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ゆとり教育の影響は今!?

2012-11-10 22:43:26 | 思考の散歩
 まぁね、お上は良かれと思って『ゆとり教育』を導入したわけなんですけれども、後になって悪しざまに言われていますよね。

 教員の労働環境が改善されたという実績はあるわけですが、それでも学力低下などが問題視されまして、一部の東京都が行っている前例を踏襲し、大阪市では試験的に先行的な見直しが為されます。



土曜授業、大阪で10年ぶり復活 「脱ゆとり」市立小5校で先行実施



 センセは大変になりますけどね、これはこれで、何年後かに影響が語られるようになるでしょう。

 その時にまた、判断どころが来ると思いますね。



 そして、もう何年も前からの制度なわけですから、当然、企業にも影響は出ているわけです。

 新入社員の扱いに悩む上司って、多いようですね。



ゆとり世代を怒る時「トドメを刺してはならぬ」と美人経営者


 まぁ、今の記事タイトルに『美人』を入れる意味はあるのか!?(^-^;)って疑問もあるんですけどね!

 やはり、『人は力なり』と申しますか、会社を動かすのは、上から下まで、結局は『人』なわけですからね、人材育成が企業の運用・発展のキモでございます。しかして現場では直接新入社員に接する中間管理職の方々は、なかなか思うように行かない。昭和の感覚が通じなくて、もうどうすりゃいいのって方がそこかしこにいらっしゃるようですね。


 これは確か、以前このブログで書いたような気がしますけれども、経営コンサルタントの方でしたかね、プライベートでご友人と飲みに行かれた時のお話が印象に残りました。

 そのご友人がまた、管理職として新人の教育に悩んでみえたので、個人的に相談されまして。
 部下に「アイツに負けてるぞ。もうちょっと頑張れよ」なんて発破をかけましても、返ってくる言葉は「どうして負けて頑張るんでしょうか? 関連性がわかりません」なんてことでして、『ゆとり教育』で競争性を排除されて育った子たちには、他と比べるという意識が薄いらしいんですね。

 そこでアドバイスとして、「ライバルと競らせても無駄だよ。その子自身が『個人として』伸びている事を評価してあげたらいい」と諭して、ご友人もその通りにしましたら、これが結構うまく行くようになったらしいんですね。だいぶ感謝されたのだそうです。




 またね、私、個人的によく思いますのは、なんでもかんでも『ゆとり教育』のせいにされていないかな、という事でして。

 学校なら教師と生徒、企業なら上司と部下ってわけなんですが、下の者は、上が思っているよりもずっと目上のことを観察していると思うんですよね。


 子供って言いますのは、そりゃ、まだいろいろな事を知らない『通過点』のようなものですよね。すると必然的に、動物の本能として「上位者から様々な情報を吸収して、この時期を通過しよう」とするはずですから、ちょっと誤魔化したり、邪険にしたり、馬鹿にしたりなんてのは、すぐ敏感に察知しますよね。感受性も豊かですし。
 そういった意味では、教師や上司といった『オトナ』は「わかっているから他人への興味が薄れている」とも言えるでしょう。『ゆとり教育』という、相手をひと纏めに扱って単純化するのに誠に便利な言葉に目が眩んで、実は生徒や部下の『個』を、しっかり見てあげていないのではないか、把握しきっていないのではないかと危惧しております。


 『オトナ』って言いますのは、いろいろと「わかっている」つもりになって、つい、頭が固くなりがちなわけですが、子供・若者は柔軟ですし、良い事・良いセンス・立派な振る舞いという物を、先入観をブチ壊してでも発見します。


 最近、やれ反韓だ、嫌韓だなんて言いますし、人によってはそれを若者の偏見だろうと決め付ける『オトナ』もみえるかもしれません。

 しかし、「この人、すげぇ」と思えば、韓国人だろうが、中国人だろうが、諸手を挙げて絶賛するのが若者なわけです。




H.J.Freaks 僕と契約してベースを弾けよ



 ま、ちょっと映像がアレなのはご容赦ください^^;

 今のベーシストは韓国人と、視聴者は知った上で、大絶賛をしているわけなんですよ。自分が『良い』『凄い』と思えば、世間でいろいろ言われる韓国人だろうが、全く関係無い、お構い無しなわけです。

 ニコニコ動画上の画面では見れますが、俺たちの韓流スターというタグも付けられています。まさにその通りでして、この方がニコニコ生放送を開始されるともう、すんごい数の若者が集まるんですよ。大盛況、大絶賛です。


 同じことがね、教師や上司に対しても、当て嵌まらないかと。

 実は教師や上司に対して『悪い』『格好悪い』という視点を持っているから・俊敏に察知しているから・不満を持っているから、言う事を聞かないのかも、しれないですよね。


 教師・上司という立場に胡坐(あぐら)を掻いて、『ゆとり教育』という言葉で思考停止をしていないか。

 コミュニケーションがうまく行かなくて悩まれる方は、一度じっくり、見つめ直してみては、いかがでしょうか?



 若者に倣って、柔軟に――――――




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