山田里奈オフィシャルブログ∞

文学座 山田里奈本人によるブログです。

7月17日。

2012年07月17日 19時26分02秒 | Weblog
今日は、7月17日。

私にとって、とても大切な日。

最近の私は、パワフルな二人の息子達と過ごす毎日に精一杯。

6月の自分のお誕生日にもブログ更新が出来ず。
しかし、今日は、大切な大切な日。

意識して立ち止まる。

今も、夕飯の諸々と、連休明けでグダグダな息子達に囲まれバタバタしている自分ですが…先ほど、意識してベランダに出て深呼吸。

そして、昨年の7月17日のブログ記事を読み返す。

ベランダからは綺麗な夕焼け。

吸い込まれそうな空。


まだ、福岡の空の下に居てくれてるような気がして仕方ない…それも錯覚。

息子達に、私の大切な人のお話しをする。

命は繋がれている。

精神も受け継がれている。

ベランダには、紫色の紫陽花。

冷蔵庫には、桃。

ベランダからは、海。

今日は、大切な人が好きだったものに囲まれてみる。

息子達が観ていた、夕方の教育テレビからは【浜辺のうた】が…何だか胸がキュウとなる。

一年たったけど、やっぱりまだまだ寂しいな…と、少し涙をこらえながら台所で洗いものをしていた私に、リビングで積み木をしていた息子氏が「おかあさんね、大丈夫だよ。次ね、ボクがね、七夕でね、お願い事書くときにね、おかあさんがね、曾おばあちゃんに会えますようにってね、書いてあげるからね」と、笑顔で。

優しいね、頼もしいね。

おばあちゃんの助けは無くなったけど、小さな小さな息子達が助けてくれるようになったよ。

息子達を抱っこして、ベランダで深呼吸。

風にのって、潮の香りが。

あっという間に、空は真っ赤から藍色に。

灯台の灯りもともりました。

さて、家事の続きをしましょうか。

生きている私に出来ることは、息子達と向き合い、日々をキチンと過ごすこと。

彼らにとって、楽しく、楽しく、優しい存在でありたい。

どうだろうか。

強いかな、弱いかな。

次の七夕は、強く優しい息子達と短冊を書こう。

おばあちゃんの居ないこの世は、まだ何だかポッカリしたままだけど、彼らのおかげで、また一年、心豊かに過ごせそうです。

空を見上げる度に、想っています。

見守っていてね。

…って、言わなくても見てくれているよね。

やっぱり、居なくなった今も、沢山のありがとう。




7月17日、大切な日に。


里奈
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1 コメント

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応援席より〓 (おんしゃん)
2012-07-26 08:52:03
7/17の福岡は梅雨が明けきれず、大雨が降ったりやんだりしている頃。

おばあちゃん、きっとリンタンのそばで、きれいな夕焼けを見ていたことでしょう

戦争を知らない私たち、飢えを知らない私たち、祖父母が作り上げてくれた平和と豊かな生活を次の世代に繋げなくては。
リンタンの子供達だもの大人になってもきちんと分かる子に育つでしょう

感謝、感謝だね〓
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