルじゃない王道の曲をやれると思っていなかったのかもしれないけど
織田のスケートの良さを出せるのはむしろ王道のクラシックとか壮大な曲だと思うから
来季のSPは、なんかそういう曲を選んでくれたら嬉しいな
それにしてもミーシンがそんなことを言っていたとは知らなかった
なんかすごい嬉しい(^ω^ )
そんな風にささやかに「○○さんがあなたのことすごいって言ってましたよ!」なんて言ってあげたらポジティブに試合に行ってくれたりしそうだ(笑)
本格的に試合が始まるまで、束の間の静かな期間ですが、面白いインタが読めてよかった
トレーニング頑張ってなー
あ、モロゾフもね!
バンクーバーで世界の熟女の心を打ち抜いてくれ!