一月の中旬からパリへ商品の買い付けに出かけてきました。シャルルドゴール空港に着くと素敵なお迎えがありました。きれいな虹がかかっていたのです。今回もいいものが見つかりますようにと願いをかけ市内に向かいました。毎年一月にパリでMAISON&OBJETというホームデコレーションの大きな展示会が開催されます。今年の春夏向けの新商品は、モードの影響もあり、キャンディーカラーのようにきれいな色があふれていてました。私の好きなコーラルカラーや珊瑚のモチーフも目に付きました。そしてディスプレーと同じくらい素敵なのが、フランスはもちろんイタリアやスペインなど各国からやってくるとびきりおしゃれなマダム達。年齢にこだわらずトレンドをうまく取り入れたスタイルは、とても参考になります。展示会の他にも、デザイナーのアトリエに行ったり、ブロカントと言われる古道具市やディスプレー用什器の店などなど。大きな荷物を持ってあちこち歩き回っていたら、何十年も前にスタイリストをやっていた頃を思い出してしまいました。仕事が終わってからのお楽しみは食事です。冬のこの時期は、やはり牡蠣ですよね。パリ滞在中居候していた友人宅の近所の魚屋で、山盛りの牡蠣と茹で海老を買ってきてレモンを絞り、岩塩入りバターをぬったバゲットに冷えたシャンパンのディナーは最高でした。魚屋さんおすすめの牡蠣Gillardeauはミルキーでとってもおいしかったですよ。