教訓、的な

ご存知の方もいるかと思いますが、須磨海浜水族園で大水槽にイワシの群れ2万匹を加えたところ、またたく間にサメや大型アジに喰われてしまい、数日で数百匹にまで激減してしまったそうです。


いやいやいや!!
って思ったんですが、飼育員さんの話をまとめると、こういうことらしいです。

数年前まではサメとイワシは平和に共存できていた。それはサメがまだ小さかったからだろう。数年の間に大きく成長した彼等は、立派な捕食者に変貌していた。
前日にはいつもの三倍のエサをあげていたにも関わらず、効果はなかった。


これを聞いたとき、単なる笑い話では済まされない深い何かがあるんじゃないかと思いました。

前はこうだったから、今も同じだと思うと痛い目を見る。

中年が昔の調子で激しい運動をして肉ばなれなどのケガをする。

先日、バイクに久しぶり復帰した中高年のリターンライダーの死亡事故が急増しているというニュースを目にしたばかりです。

栄枯盛衰という言葉があるように、知らず知らず時の流れは物事を変えていく。

そんなことを教えてくれたイワシたちに黙祷を捧げましょう。