パソコンが遅えーー!
は、全人類が一度は思った事があることだと思いますが
我が家のパソコンはいまこの瞬間もとてもとても遅く、我が家でのんびりさんと呼ばれるほど遅く、コレ多分なんか重いソフトかなんか入っちゃってるんじゃね?と夫婦間ではよくその話題になるのですが。
でもどうでもいいことはどうでもいいの、という上昇志向の低い私は、初期化しようか、とか、ちょっとみてみようか、と持ちかける主人の意見をはねのけ、口から出てくる言葉はいつも
使ってないし使わなきゃいいんだからいい
~終了~
まぁそんなわけで我が家のパソコンはもはや何ヶ月も開かないオブジェと化し、ブログアップもメールもなんでも全て現代っ子らしくiPhone一筋でやらせてもらっております!(キリッ
「携帯だと写真送るのに限度があるからパソコンのメールを教えてください」とある業者さんに言われたときは、「白黒でいーんでFAXで下さい」と言ってのけた程度にレトロな人間です
そんな暮らしですが、私だって憧れます。早いパソコン。
早きゃあもしかしたらもっとパソコンに触る気も起きるのでしょうし、ストレスもなく快適ですもんね。でもどこまでも他力本願で、しかもパソコンの話にとどまらず現状を変化させる事が苦手な私は、「このままでいーじゃん」思考がとても強く、どうにかしようと思えない
先日ついに「リビングに必要なし」という判決を下し、現在使っていない倉庫のような部屋にパソコンをテイッとしまいこんだ始末。最新機器が二軍落ちというあり得ない状況を作り出したわけですが、そうは言っても気に入ったデザインで購入時の思い入れもあったので、また使いたいなーとぼんやり思ったりもしています。
そんな私が、今回読んだ漫画
87CLOKERS
タイトルからどんな漫画か全くわからないですが、コミックス(二巻)の帯にはこう書いてありました
【いま、一番速い漫画】
おー…お?
さらに帯を読むと、作者の字で
「よく何の漫画?と聞かれるのですが、音大生が世界一速いPCをめざす漫画です」
おおー!
これだ、求めていたのはこれだ!とばかりに勢いよくレジに叩きつけ、買ってきました、そして読みました!早速読んだ!求めていた世界!
とにかく読んでビックリ、本当に世界一速い漫画だった。そして読んでビックリ、
面白いんだけど何言ってんだか全くわからん
かなり砕けた感じで書いてあるし、わかりやすい解説盛りだくさんなんですが、それにしたって全っっくわからない。
でもその【半端ないレベルのわからなさ】にむしろ笑いがこみあげてきて、久しぶりにこんなにドキドキニヤニヤしながらマンが読みました。
さて。
何度も申し上げますが、私は【変化も進化も受け入れない、現状を維持した状態】をこよなく愛する人間なので、パソコンにとどまらずもうどんなものにでも、突き詰めれば人間関係でさえも、快適便利じゃなくても使えれば(機能していれば)良い、と考えるたちです。
なので正直、主人公の奏くん以上に「PC速くして一体ナニガタノシイノ?ハテナ?」状態だったんですが、それは読み終えたいまでも変わらずそう思ってるんですが、【私が到底理解出来ない世界で、到底理解出来ないことに、情熱の全てをかけて生きている到底理解出来ない人々】が私は身悶えするほど好きなので、そういう側面からグイグイ攻め込んできたこのお話は、まさにバチッと私の好みにはまりました。
まだ四巻までしか出てないこともあり、人間関係やそれぞれの立場などわからないことの方が多いため、感想というほどの感想が書けないのですが、とにかく面白ーい!ことだけは確かです!
それにしてもみんなの、パソコンを冷やす事にかける情熱がすごくて…
雪が降るほど寒い日に、暖房もつけず、むしろ液体窒素で部屋中キンキンに冷やして、ただひたすらPCを冷やす
ドライアイスを素手で掴み、機材の上に置いてやっぱりPCを冷やす、
冬山で冷やし、
業務用冷凍倉庫で冷やし、
ノルウェーの森で冷やし、
PCを冷やすことに全てをかける人たちの頂点にいるミケさんの生活が、ドックフードを食べたり食パンの耳が夕食だったりするところがすごく笑えて良いです
パソコンって、お金かかるもんね…。
逆に奏くんはおぼっちゃまなのでお金に困ることなく、豪邸で優雅にPCいじり。
↑
まさにこの感じで作業しています
でもまだ初心者なので、いきなり電圧上げて開始とともに壊す…という←どこも優雅じゃない
そして爆発音に驚き飛んでくる妹と母。「パソコンが壊れた」という奏くんに「えっ、これ、パソコン…?(いやパソコンじゃねーだろコレ)」となり、「奏くんが爆発物を作ってる…!」となる。奏くんの母かわゆい。このシーン大好きです。
でもまぁ自作PCが派手に焼け焦げてたらこうなるよね…。私も息子の部屋でこんなんなってたら焦ります。息子いないけど
ミケさんだけじゃなくて、ハナやジュリアや、中国で、宇宙で、インドで、ブラジルで、イタリアで、世界中で、PCを速くすることに信念持ってる人たちがいる。
そんな変な世界の扉を開いてしまったPCド素人・奏くん
同じ場所を目指していながら、それぞれ国や育った環境、経済状況も、性別も年齢も、生活の全てが違う人たち
それこそどんなフィールドでもどんなジャンルでもなんでも良いんですが、まったく環境も価値観も何もかもが違う人が、ある一時だけ同じ方向を向いて繋がるということに、私はなんだか強い魅力を感じます。
私もそういう世界の一員になりたい!とかそういう情熱は全くないんだけど、【ただ、そういう世界があって、そういう人たちがいる】ということが、私の励みになります。
全てわかりあうことは出来なくても、っていうか全てわかりあうことなんて絶対に無理なんだから、その一瞬だけは確かに同じ物を見つめて、ひと時だけでも時間を共有できるというのは、それは究極の世界平和なんじゃないかなーって思う。いつもそう思うし、今回もそう思いました。
生まれ変わったら、五回くらい生まれ変わったら、私もそういう世界で生きていける力を持てるでしょうか…?
生まれ変わってもパソコン捨ててそうな気がする…笑
は、全人類が一度は思った事があることだと思いますが
我が家のパソコンはいまこの瞬間もとてもとても遅く、我が家でのんびりさんと呼ばれるほど遅く、コレ多分なんか重いソフトかなんか入っちゃってるんじゃね?と夫婦間ではよくその話題になるのですが。
でもどうでもいいことはどうでもいいの、という上昇志向の低い私は、初期化しようか、とか、ちょっとみてみようか、と持ちかける主人の意見をはねのけ、口から出てくる言葉はいつも
使ってないし使わなきゃいいんだからいい
~終了~
まぁそんなわけで我が家のパソコンはもはや何ヶ月も開かないオブジェと化し、ブログアップもメールもなんでも全て現代っ子らしくiPhone一筋でやらせてもらっております!(キリッ
「携帯だと写真送るのに限度があるからパソコンのメールを教えてください」とある業者さんに言われたときは、「白黒でいーんでFAXで下さい」と言ってのけた程度にレトロな人間です
そんな暮らしですが、私だって憧れます。早いパソコン。
早きゃあもしかしたらもっとパソコンに触る気も起きるのでしょうし、ストレスもなく快適ですもんね。でもどこまでも他力本願で、しかもパソコンの話にとどまらず現状を変化させる事が苦手な私は、「このままでいーじゃん」思考がとても強く、どうにかしようと思えない
先日ついに「リビングに必要なし」という判決を下し、現在使っていない倉庫のような部屋にパソコンをテイッとしまいこんだ始末。最新機器が二軍落ちというあり得ない状況を作り出したわけですが、そうは言っても気に入ったデザインで購入時の思い入れもあったので、また使いたいなーとぼんやり思ったりもしています。
そんな私が、今回読んだ漫画
87CLOKERS
タイトルからどんな漫画か全くわからないですが、コミックス(二巻)の帯にはこう書いてありました
【いま、一番速い漫画】
おー…お?
さらに帯を読むと、作者の字で
「よく何の漫画?と聞かれるのですが、音大生が世界一速いPCをめざす漫画です」
おおー!
これだ、求めていたのはこれだ!とばかりに勢いよくレジに叩きつけ、買ってきました、そして読みました!早速読んだ!求めていた世界!
とにかく読んでビックリ、本当に世界一速い漫画だった。そして読んでビックリ、
面白いんだけど何言ってんだか全くわからん
かなり砕けた感じで書いてあるし、わかりやすい解説盛りだくさんなんですが、それにしたって全っっくわからない。
でもその【半端ないレベルのわからなさ】にむしろ笑いがこみあげてきて、久しぶりにこんなにドキドキニヤニヤしながらマンが読みました。
さて。
何度も申し上げますが、私は【変化も進化も受け入れない、現状を維持した状態】をこよなく愛する人間なので、パソコンにとどまらずもうどんなものにでも、突き詰めれば人間関係でさえも、快適便利じゃなくても使えれば(機能していれば)良い、と考えるたちです。
なので正直、主人公の奏くん以上に「PC速くして一体ナニガタノシイノ?ハテナ?」状態だったんですが、それは読み終えたいまでも変わらずそう思ってるんですが、【私が到底理解出来ない世界で、到底理解出来ないことに、情熱の全てをかけて生きている到底理解出来ない人々】が私は身悶えするほど好きなので、そういう側面からグイグイ攻め込んできたこのお話は、まさにバチッと私の好みにはまりました。
まだ四巻までしか出てないこともあり、人間関係やそれぞれの立場などわからないことの方が多いため、感想というほどの感想が書けないのですが、とにかく面白ーい!ことだけは確かです!
それにしてもみんなの、パソコンを冷やす事にかける情熱がすごくて…
雪が降るほど寒い日に、暖房もつけず、むしろ液体窒素で部屋中キンキンに冷やして、ただひたすらPCを冷やす
ドライアイスを素手で掴み、機材の上に置いてやっぱりPCを冷やす、
冬山で冷やし、
業務用冷凍倉庫で冷やし、
ノルウェーの森で冷やし、
PCを冷やすことに全てをかける人たちの頂点にいるミケさんの生活が、ドックフードを食べたり食パンの耳が夕食だったりするところがすごく笑えて良いです
パソコンって、お金かかるもんね…。
逆に奏くんはおぼっちゃまなのでお金に困ることなく、豪邸で優雅にPCいじり。
↑
まさにこの感じで作業しています
でもまだ初心者なので、いきなり電圧上げて開始とともに壊す…という←どこも優雅じゃない
そして爆発音に驚き飛んでくる妹と母。「パソコンが壊れた」という奏くんに「えっ、これ、パソコン…?(いやパソコンじゃねーだろコレ)」となり、「奏くんが爆発物を作ってる…!」となる。奏くんの母かわゆい。このシーン大好きです。
でもまぁ自作PCが派手に焼け焦げてたらこうなるよね…。私も息子の部屋でこんなんなってたら焦ります。息子いないけど
ミケさんだけじゃなくて、ハナやジュリアや、中国で、宇宙で、インドで、ブラジルで、イタリアで、世界中で、PCを速くすることに信念持ってる人たちがいる。
そんな変な世界の扉を開いてしまったPCド素人・奏くん
同じ場所を目指していながら、それぞれ国や育った環境、経済状況も、性別も年齢も、生活の全てが違う人たち
それこそどんなフィールドでもどんなジャンルでもなんでも良いんですが、まったく環境も価値観も何もかもが違う人が、ある一時だけ同じ方向を向いて繋がるということに、私はなんだか強い魅力を感じます。
私もそういう世界の一員になりたい!とかそういう情熱は全くないんだけど、【ただ、そういう世界があって、そういう人たちがいる】ということが、私の励みになります。
全てわかりあうことは出来なくても、っていうか全てわかりあうことなんて絶対に無理なんだから、その一瞬だけは確かに同じ物を見つめて、ひと時だけでも時間を共有できるというのは、それは究極の世界平和なんじゃないかなーって思う。いつもそう思うし、今回もそう思いました。
生まれ変わったら、五回くらい生まれ変わったら、私もそういう世界で生きていける力を持てるでしょうか…?
生まれ変わってもパソコン捨ててそうな気がする…笑