山田里奈オフィシャルブログ∞

文学座 山田里奈本人によるブログです。

かなざわ市民劇場。

2009年06月03日 14時30分42秒 | Weblog
美術館の次に向かった先は…金沢市文化ホールです。


なぜに、金沢市民文化ホールか?!


実は、金沢市民劇場さん主催の公演、劇団俳優座 『三屋清左衛門残日録 夕映えの人』を観劇させていただいたのです☆


私にとって、市民劇場=イコール=旅公演で、自分はいつも舞台の上に立つ側なので、客席の側から観られるなんて、とても貴重な経験でしたっ!!

開演前のロビーからして、通常の公演とは雰囲気が違いますから、そのアットホームな様子に、まず感動しちゃったりして(笑)

市民劇場の方々とも、普段お会いするのは開演前と終演後ですから「私達がいつもバタバタとメイクしている時間、ロビーではこんな風に運営して下さっているのか…」と、改めて感謝の気持ちが込み上げてきました。


あたたかいですね、とにかく。

そして、その感動さめやらぬまま客席で指定された通りに“通路寄り”の席に座っていると…《席詰め》なるものが始まり…あれよあれよという間に私は“客席中央”の観やすい席に。慣れない《席詰め》に戸惑っていると「お嬢さんは、どこのサークル?」なんて聞かれたり(笑)とにかく全てが新鮮☆


旅公演に行くと、開演前に、度々《席詰め》のアナウンスが聞こえてくることがあるのですが、先日は、いつも楽屋のモニターから見ているその風景の中に自分が居ることが不思議で、とても楽しかったです!!


もちろん、肝心のお芝居も存分に楽しみましたよ♪


藤原周平さんの淡く切ない世界にググッと引き込まれ、主演の児玉泰次さん、川口敦子さんをはじめ、俳優座の皆さん、とても素敵で、勉強になりました。俳優座と文学座では、同じ和物を演じるのでも表現の仕方が違いますから、興味深く拝見しました。


私はこの夏、俳優座劇場プロデュース公演「サマーハウスの夢」に出演し、秋からは旅公演で四国や新潟をまわります。


今回の観劇で、また一つ旅公演の良さを知ることが出来ました。
金沢市民劇場の皆さんのおかげで、大切なモノを再び手に入れる事が出来ました。


あ~~~~~~~早くも、演劇鑑賞会の皆様にお目にかかりたくなりました!!


この先、皆さんに楽しんで頂ける舞台を作り上げるために、とにかく私は、日々精進あるのみですっ!!

最後に、金沢市民劇場の皆様、俳優座の皆様、先日は貴重な経験をさせてくださり、ありがとうございました。


★追伸★

観劇当日に頂いた会報に、偶然にも私の所属している文学座の公演「初雷」についての感想が沢山掲載されていました。その真っ直ぐな感想を読み、客席に居ながらにして、身の引き締まる思いでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする