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『命』とは。(今日は重いよ!)

2012-07-04 23:56:15 | 思考の散歩
 まずは、犬のお話。御存知の通り、人間に危害を与える可能性もあり、飼い主不明の犬、飼い主が手放した犬は殺処分されます。


 ちょいと動画の都合で冒頭わずかに広告が入りますが、すぐ本編が始まります。


名もなきペットたち:「殺処分」ガス室の犬



 ……まぁ、昔から言いますよね。
 人間の都合で、「可愛い可愛い」と飼い始めたはいいが、世話出来なくなって保健所に連れていかれる。
 猫なんかでも、高速道路のサービスエリアなどに、たまに捨てられたりするようです。

 「命あるものなのだから、最後までキッチリ面倒を」と昔から何度も何度も聞いていますが、いくら不景気とは言え、昔よりはよっぽど豊かになっているはずの人間は、まだ自己都合でこんな事をするわけです。(昔みたいに、服が破れた所を縫ってツギハギにしている子供とかまず現代見ないですよね)

 転居先のマンションがペット不可なんてケースもあるかとは思います。
 しかし、そこであっさり保健所へ連れていく方は、本当に『(家族同然の)命』を守る為に手を尽くされたのか。

 「だって、しょうがなかったんだよ」と言われたとしても、私には誠実さを感じられません。


 「人間じゃないんだから、犬猫にそこまで」と仰るでしょうか。



 人間相手だって、同じ事やってるケースがあるじゃないですか。



4歳兄、生ゴミ食べて生き延びる 1歳児放置死




 やってる事は、大して変わらないように思いますねぇ。


 私もよその飼い犬に噛まれた事があったりしますが、古来犬は人間に大変尽くしてくれています。

 兄弟の居ない子供などの情操教育に一役も二役も買ってくれたり(一人っ子の私も犬と一緒に育ちました)、忠犬ハチ公のような事例は海外でも伝えられたり、アルプスでは遭難者の人命をいくつも救ったり(本当に訓練で様々な事を教えられていて、気付けのアルコールなども飲ませるそうです)、心臓発作で動けない主人の為に助けを呼んで一命を取りとめたり(発作の匂いが犬に分かるそうです:おそらく発汗が独特の物になると思われる)、枚挙に遑(いとま)がありません。



 それも、これも、人間が犬に対して愛情を注いでこそではございませんか――――――





 (後日、付記)

 某日、私の寝室に少々大きめのムカデが現れた。
 私の睡眠を妨害し、健康と精神を脅かす、憎き宿敵である。
 運悪く今回は取り逃がし、猛烈な速度で殺ムカデ剤の届かない影まで逃走するのを、指を咥えて見送るだけの結果に終わってしまった。

 あの矮小な下等生物が、人間の普通に歩く速度に迫る勢いで逃げる程、本能的に『 死 』を拒んだのだ。


 保健所の犬、物置の赤子、その想いの程は如何ばかりか。

 考える事を許された者が、望まない『 死 』とどのように向き合ったのか。
 それに想いを馳せると私は、必死に逃げるムカデを追う気に、しばしなれなかったのである。




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