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心理学よくある話(4)

2011-12-09 21:01:55 | 思考の散歩
 ずっとお話しようと思ってました件を、やっと記事にする気になりました。


 やっと図を用意出来ましたので^^;




 人間の性格(性質)って、ミステリアスですよね。

 付き合いの長い友達や恋人が、ある日思いがけない行動に出たり。

 或いは、あなた自身が「自分って、こんな所があったのね」と戸惑ったり。


 あなたは「自分の性格は、自分が一番良く解っている」と思われますか?

 或いは、自分自身よりも自分の事を解っている、良き理解者がいらっしゃいますか?



 今日はそんなお話を、モデル図を使って考えてみましょう。


 まずは、基本。





 自分の性格は、自分からも他人からも見ますし、触れます。
 視点を、『自分』と『他人』に分けて、左からは自分が、上からは他人が見ていると仮定してみましょう。

 自分の性格のうち、自分で自覚している部分を斜線で表示してみました。




 境界線は、人によってもっと右だったり、左だったりします。
 育つ過程で何かトラウマを抱えてしまった方や、細かい事をくよくよ考えないタイプの方はもっと境界が左に動いて、自覚している部分(斜線部分)は狭くなります。
 逆に、普段から自分を見つめられる方、心理学に興味を持たれて情報を漁られた方は境界が右へ動き、把握する範囲はより広くなっていきますね。


 では今度は、自分が他人からどう思われているか。自分と言う人間が、周りからどう捉えられているかを考えてみましょう。




 こんな図になります。
 これも、周りとのコミュニケーションが深い程、境界線は下に下がって周りの理解度は広くなります。
 また、「自分って結構素直じゃないんです」と思われる方は、周りから見えにくい部分の方が広くなって境界線は上へと上がっていきます。



 では、双方を重ね合わせてみましょう。




 こんな感じになります。

 人によって、ABCDはそれぞれウェイトが変わります。


 Aは、自分も他人も解っているあなた。
 例:明るくって、周りとよくしゃべる・色気より食い気

 Bは、自分しか知らないあなた。
 例:実は悩みがあっても周りに見せない・一人になるとロマンチスト

 Cは、他人からそう思われてるのに自分では気が付いていないあなた。
 例:一人で居る時は周りを寄せ付けない雰囲気を出す・実は独り言が多い

 Dは、あなた自身も周りも気が付いていない、深層奥深くに隠されたあなた。
 例:予想外の事が起こった時パニックに陥り攻撃的になる・知らない人には冷淡



 まぁ、出してみた例は、あくまでも例です。
 そんな感じの方がどこかにみえた、と御想像下さい。

 そんな感じの方が、ある日路上強盗に遭って包丁を突き付けられた。
 驚いたその方は、凶器の包丁を奪い取って相手を刺してしまい、運悪く致命傷を負わせて『過剰防衛の殺人犯』として逮捕されてしまった。

 すると、後日テレビ局のインタビューに対して、友達はこう言うでしょう。

「普段誰にも明るくて、人を殺す様な子じゃなかった」

 運が悪かったとは言え、誰も気づかない下地はあったわけです。



 まぁ、ちょっと例えが穏便でなかったですね^^;

 要は、「自分でぜ~んぶ解っている」と思っても、他人が「全てお見通しですよ」と思おうが、自分ではせいぜいA+B、他人が頑張ってもA+Cの範囲しか見えていない物ですよ、と言うお話でした。

 また、自分と付き合う程、他人と付き合いが深く長くなる程、その範囲は広がって行きますが、それでも手の届かないDと言う闇は、誰しもひっそりと隠し持っている物なのです、と言う事です。



 また、人生を重ねて行く過程でその闇はだんだんと晴れて行きます。


 それも一つの、人生の楽しみなのかもしれませんね^^







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