先程、動物病院の先生から電話があり、
しずくの遺伝子検査の結果がでたとのこと…。
陽性でした…。
キャリアではなく、アフェクテッド。
ピルビン酸キナーゼ欠損症になる遺伝子は劣性遺伝だから、
遺伝子を持った親から生まれても、キャリアーなだけで発症しないコもいます。
簡単な説明をすると、
この遺伝子を血液型のように考えてみます。
父親がAO、母親がAO とすると
子供は組み合わせが
AA、AO、AO、OO
のどれかで生まれます。
血液型だと、Aが優性なのでそれぞれ
A型、A型、A型、O型
になりますが、
ピルビン酸キナーゼ欠損症の場合は劣性遺伝なので、それぞれ
A型、O型、O型、O型
になると思ってください。
この例のA型がいわゆるアフェクテッドで遺伝子病の発症可能性があるものです。
AOのO型はキャリアで、劣性遺伝なので発症はしないと考えます。
ただし、子へと遺伝子が受け継がれるので、相手もキャリアならこの例のようにアフェクテッドが生まれる可能性があります。
つまりしずくは両親からそれぞれAとAを受け継いだアフェクテッドだと結果がでてしまいました…。
ショックです。
ピルビン酸キナーゼ欠損症は赤血球が破壊されて貧血を起こす病気を発症させます。
説明ではアフェクテッドがかならずしも発症とはならないのですが、
しずくは貧血になっているので発症しているのでしょう。
この病気は遺伝子病なので治療法はほぼありません。
日本ではあまり確定診断されることも少ないため、調べてもあまり情報がありません。
よく書かれている説明では子猫のときに発症し、寿命は4年とあります。
成猫になってから発症だとどうなのか…。
発症して4年ということなのか…。
そもそもしずくはいつから発症しているのか…。
これからどうなっていくのか分からず、不安でたまらないです。
これからは対処療法となりますが、
脾臓摘出も対処療法のひとつ。
進行を遅らせることができます。
ただし、代わりの働きをする肝臓への負担が次第にかかり、肝不全を起こすようになるだろうとのこと。
貧血をコントロールし、肝臓に負担がかかるようになったら強肝剤でコントロール。
そんな風になっていくようです。
先生も実際にこの症例は初めてで、いろいろ調べてくださるそうです。
私は、しずくにはできるだけ長く元気に幸せに過ごしてほしいと願うばかりです。
しずくは5歳です。
子猫の時の発症から寿命が4年ならば、しずくはそれより長く生きてます。
しかも元気で食欲もあります。
月単位か年単位の話になるのかも分からないですが、
コントロールできるならできるところまで頑張って、
猫の本来の寿命までまっとうしてもらいます!
飼い主は諦めません!
それからこのピルビン酸キナーゼ欠損症の情報をくださった『とおりすがりの猫好き』さん、
本当に貴重な情報をありがとうございました!
病名が分かり、的確な対応ができることはすごく有益なことです!
そして、このブログをご覧になられている方はアビシニアン飼いさんも多いかと思います。
ピルビン酸キナーゼ欠損症はアビシニアンやソマリに多い遺伝子疾患です。
発症はなくてもキャリアのコはほかの猫種と比べてかなり多めです。
キャリアでも軽度の貧血がでることもあるようです。
以前、とおりすがりの猫好きさんに貼っていただいたリンク先はこちらです → ピルビン酸キナーゼ欠損症の説明
気になる貧血や症状がある場合はこの疾患も疑ってみてください。
遺伝子検査は唾液でできます。
検査機関は米国のようですが、郵送でできます。
個人でもできます。
アビシニアンの繁殖を考えられている方は、
どうか遺伝子検査を受けてください!
繁殖に気をつければ防げる疾患です。
しずく、これから一緒に頑張ろうね!
ランキング参加中♪
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しずくの遺伝子検査の結果がでたとのこと…。
陽性でした…。
キャリアではなく、アフェクテッド。
ピルビン酸キナーゼ欠損症になる遺伝子は劣性遺伝だから、
遺伝子を持った親から生まれても、キャリアーなだけで発症しないコもいます。
簡単な説明をすると、
この遺伝子を血液型のように考えてみます。
父親がAO、母親がAO とすると
子供は組み合わせが
AA、AO、AO、OO
のどれかで生まれます。
血液型だと、Aが優性なのでそれぞれ
A型、A型、A型、O型
になりますが、
ピルビン酸キナーゼ欠損症の場合は劣性遺伝なので、それぞれ
A型、O型、O型、O型
になると思ってください。
この例のA型がいわゆるアフェクテッドで遺伝子病の発症可能性があるものです。
AOのO型はキャリアで、劣性遺伝なので発症はしないと考えます。
ただし、子へと遺伝子が受け継がれるので、相手もキャリアならこの例のようにアフェクテッドが生まれる可能性があります。
つまりしずくは両親からそれぞれAとAを受け継いだアフェクテッドだと結果がでてしまいました…。
ショックです。
ピルビン酸キナーゼ欠損症は赤血球が破壊されて貧血を起こす病気を発症させます。
説明ではアフェクテッドがかならずしも発症とはならないのですが、
しずくは貧血になっているので発症しているのでしょう。
この病気は遺伝子病なので治療法はほぼありません。
日本ではあまり確定診断されることも少ないため、調べてもあまり情報がありません。
よく書かれている説明では子猫のときに発症し、寿命は4年とあります。
成猫になってから発症だとどうなのか…。
発症して4年ということなのか…。
そもそもしずくはいつから発症しているのか…。
これからどうなっていくのか分からず、不安でたまらないです。
これからは対処療法となりますが、
脾臓摘出も対処療法のひとつ。
進行を遅らせることができます。
ただし、代わりの働きをする肝臓への負担が次第にかかり、肝不全を起こすようになるだろうとのこと。
貧血をコントロールし、肝臓に負担がかかるようになったら強肝剤でコントロール。
そんな風になっていくようです。
先生も実際にこの症例は初めてで、いろいろ調べてくださるそうです。
私は、しずくにはできるだけ長く元気に幸せに過ごしてほしいと願うばかりです。
しずくは5歳です。
子猫の時の発症から寿命が4年ならば、しずくはそれより長く生きてます。
しかも元気で食欲もあります。
月単位か年単位の話になるのかも分からないですが、
コントロールできるならできるところまで頑張って、
猫の本来の寿命までまっとうしてもらいます!
飼い主は諦めません!
それからこのピルビン酸キナーゼ欠損症の情報をくださった『とおりすがりの猫好き』さん、
本当に貴重な情報をありがとうございました!
病名が分かり、的確な対応ができることはすごく有益なことです!
そして、このブログをご覧になられている方はアビシニアン飼いさんも多いかと思います。
ピルビン酸キナーゼ欠損症はアビシニアンやソマリに多い遺伝子疾患です。
発症はなくてもキャリアのコはほかの猫種と比べてかなり多めです。
キャリアでも軽度の貧血がでることもあるようです。
以前、とおりすがりの猫好きさんに貼っていただいたリンク先はこちらです → ピルビン酸キナーゼ欠損症の説明
気になる貧血や症状がある場合はこの疾患も疑ってみてください。
遺伝子検査は唾液でできます。
検査機関は米国のようですが、郵送でできます。
個人でもできます。
アビシニアンの繁殖を考えられている方は、
どうか遺伝子検査を受けてください!
繁殖に気をつければ防げる疾患です。
しずく、これから一緒に頑張ろうね!
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なんとも言葉がありません。
症例が少ないのですね。
そうであっても見落とすケースが多いのかも
しれないですね。
ネットで読むと、激しい運動を避ける事が
重要と書いてありましたが、
どうか軽症で、貧血がひどくらなずに生活していけますように。
病気の子を見る不安と心労、
その子に対する思い、負けないという気持ち、
わかります。
しっかり私達が頑張っていくしかないですよね。。。
りこさん、しずくちゃん、
千葉からいっぱい応援します。
一番ないと思ってたのに、、、
診断ができたのは良かったんだけど、、、まさか、、、
そっか~、、、
説明、読んできたけど、貧血以外にあてはまる症状はあるのかな?
脾臓摘出も対処法の一つなんですね。
どうか、落ち着いてくれることを願います。
先生も調べてくれるんですね。
りこさんの強い意志と愛情がしずくちゃんに伝わるにゃ!
何もできないけど、私も応援してます。
しずくのこと気にかけていただいて本当にありがとうございます。
まさか遺伝子疾患とは…。
現実を受け入れないとと思いつつ、目の前の元気なしずくの姿をみると信じらず。
情報が少なくこのところずっとネットで調べる毎日を過ごしていました。
今日は病院行ってきましたがやはり貧血は改善されず。
数値としては横ばい、壊れる赤血球と造られる赤血球が拮抗しているような感じではないかとのこと。
バランスが崩れたときが怖いです。
ほんとは交配してはならない両親から産まれたしずく。
だけど、それがあってしずくと出会えたのだと思うと複雑ですが、
しずくは自分のことをよく分かってて、
少しでも助けてくれそうな飼い主の私を選んでうちに来たのかなって最近思うのです。
めったに鳴かないしずくと初めて会ったときに、うちに来る?と聞いたらニャーって鳴いたのですから。
だから頑張ります!
いつもしずくのことを気にかけていただいてありがとうございます。
生まれつきの疾患だったなんて、さすがに私の努力で防げるものではなかったです。
しかもアビシニアンの罹患率が多めとはいえ、劣勢遺伝だし、キャリアかもしれないけど陽性ではないと思ってました。
骨髄移植は病院の先生も説明されましたが、やはり症例ひとつ見つけただけで情報が乏しく難しいようです。まずドナー探しが大変かと。
今も元気で、今回の健診がなかったら未だに気づいてなかっただろうことを思うと、少しでも早く気づけたことは何か意味があるのだと思っています。
しずくは頑張ってるんだと思います。
だから私も頑張ります!
しずくのことを気にかけていただいて本当にありがとうございます。
一番ありえないと思っていたのが貧血の原因でした。
しずくに当てはまる症状は貧血と脾腫。
脾臓は摘出しましたから今は貧血だけです。
食欲不振はなく、味の好き嫌いはありますが、好きな味を出すとしっかりたべます。
疲れやすいといった感じも見られないですが、
先生曰く、貧血の状態に慣れてしまっているからだそうです。
これからはとにかく小さな変化を逃さず、
都度対処していくことですね。
不安だらけですが、とにかく頑張ります。
『選ばれるのは飼い主の方』絶対そうだと感じます☆
りこしゃまのにゃんズに対する海よりも深い愛情、
不安に苛まれても冷静な分析力と迅速で的確な
対応力、希少例でも小さな症状に気づいて下さった
先生、また、りこしゃまのご人徳で素晴らしい周りの
方達からのアドバイスや応援、全てしずくちゃんの
ために良い方向に向かっているはずです!
まりんも人口チューブにしたため、またいずれ尿管
狭窄が起こるそうです。今までになくケロする度に
あの恐怖感に苛まれますが歴史や医学の進歩も
全て【奇跡】が変えてきたのだと思います!
一緒に【奇跡✧】を起こしていきましょうஐ
まりんちゃんがまだ大変なときにしずくのことを気にかけていただいて本当にありがとうございます!
nanaさんもダブタンのことがあるのに、皆さまのあたたかい励ましに今日は不覚にも泣いてしまいました…。
頑張る気持ちは十分なのですが、やはりひとりでは不安になっていたのですね。
でも!自分の不安やつらさより、しずく自身のこれからの方が大事です。
しずくに選ばれた飼い主、奇跡は起きるんじゃなくて起こすものだと思いながらしっかり頑張り通します!
まりんちゃんの再発が起こらず、元気で幸せな毎日を過ごせますように。
はじめまして!
コメントありがとうございます。
スーちゃん11歳なのですね。
最近PK欠損が分かったのでしょうか。
心配ですよね。
しずくはPK欠損分かってからも
特に体調崩すこともなく元気に暮らしています。
もうすぐ8歳ですがスーちゃんのようにPK欠損でも
11歳のコもいるのだと知りこの疾患でも
長生きできるのだと希望を感じています。
貧血コントロールでこれからも元気でいてくれることを願うばかりです。
スーちゃんの胆管肝炎は術後経過はいかがですか?
スーちゃんも病気に負けずどうか元気に長生きしてね。