空の色

Ricaの気まま日記と詩の世界

『1リットルの涙』第8話:レビュー

2005-12-17 02:45:03 | ドラマ・映画(ネタバレ有もあり)
『1リットルの涙』第8話

出演:
  • 池内 亜也:沢尻 エリカ
  • 池内 潮香:薬師丸 ひろ子
  • 池内 瑞生:陣内 孝則
  • 池内 亜湖:成海 瑠子
  • 池内 弘樹:真田 佑馬
  • 池内 理加:三好 杏依
  • 麻生 遥斗:錦戸 亮
                他…
    [あらすじ]
    練習試合を観戦した帰り道、構内で亜也と亜湖らは
    保護者会から帰宅する保護者らの姿を目にする。
    彼女らの表情はどれも硬い。
    その中には沈んだ表情で出てくる潮香の姿も。
    亜也の姿を見つけ、潮香は笑顔を作るのだった。

    池内家では末っ子理加がお遊戯の練習をしている。
    誰もが微笑ましく見るめる、家族団らんの時間。
    亜也は潮香に保護者会で何かあったのかと聞く。
    潮香は「亜也のことよろしく」って伝えてきたの、と笑顔で話す。
    亜也の心には何か引っかかるものがあった。

    夕食後、瑞生と潮香は二人で話し合っていた。
    授業が遅れてて迷惑、子供の成績が落ちてる…、
    亜也にはもっと別の環境があるんじゃないか、
    そんな風に言われた潮香は落ち込む。
    しかし、瑞生は誰もが自分の子供が一番可愛いのだから、
    他の親に何と言われようと、自分達は亜也のことだけ考えて
    してあげられることをしたらいいじゃないか、と潮香を励ますのだった。

    一方、麻生家でも今日の保護者会の話題が。
    それを廊下で聞いていた遥斗は亜也が普通の学校に通うことが
    そんなに難しいことなのか、と父、芳文に問う。
    芳文は亜也が進行性の病気であり、学校での生活がこんなになること、
    子供の遥斗には力にはなってやれないのだということを淡々と話すのだった。
    納得できない遥斗。

    翌日、遥斗は熱心に授業を受ける亜也の姿をじっと見つめる。
    授業後、亜也はマリ、サキらと東高を受験するため下見に来た中学生の姿を見かける。
    「去年の春。
    あたしの胸の中に
    東高に入学する期待でいっぱいだった。
    今のあたしには一体、
    どんな春が待っているんだろう…」

    その日の放課後、生物室では亜也が一生懸命ノートをとっていた。
    全国模試が来週に迫っていたのだ。
    よくやるな、と遥斗が呟くように口にすると、
    これしか頑張る所無いからと、亜也は答えるのだった。
    遥斗は何かを思い出したかのように生物室に置かれた箱の中からある写真を亜也に見せる。
    それは合唱コンクールの写真だった。
    クラス委員の耕平が卒業アルバムを作るために写真を集めていたのだ。

    懐かしそうに自分が立っている姿を見つめる亜也。
    「あたし、卒業できるのかな…」
    「何、言ってんだよ」
    「わかってはいるんだ。
    これ以上症状が進んだらいつかはあたしが自分で決断しなきゃいけないんだなって」
    ちょうその二人の会話を迎えに来た潮香が廊下でこっそり聞き耳を立てていた。

    思わず、亜也の手から合唱コンクールの写真をひったくる遥斗。
    「先のことばっか考えてどうすんだよ、バカ。
    お前、前に俺に言ったろ、今出来る事を頑張るんだって。
    これからのお前が必死で何か頑張るたびに
    クラスのアルバムにこういう写真がどんどん増えてくんだよ!」
    先日の芳文の言葉から、遥斗には悔しい思いでいっぱいだった。
    つい、言葉にも熱がこもる。
    そんな遥斗の姿に不思議そうな表情を浮かべる亜也。
    「どうしちゃったの?、麻生君。
    まるで…、イイ人みたい」
    そして、亜也はちょっと笑った。
    「うるせーな」
    亜也の笑顔にちょっと不機嫌気味にむくれる遥斗。

    そして、思い出の写真たちを愛しそうに見つめ、亜也は呟く。
    「あたし、ホントは怖いんだ。
    この学校辞めたら、その時点であたしの人生、
    何かが終わっちゃうような気がして…」
    そこへ耐えかねた潮香が笑顔で入って来るのだった…。

    その晩の食卓で、潮香はある事を提案する。
    それは自分が3月いっぱいで保健士の仕事をやめようと思っていることだった。
    家の仕事を手伝ったり、亜也の学校に一緒に行ったりしたいと潮香が話すと、
    亜也は自分のせいで仕事をやめて欲しくないと言う。
    潮香はそうじゃない、と言うが、亜也は納得がいかない。
    そんな潮香の言葉に亜湖や弘樹は家計のことを心配し始める。

    そして、若い頃、職を転々としてきた瑞生にとっては
    今まで生きがいとして続けてきた仕事を辞めてしまうのは、
    本心ではないのではないかと、心配していた。
    亜也もまた、複雑な思いでいっぱいだった。
    そして、亜湖は密かに東高受験を考えていた。
    亜也にはまだ話していないけれど、『もしもの話』。
    それは、自分が入学して、亜也の学校生活を助けていくため。
    誰もが今、亜也のこれからを見つめていた。

    そして、ある日、いつものように亜也は車椅子を降り、
    マリの手伝いで階段を下りていた。
    そんな姿を見た富田らは亜也にクラスが振り回されていると憤慨する。
    耐えかねて、富田は放課後、遥斗に亜也が病気だから優しくしていたのだろうと言う。
    治らない病気でいつか寝たきりになる事をみんなも知ってると言うと、
    遥斗は怒りをあらわにして、二度とそんなことを言うなと言い残し去っていく。
    思いを寄せる遥斗の言葉に納得のいかない富田…。

    その頃、瑞生は亜也のための電動車椅子の下見をしていた。
    しかし、その価格はいくら補助金が出ると言えども、
    一つ返事で買えるような代物ではない。
    そこで、瑞生は鉄工所の仕事を休みの日だけ手伝うことにする。
    働きすぎるんじゃないかと潮香は心配するが、
    家計の心配をされるのが格好つかないから、と瑞生は聞かない。
    しかし、その会話は偶然自室から降りてきた亜也の耳にも入ってしまう…。
    ショックを隠せない亜也だった。

    そして、迎えた全国模試の日。
    亜也もマリとサキに連れ立ってもらって会場を訪れるが、
    階段を登っている途中で足を滑らせ、マリと一緒に転がり落ちてしまう。
    その様子を不安そうな顔で見つめる富田と大橋。
    亜也は足を捻挫し、保健室のベッドの上にいた。
    そこへ模試を終えたマリが亜也を迎えに来る。
    すると、そのマリの手には包帯が巻かれていた。
    亜也がどうしたのかと聞くと、マリは1、2週間は固定していなければならないと言う。
    それでは、バスケの試合に出られない…。
    ひたすら謝る亜也に、マリは謝ることは無い、と言うが、
    サキの表情は硬く、曇ったままだった…。

    亜也は結局捻挫で1週間学校を休むことになった。
    自室で一人、亜也は悩んでいた。
    ホントにこのまま学校に通い続けていいのか…。
    そんな亜也に亜湖は『もしもの話』を明かす。
    もし、勉強を頑張って、東高に受かったら、亜也の手伝いをしたいと。
    だから、もう少しだけ頑張って欲しいと。
    亜也は嬉しくてその瞳はいっぱいの涙で光っていた。

    そして、久しぶりの登校。
    校門のまでマリとサキに亜也を引き渡す潮香は二人の表情が
    心なしか曇っていることが気になった。
    教室に入っても、どこかクラスメート達の態度は冷ややか。
    亜也はどこか居心地の悪さを感じていた。

    その日、亜也は診察のため、学校を早退することに。
    校門まで送る、と言うマリの言葉を制し、亜也は一人、教室を後にした。
    マリとサキが教室に戻ると、ホームルームが始まる所だった。
    すると、富田がクラスで亜也のことをクラスで話し合いたいと切り出した。
    亜也のせいで、クラス全体の活動に支障が出いてるのだと言う。
    富田は亜也のためにも、今後の事を話し合ったらどうかと西野に提案した。
    亜也のいないホームルーム、しかし、その会話は亜也の耳にも届いていたのだ。
    机の引き出しに忘れたノートをとりに来た亜也は
    廊下で偶然にもその会話を聞いてしまったのだ。
    教室には入れず、クラスメートの会話にこっそりを聞き耳を立てる亜也。

    クラスメートはポツリポツリと積もっていた不満を口に出し始める。
    授業が遅れること、助けてあげたくても無理なこと、限界が来ていること。
    それでも、亜也が頑張っているのを待ってあげたらどうか、と言う意見も。
    そして質問はマリにも。
    マリは亜也が頑張っている姿を支えてあげたいと言う。
    しかし、バスケの試合に出られなかったことを指摘されると、マリはうつむく。
    そして、サキは亜也が大好きだけど、たまにキツイ時もある、と涙ながらにもらした。

    それを皮切りにクラスメート達は次々と亜也への不満をもらし出し、
    西野は亜也のことは家族とよく相談するから、とクラスメートを制する。
    そんな彼らの言葉に遥斗は苛立ちを隠せなかった。
    「お前らズルイよ…。
    アイツの前ではイイ人のフリして、親切にして
    アイツが何度、ごめんねって言っても、平気、平気って繰り返して。
    アイツがいない時にこんな話して。
    ホントは迷惑でした、なんて。ズルイよ…」

    西野が止めるのも聞かず、遥斗は席から立ち上がって、続ける。
    「ヤだったら、もともと親切になんかすんなよ!
    面倒だ、困ってる、疲れるってアイツの前で言えよ!
    そしたら、アイツきっとわかったよ、
    助けてもらわないてすむ方法だって考えたよ!」

    慌てて、西野が遥斗を制しようとすると、遥斗は西野に向かっても声を荒げる。
    「おまえもだよ!
    なんでアイツより先に親に話すんだよ!
    毎日、直接顔合わせてるアイツになんで話聞いてやんねぇんだよ!
    外堀生めて追い込むようなマネすんなよ!
    先生がアイツとちゃんと向かっていたら!
    アイツだってきっと自分で…
    …? 池内…」

    そこで遥斗は廊下に亜也がいることに気がつく。
    亜也は忘れ物をしたと言って笑顔で教室に入ってくる。
    そんな姿を誰もが黙って見守るだけだった。
    ノートを手にすると、黙ってうつむいたまま教室を出て行く亜也。
    その姿をじっと見つめる遥斗が弾ける様に走り出す!

    そして、亜也のもとまで行くと、「乗れよ」と亜也をおんぶして階段を下りていく。
    ゆっくりと車椅子を押し、校舎を後にする二人。
    学校を出て、亜也が初めて遥斗と会った、陸橋に差し掛かると、
    耐え切れなくなった涙が頬を伝い、亜也は声を殺して泣き始める。
    ツラくて、悔しくて、涙は止まらない。
    遥斗は亜也にハンカチを差し出すも黙ったまま。
    亜也に何か話して、と言われても遥斗は遠くを見つめるままだった。

    そして、自分が何も出来ないことを実感する。
    クラスメートにあんな風に言っても、自分も何もできないこと、
    ツライ姿を近くで見るだけで、結局何も出来なかった。
    遥斗はそんな自分に腹が立っていたのだ。
    けれど、亜也にとっては遥斗が自分が辛い時、
    側にいて、励ましてくれた、と。
    「あたしが辛い時には、いつも一緒にいてくれた」
    遥斗の目からの涙が零れる。
    そして、今年初めての雪が二人の頭上を舞う。

    「ありがとう、麻生君」
    そして一人車椅子を押して去ろうとする、亜也。
    遥斗が車椅子に手をかけようとした瞬間、
    亜也は笑顔で「バイバイ」と言うのだった。
    なす術も無く、その場に泣き崩れる遥斗。
    そんな、二人の姿を真っ白な雪が包み込んでいた。

    そして、週末。理加のお遊戯の日。
    池内家は亜也も連れ、家族でその様子を見に来ていた。
    そんな姿を見つめる亜也にはある決意が生まれていた。
    「おとうさん、あたしお豆腐一筋のお父さんが好き、
    おかあさん、保健士のお母さんが好き」
    亜也の言葉に潮香と瑞生は不思議がる。
    亜也は潮香に仕事をやめないで欲しかったし、
    瑞生に無理して仕事をして欲しくなかったのだ。
    「あたし、この家族が大好き、
    みんながいるからどこに行っても平気、だから。
    あたし、養護学校に行くね」
    それは亜也自身で決めたことだった。
    驚く潮香、瑞生。
    亜也は笑顔で青い空を見上げるのだった…。

    そして、登校日。
    3学期をもって別の学校に転校することになった、と西野が報告する。
    教室の壇上で亜也はクラスメートに最期の挨拶をしていた。
    「知っている人もいると思いますけど、
    あたしの病気は治りません。
    治療法が無いみたいです。
    いつか、歩くことも、立つことも、話すこともできなくなると、
    お医者さんに言われました
    この一年で、当たり前にできていたことが、
    ひとつひとつできなくなっていきました」
    その姿を廊下から見守る潮香。
    黙ってその言葉に耳を傾けるクラスメート。
    マリとサキの目には涙が光っていた。

    「夢の中では、友達と喋りながら歩いたり、
    バスケをしなががら思いっ切り走ったり出来るのに、
    目が覚めると、もう自由には動かない体があるんです。
    毎日が変わってしまいました。
    転ばないためにどう歩いたらいいのか、
    どうすれば、お弁当を早く食べれるのか、
    どうすれば、人の視線を気にしないでいいのか、
    ひとつひとつ頭の中で考えなきゃ、生きていけません。

    高校に行って、大学にいって、仕事をして、
    そんな風に思い描いていた未来が、
    ゼロになっちゃいました…。

    生きていく道が見つからなくて
    小さな希望の光も見えなくて
    病気になったせいであたしの人生は壊れてしまったって、何度も思いました。

    でも…。でも、悲しいけどコレが現実です。
    どんな担い手も病気からは逃げられないし、
    過去に戻りたくても時間は戻せないし、
    だったら、自分で今の自分を好きになってあげなくっちゃって、そう思いました。
    だって、この体になってから、初めて気付いたことがたくさんあるから。
    側にいてくれるだけで家族ってありがたいんだな、とか、
    さりげなく支えてくれる友達の手がすごく温かかったりとか、
    健康なことがそれだけでスゴク幸せなこととか、
    病気になったからって失うばっかりじゃありませんでした。

    この体のあたしが、あたしだって。
    障害っていう、重荷をしょっているあたしが、今のあたしなんだって。
    胸を張って生きて行こうと思いました。
    だから、養護学校に行くことはは自分で決めました。
    みんなとは生きる場所が違うけど、
    これからは自分で選んだ道の中に一歩一歩、光を見つけたいから。

    そう笑って言えるようになるまでに、
    あたしには少なくとも1リットルの涙が必要でした。
    だから、もう、あたしはこの学校を離れても
    何かが終わってしまうなんて絶対に思いません。
    みんな、今まで、親切にしてくれてホントにありがとう…」
    耐えられず、その場で泣き崩れる亜也、それを笑顔で見守る潮香。
    しかし亜也は最後まで笑顔を消さなかった。
    そして、潮香、瑞生と共に校舎を去る。

    沈黙の教室。
    それを打ち破るかの模様に、立ち上がり、走り出す遥斗。
    それにつられてマリ、サキ、クラスメートも後を追った。
    「池内亜也!!」
    校門を後にする亜也に向かって、遥斗が呼び止める。
    亜也が振り向くと、そこにはクラスメート全員の姿が…。

    「流れる…。
    季節の真ん中で…ふと日の長さを感じます…」
    それに続いてクラスメート達が歌い始める。
    それは合唱コンクールで歌った『3月9日』だった。
    走馬灯のように駆け巡る合唱コンクールやバスケの試合、学校の思い出。
    亜也の目からは止め処無く涙が零れた。
    そんなクラスメートの見送りに感極まる潮香と瑞生。

    「いいじゃないか、転んだって、
    また起き上がればいいんだから」
    そうして、亜也は東高を去っていくのだった…。

    『転んだついでに空を見上げれば
    青い空が今日も
    限りなく広がってほほえんでいる

    あたしは、いきてるんだ』
    ------------------------------------------------

    [作品レビュー]
    とうとう、亜也が東高から去っていきました。
    今回は物語の要になる部分だったので、
    亜也のセリフを文字起こししてみました。
    #その分、あらすじだけでかなりの長さになってしまいましたが(^-^;
    ちなみに、登場人物名の漢字も一部間違っていたので修正しました。
     すいません m(_ _)m
    本のタイトルにもなった「1リットルの涙が必要でした」と言うセリフ。
    やっぱり、心にしみました(>_<)

    この回では亜也を取り囲む環境の歪があらわになりました。
    自分の子供が心配だと言う保護者達と授業が遅れて困ると言うクラスメート、
    それでも亜也を支えていたいと願う家族。
    その温度差がとても厳しい風を亜也に向かって吹き付けます。
    やっぱり、健常者中心の社会では肩身の狭い思いをせざるを得ないのでしょうか。
    クラス全体に迷惑がかかる、冷たいようだけど現実って厳しいものです。
    けれど、何もしてあげれないというツライ思いも抱えていましたね。
    どうにかしたいけど、何も出来なくて。
    現実と理想のギャップってなかなか埋められないものなんですね…。
    それでも、自分で決断した亜也自身、
    そしてその選択を自らの手で選ばせてくれた家族、とても強いと思いました。
    体が悪いからといって甘やかすだけでなく、
    自分で何とか考えるチャンスを与えてくれるんです。
    ただの優しさじゃなくて、深い愛を感じました。

    そして、クラスメート全員で合唱する『3月9日』のシーン、
    自分達では何もしてあげられない、
    でも、黙って亜也が去っていくのは苦しい、だから、歌う。
    そんな風に感じて、とても感動しました。

    亜也は特別じゃない、普通の高校生を夢見ている、
    けれどそれすら許されない。
    彼女はそれでも前向きに"生きる"を遂行していきます。
    私はそんな姿に衝撃を受けました。
    しかも、フィクションじゃなくて、ノンフィクション。
    スゴイ強い方なんだな、と思います。
    「健康が全てではないけれど、健康でなければ全てが無になる」
    何かの本で読んだことのあるセリフです。
    健康って気がつかないけれど、大事な宝物なんですよね。

    さて、今回の遥斗には、ホントに感動しました~!!
    ホームルームで亜也が議題になった時のセリフ、
    亜也忘れ物のノートを取って去るのを弾ける様に立ち上がって走り出すシーン、
    #特に、教室の扉に左手をぶつけるあたりが印象的です。
    亜也の弱い部分をカバーする力強さがあったように感じます。

    そして、遥斗が自分が何も出来なくて、涙する姿がとても印象的でした。
    亜也が励ましてくれたことをありがとう、と涙ながらにお礼をいい、
    BGMにはレミオロメンの『粉雪』が流れ、真っ白な雪が降り始める…。
    とてもキレイで印象的でした。

    ドラマの中では、原作の亜也さんのセリフが数多く使用されています。
    ドラマなので、キレイに脚色されてはいますが、
    けっこう同じセリフがあったりすると、実話をもとにした感じが強くなり、
    しっかりと、物語の強さを感じることが出来ました。
    今回のドラマの進み方で、亜也が東高を去ることを
    ラストに持ってくる計算なのかなと思っていましたが、
    あと3話残っていますね。
    遥斗との心のつながりをしっかりと作ったこれまでのストーリーが
    ラストに向かってどんな展開をしていくのか、
    とても興味深く、拝見したいと思います!
    ------------------------------------------------

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    こんばんわ~ (さくさく)
    2005-12-18 18:45:55
    いつもコメントどうもです~

    このドラマのタイトルでもある

    1リットルの涙の話だったので

    一番のヤマ場なのかなぁなんて思ってみていました

    次回はいよいよ最終回

    一体どういう終わりかたなのかとても期待しています

    では~
    返信する
    こんばんは☆彡 (Rica)
    2005-12-18 22:31:47
    ★さくさく さん

    コメントありがとうございます(^-^)

    私も『1リットルの涙』のタイトルの回が山場になるのかなぁ、と思っていました。

    まだまだ油断はできないようですね。

    明後日はハンカチ持って臨みます!
    返信する

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