![Dsc02720 Dsc02720](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a3/4e495910fc46c3a9a311f26d4d04afb2.jpg)
葉山の神奈川県立近代美術館www.moma.pref.kanagawa.jpで開催中の“彫刻家エル・アナツイのアフリカ”展へ行ってきました。
![Dsc02721 Dsc02721](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/0e/3f7470278a79236841fee75dd9d2f6f0.jpg)
会場入り口に展示された巨大なメタル・タペストリー。
![Dsc02716 Dsc02716](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/92/f9822fb590936ad7b39c1b24e914b3ea.jpg)
近づくとワインやラムなどのアルコール飲料のアルミのキャップやシールなどの廃材が、ひとつひとつ銅線で繋いで編まれています。
![Dsc02717 Dsc02717](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8a/5c46cde52acc42e3eac19d3a51bbe0c4.jpg)
会場に入ると廃材を使ったプリミティブでモダンな木彫が展示。アフリカの大地の様な色彩が素敵です。その奥に巨大なメタル のタペストリーがかかっています。人の手で繋がれているからでしょうか、しなやかで美しいドレープがまるでシルクやオーガンジーの布の様です。送風機からの風に揺れるタペストリーは、シャラシャラと心地いい音を奏で、チェーンの様に編んだメタル・タペストリーの向うには、大きなピクチャーウィンドウから葉山の海が広がって見えます。大量消費の時代の廃材が、人の手によってアートになり自然の風景と解け合ってすばらしい空間が作られていました。
とてもいい時間を味わうことが出来ました。
![Dsc02719 Dsc02719](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5f/dae98f825000873004161f14be3ee682.jpg)