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りんのお散歩

一児の母になりました。
のんびり、ときに激しく語ります

シンデレラマン

2005-10-13 19:35:31 | 映画♪
久しぶりに、心に響く映画を観たな・・・♡
と、思いました。シンデレラマン。

なんだか、りんのイメージでは(あくまでも勝手なイメージ)、
恐慌によってお金が無いラッセルクロウが、いやいや身体を張ってボクシングでお金を稼ぐ、、、と言うものだと思っていたの。だから、どっちかというと、かわいそうな話で、見てられないわ・・・っていう類のものかと思った。
でも、観てられないどころか。

うんとね・・・

感動したとかそういう感じじゃないんだよね、この映画の表現は。
やっぱり、「心に響いた」というのがいいのではないでしょうか。
最初から最後まで、「なんていい映画なんだろう!!」
と、手を叩く気持ちでした。
そして、ストーリーとともに私を感動させたのは、俳優さんの力だと思いました。

ということで・・・


主演のラッセルクロウについて。
徹底的に役作りをする俳優だというのは有名ですが
今回も凄かった!!!
良い父であり、良い夫であり、良い友人、というキャラクターをとても繊細に丁寧に作り上げていた。
ラッセルクロウについては、以前、「ビューティフルマインド」で、凄い役者だなぁ・・・と感じていたのですが。
いやはや、磨きがかかっていました。
ここまで徹底して演じる人間こそ、役者と呼ぶにふさわしいと思ったヨーー!!
そういう意味ではジョニーデップも「役者」ですが(役によって変幻自在!!凄いよなぁ)、
ラッセルクロウの泣かせる演技の方が、幅が広くて深いような気がしました。
 

レネーゼルウィガー。
彼女もまた、奥の深い役者さんです。
ブリジットジョーンズではっちゃけた等身大の女性を演じたかと思えば、
シカゴ!シカゴ!!もうひとつシカゴ!!!では、可憐で腹黒い(笑)ロキシーハートを演じきりました!あの可愛らしすぎる声は忘れられません。
今回の役・メイは、深い愛情で夫を支え、子供たちを支える、ザ・妻と母のかがみ(りん調べ)。こんな女性になれたらいいなぁと素直に感じました。
っていうか、メイが出るだけで既に泣けたからね。どのシーンも。凄い役者さんです。


しかし、ホントにホントに、、この夫婦が、とにかくいいの!!
子供が盗んだサラミを返しに行く時のシーンに泣きました。
また、
生死をかけた戦いに行く時に、ラッセル父は三人の子供と向き合います。
始めに、末の娘(この子、凄い好き。可愛いの♡)。父は娘の頭をなでて顔をなでてくしゃくしゃにします。
次に、真ん中の息子。この子にも、父は頭と顔をなでます。

最後に、一番上のお兄ちゃん。
この子に対しては、父は、固い握手を求めます。
その瞬間、前に観たジョニーデップ主演のネバーランドのワンシーンが浮かんできました。やっぱり一番上のお兄ちゃんにデップが「凄いな、今この一瞬で君の中から少年が抜けて大人になった。」みたいなこと言うシーンです。
ラッセル父もまた、一番上の息子に対して大人としての態度で接したのは、なんだか感動しました。その握手には色々な意味が込められているようで。「任せたぞ」とでもいうかのよう。言葉は存在しませんでしたが。

果てしなく大きい父の背中。ラッセル父。


そして
ウチの母が「ボクシングのマネージャーってこんな風に励ましたりするんだね。」っていってました。本当に、マネージャー兼親友のジョー、彼がラッセルを励ますところ、凄いなって思いました。
ていうか、常に励ましてるんだけどね。
特にラウンドとラウンドのあいだ(この時間のことなんていうの・・・?)の励まし方は熱かった!!!観ていただければ分かります。もう、影の主役かと見紛うほど、その仕事振りと情熱、そしてなんといっても選手のモチベーションを上げる言葉のシャワー。たまらんね。
ラッセルは「彼こそオスカーを取るべきだ」といっているとかいないとか。
私も賛成!!


大恐慌の中、人々に勇気と希望を与えた続けたラッセル演じるジム。
その暮らしぶりを見ていると、貧しいということは罪なのか、と考え込んでしまいます。そんなことないって、思っていたいけど、綺麗事ばかり言ってられない事実が過去に存在するんだなぁ。。。

キョウコうについて考えたキョウコの頃(台無し)

忍 -SHINOBIー

2005-10-02 22:26:38 | 映画♪
りんは、基本的には邦画は映画館で見ないと決めています。何故か・・・というと、邦画は地上波で放送するの早いし、そもそも映画館で見るほどのものを期待していないからなんですね。実際、黄泉がえりもセカチューも別にたいしたこと無かったし(どっちも映画館で見ていない)。ではなんで「忍」は映画館へ見に行ったのさ~~!って良い質問ですね。お答えしましょう。

まず、魅力的なのはキャストです。オダギリジョーと仲間由紀恵、りんはどっちも大好きなんです。それだけでも見に行く価値ありでした。そういった意味では今度始まる春の雪(妻夫木聡と竹内結子のやつ)も見たい気がしますが、重そうなので見ないかも・・・だけどみたい・・・と、こういうときはきっと地上波を待つんだろうなあ・・・。

で、見た感想です。ちなみにネタばれ危険度大なので、見たいと思っている人は読まないことをお勧めします。

(文字)
オダギリジョーって孤独が似合いますね。本当に。頭領の孫という忍者の世界では絶対的な権力を持っていながら、自分の力じゃ何一つ変えられないことへの葛藤とか、そのあまりの強さのせいで孤独であるという姿が、とても丁寧に演じられていたと思います。回りの動きがスローモーションのようになる術を使うのですが、その時の彼は本当に格好良い。彼自身は、スローモーションの中を普通に(まあ忍者だからそれなりに俊敏に)動いているだけなのに、周りにいる人は、なんだか訳が分からないけど知らないうちに切られてるよ俺、なんです。で、そんなジョーくんカッコイイってなもんで手を叩きそうになっていたのですが、その術を体得していることはつまり他人とは速度の違う時の中に生きるということを指し、彼はさらに孤独を感じることになるんだろうな、なんて考えてみたり。

女の朧(仲間)に比べて、弦之介(オダギリ)の方が、戦いを拒んでいたのも印象的でした。どうにかして仲間たちを失わないようにしたいし、彼女の朧ちゃんとも今後ともいちゃいちゃしたいよーーってな考えのもと走り回ってみたり立ち尽くしてみたりするオダギリ弦之介とは裏腹に、結局結ばれることの無い運命だったのよと言い放ち、最後は弦之介を殺す覚悟の仲間朧(弦ちゃんは死ぬ覚悟)。女は現実的です。・・・え??朧も殺す気は無かったんじゃないかって??いやいや、2回術使ってますから!!2回とも不発だっただけです。なんていうシビアな考えのりんもまた、女ですからやっぱり女は現実的なのでしょう。
こんなことばっかり書いてますが・・・最後に2人が対面・対決するシーン、泣けましたよ、やっぱり。

仲間由紀恵ちゃんはやっぱり可愛かったよ。
あの服も似合ってました。でも朧の術は反則じゃないんすかーーー???あれじゃあ、ストーリーがある以上、ジョー君と戦うわけには行かないよねーー。

後は、個人的に陽炎が可愛かった。
毒出すところは気持ち悪かったけど、切ないよね。

そんな感じで、この映画はお勧めです。映画館に行っていいと思うよ。ってこんなネタばれ投稿見てから映画館行く人いないでしょうが。汗
しかもあゆの主題歌がまた良いです!!せつないっす。


ちなみにこの映画全くといって良いほどラブシーンが無かったのです。主役2人にさえ。なのでこの映画を撮るに当たって小さくニヤリとしたのは、作中で唯一キスシーンのあった椎名桔平その人なことは間違いないと思います。

スターウォーズ シスの復讐

2005-08-04 16:56:44 | 映画♪
遂に・・・
遂に見ましたエピソード3.
ここまで長かったよ・・・。ビデオに録画したりレンタルショップに駆け込んだりした日々が夢のようだよパトラッシュ・・・。
私の周りにも既に見た人が何人かいて、そろいも揃って「最高だったよーーー」なんていうもんだから楽しみにしてたんだ。してたんだけど、何せ前作までがいまいち過ぎたから。。不安もありーのでしたが。が。が。が!!!そんな不安もいっぺんに吹き飛びましたよ、ええ。
前半は想像通りまあまあーーって感じだったんだけど、アナキンが暗黒面に堕ちてからが、めちゃめちゃ面白い!!!ドラマだね、うん。せつなくてりん号泣。もうアナキンに涙、パドメに涙、オビワンに・・・涙。っていうか、オビワンせつな過ぎる!!!ここに来てやっと弟子への愛情を言葉にするなんて。。うわああん。。。
アナキンも、色々葛藤とかあったんだろうけど、こうならざるを得なかったんじゃないかな。運命というか。(こう書くと身も蓋もない感じですが。)

・・・でも、ジェダイって優等生過ぎるよな。ジェダイのルールと教えだらけの世界から脱して、怒りや恐れを持った個として生きてみたいっていう気持ちはなんかとてもよく分かる。アナキンがそう思ったかは謎ですが。生徒会やめてボクシングスクール入って、電車のホームで絡んでた酔っ払いを殴っちゃったようなもんでないの?結局。
生徒会長は出来た人間だから、ジェダイの規則の中でもいきてけるけど、大多数の人間はそうじゃないんだよってことを何とかして分からせたい。ヨーダ会長・・・。

でも、本当に面白かったです。・・・本当に切なかった。この映画の中のアナキンは勿論なんだけど、この先、本当に理性を失うまで(つまりエピ4までの間)のアナキンのこと考えるとさらに悲しい。パドメが、死んでしまったことがせめてもの救いだったかもしれないなあ。生きていたらさらに辛い気がする。

最後に、パドメとアナキンが吸い寄せられるように抱きしめあうのが、とても好きです。

マスクオブゾロ

2005-07-18 22:12:47 | 映画♪
大好きだ~~~大好きすぎるよゾロ!!!
昔、なにやら借りてきてみて一気にはまったゾロ。遂にゲットしました!

アントニオバンデラスがカッコよすぎ。だからゾロもカッコよすぎ。
レジェンドオブメキシコのバンデラスはいまいちだったから、みんなゾロをみてバンデラスにはまってねっ☆・・・ってことで今日はゾロ祭りだよ(笑)

ストーリーも好き。
最後まで馬と仲良くなれなかったり、ドジばっかりふんでるゾロだけど、やっぱりここぞってときにはオーイエーなの!!!(意味不明)
紳士アレハンドロもかなりきゃ~っこいいね☆

エレナお嬢様とやりあうシーンがこれまた好き。ゾロにしびれすぎてしまうね!!
さてと・・・
もっかいみよっ( ≧∇)ノ"

スターウォーズ クローンの攻撃

2005-07-15 22:17:00 | 映画♪
遂に・・・遂にここまでやってこれたよ・・・
エピソード2まで来たよ!!!
これでやっと劇場でアナキンや王女やヨーダに会える☆
おすぎが雑誌でエピソード3をべた褒めしていたことから
始まったりんのスターウォーズ熱。
残すところ後1作品になりました。

って、盛り上がってるところ本当に悪いんだけど、
このクローンの攻撃・・・きわめていまいち。(←日本語変)
アナキンとアミダラのラブコメを見せられテンション下がり、
アナキンの空回りを見せられ激しく肩を落とし、
相変わらず見せ場が何処なのかわからずへこみ、(勉強不足だから?)、
もうなんだかなあ~な感じでした。

でもでも相変わらず3見るのは楽しみ。
信じてるよ、おすぎ!!!

スターウォーズ ファントムメナス

2005-07-13 18:37:49 | 映画♪
やっとこさ、ファントムメナスまでたどり着きました。
念願のシスの復讐まであと一息・・・。
以下、感想↓

やっぱり、前作までに比べてゴムっぷりが消えてました(どんな感想)。
ストーリーも、前作までの逆を行っていて、すごくすごく面白かった。
これからどうなるのかがすごい気になるよ~~~( `_)乂(_´ )
なんか、スターウォーズって、他の映画より、いわゆる番外ショートストーリーが
ちゃんと描かれていて、監督の遊び心が満載だった。
今回は、アナキンのレースとかね。ナイス☆
アナキン・・・アナキン可愛いじゃないのーーー( ≧∇)ノ"Ω
あんなおっさんになってしまうとはどうしたって考えたくない。。。(笑)

ユアンマクレガ-とか、ナタリーポートマンとか、美し過ぎて
ほんとに綺麗な異性人って感じがした。

早く次も見て、その後はいざ映画館!!!まってろよシスの復讐★

スターウォーズ☆彡

2005-07-11 17:06:38 | 映画♪
今、最も旬な映画とは???
答えはスターウォーズでしょう☆
・・・あれ??昨日書いた日記に、スターウォーズ見たことないって
言ってたジャン!!!
・・・そうなんです。今最も旬と思われる映画を私は見たことが無かったの。
だから、スターウォーズについての知識といえば
ジェダイ(それが何なのかは謎)という単語と、ダークサイドという単語、
そしてアミダラ姫(あやうやな記憶)の殺人的なまでの美しさ
(ナタリーポートマン大好き
でも、映画関係の情報雑誌とか見ると、今上映中のエピソード3は、
かなりいい出来らしく、感動の嵐だということが書かれていたので、
映画好きの私としては
「見なきゃ」という使命感に襲われました°゜°。。ヘ(;^^)ノ
でも、いきなりエピソード3を見に行くわけにも行かないので、
仕方なく(笑)初代のものから見ることにしました。
・・・ということでレッツゴーレンタルショップ!!!
店員のおにいさんに、
「あの、今更ながらスターウォーズの初代から見たいのですが・・・」
と言ってみたところ、
「「じゃあ、これですね」
と出されたものは
なななななんとも古い感じのするビデオ
一体何年物なんでしょうか・・・?
半ば諦めながら、
「あの、DVDはないのでしょうか・・・
ときいたら
「はい!ないんです
と。
店員さん、あっさりはっきりいってくれました(´ヘ`;)
なので久しぶりにビデオ借りちゃったよ。
そして、見た感想。

コカコーラとかに、ついてくるおまけの人形あるじゃん??
(チョコエッグでも可)
あんな感じの人々(異性人)がわんさかいました。
「ゴムがしゃべってる!!!」
これが、スターウォーズについての唯一であり全ての感想であります。
でも、話は面白かったような気がするよ。

ちなみに鉄板もしゃべってたよ

炎のメモリアル

2005-07-07 22:49:22 | 映画♪
どうにもこうにもやる気が出ない時がある。
例えばミステリー小説の続きが気になって、
気づけば深夜3時を回っていた・・・なんて日の翌日。
例えば家でダラダラしていて講義に遅刻した昼下がり。
こんな日が、私にはよくあると思う。
でも、どんなに眠くても、どんなにだるくても、
それでも今日は変わらずやってきて、
やらなくてはいけないことも、それなりにやってくる。
そんなときは・・・
私は、今日を捨てる。
「もう良いや、捨て日にしよう」
という風に。

私は今大学生だから、
今日を捨てる、ということが許されるのだろうけど、
やっぱり仕事人になったら
そうはいかないよね。
大事な会議があったり、アフター5で気張ったり
・・・だけど、社会人になったって、
やっぱりみんなそれなりに、
今日を宝物のように思ったり、捨て日にして手放したり
うまくバランスよくやってるんじゃないかなあ・・・と思う。

この世には、捨て日を持つことが許されない職業がある。
この映画で描いている、消防士。
かれらに今日を捨てる、という概念は存在しない。
彼らにとっては、毎日が人生最大の日なのだろう。
ひたすらに、人を救う。
これって、ひとつの才能だと思う。
やっぱり、消防士とか、そういう仕事って、
カッコイイって憧れや情熱だけじゃなれないんだね。

なんだか、映画についてというより、消防士についてになってしまったけど
こんなことを強く感じるような映画だった。