やっと、10月から11月に渡る映画三昧の日々をまとめています~。
さて、TOKYO FILMeXの10周年記念シンポジウムでは
午後1のマスタークラスから参加したので帰る頃には疲れすぎて意識朦朧でした(^^;
シンポジウムの詳細はコチラで⇒http://filmex.net/mt/dailynews_2009/cat141/
◆マスタークラス◆
北野監督のお話はとても面白くて、興味深い話題でいっぱいでした。
職人さんの多い映画界に入っていく苦労や、
世間にはどんな映画を望まれているかなど、
監督として見た映画の世界について語られました。
自身の作品についても自虐コメント織り交ぜながら
『ソナチネ』がお気に入りだが、当たらなかったとか、
当たったのは『座頭一』くらいかな、とか、話されました。
『TAKESHI'S』は起承転結を入れ替えて捻った、と仰っていましたが
私も観ましたが不思議な世界にグルグルと引き込まれていくようで、
観終わった後に頭の中でキャストがグルグルしていたのを覚えています。
後半は一般の方からの質問に答える形で進行しました。
歯にもの着せぬ発言でクリント・イーストウッド監督の
『グラン・トリノ』をバッサリいく場面も!!
北野監督は作品がヒットするかしないかよりも
自由に創りたいものを創ってらっしゃるようで、
監督の目が輝いて見えました(^^)
そんなマスタークラスを西島さんが観客席でご覧になっていたそうです!
私としたことがそんなことなど知らず、ステージしか見てませんでした~(T-T)
キョロキョロしていれば西島さんを発見できたのに(>_<)
やっぱり北野監督好きの西島さんは客席でご覧になりたかったのですね。
てっきり舞台袖でご覧になっているかと思ってしまいました。
◆セッション1◆
セッション1では黒沢清監督、是枝裕和監督、林ディレクター、市山プログラムディレクターが登場され、
近年の映画のデジタル化や映画撮影にまつわるお話を語られました。
正直、難しいお話が多く、ウトウトしてしまいました(^^;
◆セッション2◆
待ちに待ったセッション2!!
西島さんの登場です!!
いつもの真っ黒な出で立ちに、髪型が田渕風でした(笑)
ちょっとお疲れのように見えましたが、気のせいだったでしょうか?
左から林D、黒沢監督、西島さん、寺島さん、是枝監督、市山PDの順で座られました。
セッション1に引き続き、10年間での自身の変化や映画の変化について語られました。
しかし、想定外の展開が…。
「フィルメックスは贅沢なことに4人もの豪華ゲストを招き…」と言いつつ、
司会のハ○シさんがメインでお話され、4人もの豪華ゲストは…。
ゲストに話を振るも、その回答までご自身で話され、
そこからまたご自身の話が広がる、広がる…(T-T)
寺島さんはツッコム話でもなく、隣の西島さんに軽く茶々を入れるくらいで、
黒沢監督については寝てるんじゃないかと思いました(^^;
西島さんもいくつか質問がありました。
TV出身の西島さんから見た映画俳優の姿を、
ちょっと変わった、独特の雰囲気をもった方が多くて
住む世界が違う感じだったが、今は映画の垣根が緩くなり、
芸人さんや若手俳優さんがどんどん出ているところに
映画界の変化を感じていると仰っていました。
寺島さんも昔は地下鉄で会うことがあったそうですが、
ここ最近は輝かしいご活躍が続き、そんなことも無くなったとか。
ご本人曰く、映画出身で映画にこだわりがおありのようですが、
今はTVの方に浮気気味なんだとか(^^)
フィルメックスや海外の映画祭の話にも華が咲いて、
ホントに皆さん映画が大好きなんだなぁ、と感じました!!
こんな豪華なゲストが揃うことなんて滅多にないと思うので、
私としてはもっとゲストから話を引き出して欲しかったです。
ご自身のお話はご自身のコーナーでじっくり…、なんて思っちゃいましたよ~(>_<)
西島さんはとってもステキでうっとりしましたが、
思った以上にお話を聞くことができず、
せっかくのプレミアセッションがちょっと残念でした…(T-T)