タイトルに深い意味はありません(笑
分かる人には、分かる。うん。(;^-^)
昨日はまた用事で一日北陸へ行っていたので、更新が遅くなってしまいました。
ちょっと時間が空いた時にセブンイレブンに入ったので、それに関連していくつか書き連ねてみますね~(^-^)
実は私、学生時代から音楽家時代まで十年以上某コンビニチェーンでアルバイトしてまして、最終的にはオーナーとして独立を視野に勉強しておりました。
しかし、コンビニ事情を勉強すればするほど業界トップであるセブンイレブンの凄さに打たれ、やはり現場を見なければならないと思い立ち、セブンイレブンにも飛び込んで、『オーナーとして独立視野である』という事は本部に隠して、一年半ぐらいですかね? アルバイトをしていた時期がありました。(店長には事情を話し、本部に隠して頂いていた)
ローソンとファミリーマートは全ての都道府県に店舗を構える所謂『ナショナルチェーン』ですが、セブンイレブンはそれにこだわらず、あくまでも集中出店(ドミナント)を旨とする鈴木会長の方針で、出店していない県もあります。(セブン側は言葉の定義的にローソン・ファミリーマートを『ナショナルチェーン』と呼ぶ事を嫌う傾向があるようです)
この、創始者でいらっしゃる鈴木会長の慧眼により、コンビニ業界では同業他社の追随を許さぬ独走態勢でした。業界二位のローソン始め、どのチェーンもかなり昔からセブンイレブンを強く意識して改善に努めていましたが、結局はセブンイレブンが打ち出した物を他者が真似して追随するという構図は変わらず、いつまで経ってもセブンイレブンの牙城を崩せませんでした。
中部地方ではサークルKというチェーンが非常に頭が良く、企画力などはセブンイレブンに迫る勢いがありました。私が某チェーンに居た頃、新しい什器の導入などは常にサークルKが一年程早く、進化著しいコンビニ業界に取ってその一年差は余りにも大きかったものです。
また、飛騨地方で猛威を振るった独特のコンビニチェーン『タイムリー』に対して吸収合併を打診、これを断られると報復として「タイムリーの店舗毎に、手前にサークルKを建てられた」と誰が見ても分かる程苛烈な攻撃を加え、四国で細々と生きながらえたタイムリーはついにデイリーヤマザキに事業譲渡する所まで追い詰められました。
そのサークルKが東海地方で大きな力を発揮出来たのは、セブンイレブンがナショナルチェーンではなく、東海地方になかなか進出しなかったからでもあります。小耳に挟んだ所では、どうも銀行関係を押さえてセブンイレブンが入って来れない様にサークルKが手を回した、とも言われますが、これは真偽が定かではありません。
しかしその後セブンイレブンは『セブン銀行』を創設、店内ATMを自社系列で賄うのと時期を同じくしてついに愛知県へ、そして我が岐阜県へと進出を果たしました。
コンビニ業界紙では、この愛知・岐阜でのコンビニ勢力争いが全国的に注目を集め、特に複雑な様相を示した岐阜県各務原市近辺の様子は当初詳細に記事が書かれ、業界関係者がそこらじゅうの店舗を『買い物するでもなく』うろうろしていたものでした。
私も当時勤めていた某チェーンのフランチャイズオーナーや社員と一緒に、岐阜県に初出店したセブンイレブンの開店セールに偵察へ参りましたが、閑散とした田舎にポツンと建つ真夜中のコンビニに、背広姿の集団たちが店内を埋め尽くしている様子は、かなり異様でした。普通深夜にFF(ファーストフード)を山盛り並べても廃棄処分行きですが、偵察の面々が我先にと買い漁って検証していた為、飛ぶように売れていましたね。そして、売れても売れてもまた作るわけで、またそれが売れるという。
開店セール中なので、本部の方(多くのチェーンでSV【スーパーバイザー】と呼ばれますが、セブンイレブンではOFC【オペレーション・フィールド・カウンセラー。普段はFCと略される】と言う)が店員に矢継ぎ早に指示を出し、ゴミ箱も頻繁に綺麗にされていました。
そんなセブンイレブンも、例によってお得意のドミナント戦略の為に大量にオーナーを集めたいけれども、コンビニの勢いが頭打ちに近づき各社オーナー不足に悩まされ始めた時期。そこでセブンイレブンでは、まだ出店していなかった北陸三県にも広告を出し、東海地方に移住して店舗を構えませんか、とやったわけです。
その後、結局北陸進出を決め、昔から出店していた新潟県と滋賀県の両側から石川県を目指し、富山県・福井県に進出、長い間を置かずに石川県にも版図を広げました。
そこで、私は疑問を持ちます。
それでは、北陸から東海地方へ移住されたオーナーさんの立場が無いのではないか。
そのまま待って地元で開店した方がメリットは多かったはずではないのか。
昔の鈴木社長が会長に退かれ、尚も強い影響力を持ちつつも会社に変化が出てきて、オーナーに対するスタンスが変わってきたのだろうか、それで本当にセブンイレブンはフランチャイズのオーナーの事を本気で親身になってくれるのだろうか。
独立視野だった私にもさすがに脳内に警告灯が点滅したので、セブンイレブンでアルバイトしながら本部の言動に注意しておりました。
また、そうしている間にも東海地方ではオーナー不足のまま出店を重ね、直営店を余り持ちたがらない本部はまた大々的にオーナーを募る為、一介のアルバイトまで店舗毎に集めてプロジェクター画面を駆使しつつ『如何にセブンイレブンのオーナーにメリットがあるか』を説明して、「旦那さんやお知り合いなどに、このお話をしてみて下さい。我々と一緒に、新たなる成功への道を共に歩もうではありませんか」とブチあげたわけです。
もちろんこれは、一般のOFC達とは系統の違う『店舗開発』を扱う専門の部署の方がいらっしゃいまして、細かいデータを提示しながらとても丁寧に説明なさり、また質問も受け付けて時間を使いました。
…………もちろん、「あ、あれに関するデータは出してないな」「あっちの数字は明示されてないね」といった細かなツッコミ所は黙っていました。下手にツッコむと私のスタンスがバレてしまいますので、興味なさそうな顔して立っておりました^^;
ちょうどその時期、その近くのフランチャイズ店と同じ筋の道路沿い(反対向きではあるのですが)、しかも結構距離の近い場所に直営店舗を建てました。私はそれについてだけは深く容赦なくツッコんでみました。しかも全員を集めての場ではなく、改めて私とサシで話せる機会を狙い、一言一句聞き漏らさない覚悟で臨んでみたんですよ。
概略は以下の通りです。
「あの直営店舗は、オーナー店舗から距離が近すぎないか」
車の向きは逆で、大きな交差点を挟んでいる。
距離的に近くても客層は被らない。
「近距離に直営店舗を建てられて、そのオーナーの心情は如何か」
セブンイレブンとの契約で、正当な苦情を申し立てられるケースではないと認識している。
心情如何に関わらず、これはビジネスである。
「昔と比べて一店舗当たりの商圏は狭まる一方だが、今後も同様のケースが出てくるのか」
当然出てくる。
これは何も不思議な事ではなく、自然な推移であってオーナー契約を揺るがす物ではない。
今後の新オーナーにもその点で疑義を抱かれても困る。
私は、この問答でコンビニ業界を諦めました。
セブンイレブンですらここまで変わってしまったのならば、おそらくこの業界のどこで開店しても、余程の才覚が無ければ難しいだろう、と。
元はセブンイレブン1号店(1号店からフランチャイズが成立していた!)のオーナーと心を通わせた鈴木会長の会社でしたが、業界はここまで変わらざるをえなかったのか、と寂しくもありました。
ちなみに、実は裏話があります。
過去に勤めていた某チェーンのオーナーさん、契約更新の時期が近かったんですよ。
当時で三店舗持ってみえましたかね。今は五店舗ぐらい持ってみえるのかな?
契約を更新しないで、セブンイレブンに乗り換える事も視野に入れ、セブンイレブンからも資料を受け取ってみえたそのオーナーさんに、私がセブンイレブンの内部の実情を報告して検討して頂く事になっていました。
もちろん、「今のセブンイレブンは広告ほどオーナーを大事にしてくれないようです」と報告差し上げ、結局そのチェーンの契約は更新されました。
件の店舗開発の方も、まぁ私を侮って下さったおかげで本音を聞けたわけですが、あの問答で大魚を逃したかもしれないなぁ、と今でも思います。
――――と、長かったですが実はここまでがただの前置き(^-^;)
今日、書こうと思ったのはそんな事じゃなくって!!
実は、セブンイレブンが東海地方に進出する時、全ての新店にコーヒーメーカーの什器を置いたんです。
店頭で豆を挽くので、当時はどのセブンイレブンに入ってもドアを開けた瞬間、コーヒーの良い香りが漂って来ました。
『バリスターズカフェ』と言いまして、かなり本格的なコーヒーが手軽に味わえます。名古屋が喫茶店大国だと有名なので、この地方にはコーヒーの需要が高いだろうと言う事で採られた戦略だったようです。
ところがこれが思った程伸びなかったようで、直営店舗もフランチャイズ店舗も、どんどん什器が撤去されています。後にサークルKが同様のサービスを開始した中、バリスタ好きの私は置いている店舗を探し回りましたが、滅多にお目にかかれません。が、私の行動範囲の反対方面ですが、割りと近場に発見したのでそこをよく利用させてもらっています。
それがですね、昨日、金沢に行きましたら、バリスターズカフェを置いてみえる店舗を見つけたのですよ。そこは私の行動圏なので、歓喜して店員さんに話を伺ってみると、まだ店舗を増やし始めたばかりの金沢でもバリスタは少ないのだそうです。
あ、ちなみに家庭用の什器もあるので、私はそれも持っています。後にサークルKが同様の什器をセブンイレブンよりも安く販売したので、今は廉価版が売られていると思いますが、私は発売当初の物を家庭でも使っております。いや、だってマジで美味いんですもん。
店舗用の什器ではアイスもあるので、それ用の氷カップを冷凍コーナーからレジへ持って行って会計を済ませ、什器と睨めっこをします。ホットは自宅で飲めますしね^^;
トッピングはシナモン・ココアパウダー・キャラメルソース。要はキャラメルマキアートが作れますよって言う事なんですが、この一杯の為に長いことセブンイレブンを探し回り、今はこの店舗に通います。
売り上げが下がると本部が什器を撤去させちゃうんだそうですが、そのお店は一生懸命本部を説得して死守されたのだそうです。おかげでおいしい一杯が飲めるので、感謝は尽きませんねw
で、何が言いたかったかと申しますと――――――
店員「しっかし、お兄さんもそれ好きですねぇ」
自分「…………今、何てった?(←とっくに四十路)」
店員「いえ、だからお兄さんそのコーヒーよっぽど好きなんですねーって」
自分「よく聞こえない。もう一回頼む!!」
店員「………………???(・・)」
もう一回ぐらいサービスしてくれたって
いいだろ!? ヽ(`Д´)ノ
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
分かる人には、分かる。うん。(;^-^)
昨日はまた用事で一日北陸へ行っていたので、更新が遅くなってしまいました。
ちょっと時間が空いた時にセブンイレブンに入ったので、それに関連していくつか書き連ねてみますね~(^-^)
実は私、学生時代から音楽家時代まで十年以上某コンビニチェーンでアルバイトしてまして、最終的にはオーナーとして独立を視野に勉強しておりました。
しかし、コンビニ事情を勉強すればするほど業界トップであるセブンイレブンの凄さに打たれ、やはり現場を見なければならないと思い立ち、セブンイレブンにも飛び込んで、『オーナーとして独立視野である』という事は本部に隠して、一年半ぐらいですかね? アルバイトをしていた時期がありました。(店長には事情を話し、本部に隠して頂いていた)
ローソンとファミリーマートは全ての都道府県に店舗を構える所謂『ナショナルチェーン』ですが、セブンイレブンはそれにこだわらず、あくまでも集中出店(ドミナント)を旨とする鈴木会長の方針で、出店していない県もあります。(セブン側は言葉の定義的にローソン・ファミリーマートを『ナショナルチェーン』と呼ぶ事を嫌う傾向があるようです)
この、創始者でいらっしゃる鈴木会長の慧眼により、コンビニ業界では同業他社の追随を許さぬ独走態勢でした。業界二位のローソン始め、どのチェーンもかなり昔からセブンイレブンを強く意識して改善に努めていましたが、結局はセブンイレブンが打ち出した物を他者が真似して追随するという構図は変わらず、いつまで経ってもセブンイレブンの牙城を崩せませんでした。
中部地方ではサークルKというチェーンが非常に頭が良く、企画力などはセブンイレブンに迫る勢いがありました。私が某チェーンに居た頃、新しい什器の導入などは常にサークルKが一年程早く、進化著しいコンビニ業界に取ってその一年差は余りにも大きかったものです。
また、飛騨地方で猛威を振るった独特のコンビニチェーン『タイムリー』に対して吸収合併を打診、これを断られると報復として「タイムリーの店舗毎に、手前にサークルKを建てられた」と誰が見ても分かる程苛烈な攻撃を加え、四国で細々と生きながらえたタイムリーはついにデイリーヤマザキに事業譲渡する所まで追い詰められました。
そのサークルKが東海地方で大きな力を発揮出来たのは、セブンイレブンがナショナルチェーンではなく、東海地方になかなか進出しなかったからでもあります。小耳に挟んだ所では、どうも銀行関係を押さえてセブンイレブンが入って来れない様にサークルKが手を回した、とも言われますが、これは真偽が定かではありません。
しかしその後セブンイレブンは『セブン銀行』を創設、店内ATMを自社系列で賄うのと時期を同じくしてついに愛知県へ、そして我が岐阜県へと進出を果たしました。
コンビニ業界紙では、この愛知・岐阜でのコンビニ勢力争いが全国的に注目を集め、特に複雑な様相を示した岐阜県各務原市近辺の様子は当初詳細に記事が書かれ、業界関係者がそこらじゅうの店舗を『買い物するでもなく』うろうろしていたものでした。
私も当時勤めていた某チェーンのフランチャイズオーナーや社員と一緒に、岐阜県に初出店したセブンイレブンの開店セールに偵察へ参りましたが、閑散とした田舎にポツンと建つ真夜中のコンビニに、背広姿の集団たちが店内を埋め尽くしている様子は、かなり異様でした。普通深夜にFF(ファーストフード)を山盛り並べても廃棄処分行きですが、偵察の面々が我先にと買い漁って検証していた為、飛ぶように売れていましたね。そして、売れても売れてもまた作るわけで、またそれが売れるという。
開店セール中なので、本部の方(多くのチェーンでSV【スーパーバイザー】と呼ばれますが、セブンイレブンではOFC【オペレーション・フィールド・カウンセラー。普段はFCと略される】と言う)が店員に矢継ぎ早に指示を出し、ゴミ箱も頻繁に綺麗にされていました。
そんなセブンイレブンも、例によってお得意のドミナント戦略の為に大量にオーナーを集めたいけれども、コンビニの勢いが頭打ちに近づき各社オーナー不足に悩まされ始めた時期。そこでセブンイレブンでは、まだ出店していなかった北陸三県にも広告を出し、東海地方に移住して店舗を構えませんか、とやったわけです。
その後、結局北陸進出を決め、昔から出店していた新潟県と滋賀県の両側から石川県を目指し、富山県・福井県に進出、長い間を置かずに石川県にも版図を広げました。
そこで、私は疑問を持ちます。
それでは、北陸から東海地方へ移住されたオーナーさんの立場が無いのではないか。
そのまま待って地元で開店した方がメリットは多かったはずではないのか。
昔の鈴木社長が会長に退かれ、尚も強い影響力を持ちつつも会社に変化が出てきて、オーナーに対するスタンスが変わってきたのだろうか、それで本当にセブンイレブンはフランチャイズのオーナーの事を本気で親身になってくれるのだろうか。
独立視野だった私にもさすがに脳内に警告灯が点滅したので、セブンイレブンでアルバイトしながら本部の言動に注意しておりました。
また、そうしている間にも東海地方ではオーナー不足のまま出店を重ね、直営店を余り持ちたがらない本部はまた大々的にオーナーを募る為、一介のアルバイトまで店舗毎に集めてプロジェクター画面を駆使しつつ『如何にセブンイレブンのオーナーにメリットがあるか』を説明して、「旦那さんやお知り合いなどに、このお話をしてみて下さい。我々と一緒に、新たなる成功への道を共に歩もうではありませんか」とブチあげたわけです。
もちろんこれは、一般のOFC達とは系統の違う『店舗開発』を扱う専門の部署の方がいらっしゃいまして、細かいデータを提示しながらとても丁寧に説明なさり、また質問も受け付けて時間を使いました。
…………もちろん、「あ、あれに関するデータは出してないな」「あっちの数字は明示されてないね」といった細かなツッコミ所は黙っていました。下手にツッコむと私のスタンスがバレてしまいますので、興味なさそうな顔して立っておりました^^;
ちょうどその時期、その近くのフランチャイズ店と同じ筋の道路沿い(反対向きではあるのですが)、しかも結構距離の近い場所に直営店舗を建てました。私はそれについてだけは深く容赦なくツッコんでみました。しかも全員を集めての場ではなく、改めて私とサシで話せる機会を狙い、一言一句聞き漏らさない覚悟で臨んでみたんですよ。
概略は以下の通りです。
「あの直営店舗は、オーナー店舗から距離が近すぎないか」
車の向きは逆で、大きな交差点を挟んでいる。
距離的に近くても客層は被らない。
「近距離に直営店舗を建てられて、そのオーナーの心情は如何か」
セブンイレブンとの契約で、正当な苦情を申し立てられるケースではないと認識している。
心情如何に関わらず、これはビジネスである。
「昔と比べて一店舗当たりの商圏は狭まる一方だが、今後も同様のケースが出てくるのか」
当然出てくる。
これは何も不思議な事ではなく、自然な推移であってオーナー契約を揺るがす物ではない。
今後の新オーナーにもその点で疑義を抱かれても困る。
私は、この問答でコンビニ業界を諦めました。
セブンイレブンですらここまで変わってしまったのならば、おそらくこの業界のどこで開店しても、余程の才覚が無ければ難しいだろう、と。
元はセブンイレブン1号店(1号店からフランチャイズが成立していた!)のオーナーと心を通わせた鈴木会長の会社でしたが、業界はここまで変わらざるをえなかったのか、と寂しくもありました。
ちなみに、実は裏話があります。
過去に勤めていた某チェーンのオーナーさん、契約更新の時期が近かったんですよ。
当時で三店舗持ってみえましたかね。今は五店舗ぐらい持ってみえるのかな?
契約を更新しないで、セブンイレブンに乗り換える事も視野に入れ、セブンイレブンからも資料を受け取ってみえたそのオーナーさんに、私がセブンイレブンの内部の実情を報告して検討して頂く事になっていました。
もちろん、「今のセブンイレブンは広告ほどオーナーを大事にしてくれないようです」と報告差し上げ、結局そのチェーンの契約は更新されました。
件の店舗開発の方も、まぁ私を侮って下さったおかげで本音を聞けたわけですが、あの問答で大魚を逃したかもしれないなぁ、と今でも思います。
――――と、長かったですが実はここまでがただの前置き(^-^;)
今日、書こうと思ったのはそんな事じゃなくって!!
実は、セブンイレブンが東海地方に進出する時、全ての新店にコーヒーメーカーの什器を置いたんです。
店頭で豆を挽くので、当時はどのセブンイレブンに入ってもドアを開けた瞬間、コーヒーの良い香りが漂って来ました。
『バリスターズカフェ』と言いまして、かなり本格的なコーヒーが手軽に味わえます。名古屋が喫茶店大国だと有名なので、この地方にはコーヒーの需要が高いだろうと言う事で採られた戦略だったようです。
ところがこれが思った程伸びなかったようで、直営店舗もフランチャイズ店舗も、どんどん什器が撤去されています。後にサークルKが同様のサービスを開始した中、バリスタ好きの私は置いている店舗を探し回りましたが、滅多にお目にかかれません。が、私の行動範囲の反対方面ですが、割りと近場に発見したのでそこをよく利用させてもらっています。
それがですね、昨日、金沢に行きましたら、バリスターズカフェを置いてみえる店舗を見つけたのですよ。そこは私の行動圏なので、歓喜して店員さんに話を伺ってみると、まだ店舗を増やし始めたばかりの金沢でもバリスタは少ないのだそうです。
あ、ちなみに家庭用の什器もあるので、私はそれも持っています。後にサークルKが同様の什器をセブンイレブンよりも安く販売したので、今は廉価版が売られていると思いますが、私は発売当初の物を家庭でも使っております。いや、だってマジで美味いんですもん。
店舗用の什器ではアイスもあるので、それ用の氷カップを冷凍コーナーからレジへ持って行って会計を済ませ、什器と睨めっこをします。ホットは自宅で飲めますしね^^;
トッピングはシナモン・ココアパウダー・キャラメルソース。要はキャラメルマキアートが作れますよって言う事なんですが、この一杯の為に長いことセブンイレブンを探し回り、今はこの店舗に通います。
売り上げが下がると本部が什器を撤去させちゃうんだそうですが、そのお店は一生懸命本部を説得して死守されたのだそうです。おかげでおいしい一杯が飲めるので、感謝は尽きませんねw
で、何が言いたかったかと申しますと――――――
店員「しっかし、お兄さんもそれ好きですねぇ」
自分「…………今、何てった?(←とっくに四十路)」
店員「いえ、だからお兄さんそのコーヒーよっぽど好きなんですねーって」
自分「よく聞こえない。もう一回頼む!!」
店員「………………???(・・)」
もう一回ぐらいサービスしてくれたって
いいだろ!? ヽ(`Д´)ノ
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
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