今回はいつものMHF日記はお休みして、最近遊んだPSVITAの完全新作「フリーダムウォーズ」の感想など書きます。
というのもこのフリーダムウォーズ、”新たなる狩りゲー”ということで期待されていた反動なのか、
某mk2での評価がEランク、平均中央値が38点と、ちょーっと低いんですよね(><;
じゃあ面白くないゲームなの?と思われてしまいますが、評価の中には”これまでにない面白さ”と書いてある人もいて、
良ゲーなのかクソゲーなのか判別が付きにくい、面白いがいろいろ不備がある、というのが概ねの評価という感じでしょうか?
私的にはエンディングまで十分楽しめたのですが、確かに幾つか気になる点もあったので、
良い点、悪い点をピックアップして書いていこうかなと思います。
ちなみに私の進行状況はこんな感じ。エンディング到達、第8階層まできたところ。
(画像はVITAのスクリーンショットによる。こんな機能あるのねw)
ボランティア(クエストのこと)の失敗は1度だけだったので、世間で噂になるほど難易度は高い感じはしなかったですね。
確かに一部のボランティアの中には難しい、というよりは厄介なものもありましたがw
難しい難しいと言われる起因のひとつとして、このゲームが”狩りゲー”と認識されてしまっている点にあると思います。
確かにこのゲームは近接武器が充実しています。
まず最初に支給される小剣のほか、大剣、槍があり、それぞれ武器によって斬突打といった攻撃タイプが存在し、
同じ武器カテゴリでも、武器によって攻撃モーションに違いがあったりする。
モンハンやゴッドイーター的な、近接武器で巨大な敵をバシバシ斬る、そんなゲームを想像しちゃうかもしれません。
しかしこのゲームの本質って、あくまでTPS、シューターゲームなんですよね。
確かに遊びのスタイルとして近接重視の戦い方も可能で、大型の敵(アブダクター)を相手にする場合、
近接武器に切り替え、懐に飛び込んで一気に大ダメージを与えることも可能です。
このゲームの近接武器は、敵の部位パーツごとに個別にダメージを与えることが出来る、つまり、武器を振り回せば
攻撃が当たった部位全てにダメージが入るため、結果的に大ダメージを与えられることが出来ます。
ですが、このゲームではアブダクターだけでなく、小型の兵器や敵側の兵士も登場し、
プレイヤー達と同様に銃撃戦もしてくるので、近接武器だけでは苦しい場面の方がむしろ多いんですよね。
つまり、ある程度スムーズにゲームを進行させるには銃器の扱い、シューターゲームに必要なエイムの腕もある程度無くては厳しい。
”狩りゲー”の感覚でこのゲームを手に取った人がまず躓く要素がこの部分なんじゃないかなと思います。
TPS要素の方が色濃いゲーム性を受け入れられるかどうか。
それがこのゲームの評価を分ける要因の一つになった感じもしました。
プレイヤーやアクセサリ(パートナー)のカスタマイズは身長や体の部位ごとの大きさまで設定可能で、
この点は非常に良い出来だったと思います。
また、アクセサリは自分で自由に設定したセリフを合成音声でしゃべらせることが可能で、
声の高さ低さや抑揚、喋る速度までいじることが出来るんですよね。
アクセサリの設定上、どうしても無機質な感じになってしまいますが、思いっきりブリッコなセリフにしたり、
はたまたツンデレセリフを言わせたり、といったことも可能。
プレイヤー、アクセサリともに男性女性を自由に選べ、ゲーム中に再設定も可能。
ゲーム上では牢獄都市の咎人、という不自由を余儀なくされる設定の筈なのに、この部分は妙にフリーダムでしたw
ただ、衣装などを自由に選ぶとなると、ちょっと不自由になってしまう点はマイナスかな~?
これはおそらくやり込み要素、ということなのかもしれませんが、
沢山用意されている衣装や小物などが、ゲーム内の通貨的なポイント”恩赦ポイント”で解放していけるのですが、
その必要ポイントがちょっと高めなんですよね~。
必要なものに使ったあと、余ったポイントで衣装を解放~なんて感じには使えない要求数なんですよね。
そのため、ストーリー進行のためにはこういったお楽しみ要素にはいっさい手が付けられず、
自慢のアクセサリちゃんには何も着せてあげられずw
まあ、これからのやり込みのモチベにしていけばいいのかな~とは思いますが(^^;
アブダクターとの戦いにおいて重要になってくる溶断。
ロスプラのワイヤーアクションよろしく、荊による立体機動でアブダクターの部位に取り付き、その部位を切断する要素でして、
モンハンでのいわゆる部位破壊的な要素なのですが・・・
溶断に成功すると、その部位が本当に外れてしまうんですよねw
たとえば画像のは虎型のアブダクターの腕を溶断したところ。
溶断に成功すると、その部位を使った攻撃が出来なくなったりするので、アブダクターの脅威を大きく削ぐことが可能。
また、落ちた部位を拾うことで素材獲得となるところは狩りゲーらしいかもw
厄介な攻撃をしてくる武装を溶断で破壊する、防弾機能をもった部位を取り払う、といった戦術が生まれて
これは非常に良い部分だと思います。
ただ、わざわざ敵に取り付いて溶断という危険なことをしなくても、取り払いたい武装に銃撃などで攻撃を加えることで
溶断と同様に武装を取り払ったりすることが可能なんですよねw
このへんの溶断とのバランスはもうちょっと練ったほうが良かったような気もしましたw
まあなんにせよ、敵をバラバラに解体していく感覚はなかなか楽しいですけどねw
このほか、武器同士を合成することで武器に付く特殊効果を移せたり、といった武器強化要素が、
その特殊効果を自分で選んで残せないために運の要素が絡んでいたり、
武器強化のために必要な素材名が非常に覚えにくく、しかもどのボランティア、どのアブダクターから入手出来るのか分かりにくいなど、
システム面、特にやり込んでいくためには重要な部分でいろいろと不備があったりするのもマイナス。
そして、なんと言ってもボリューム不足!
このゲームの評価の低さ、不満要素はこの点に尽きると言っていいでしょうw
ストーリーは盛り上がったところでブツ切りエンディング、明らかに2作目、もしくはアペンドで補完する気マンマンw
誰もが期待していたインフラストラクチャーモードやPvPコンテンツは今後のアップデート待ち。
ボランティアだって、エンディング後は幾つか追加されるだけで、圧倒的に少な過ぎますしね・・・
もう半年、ちゃんと煮詰めてから世に出したら、かなりの快作になったであろうデキなだけに、とても残念としか・・・
ただ、今度のアプデ&DLC追加などで大きく化ける可能性もあり、
早くも続編、もしくは追加要素でボリュームアップを図った完全版のリリースが待たれるゲームも珍しいかもしれません。
そういう未来を感じさせるゲーム、フリーダムウォーズの感想でした(^^
レッツ貢献!
というか、もう1年以上も経つのに続編なりのアナウンスまるでないよね?w
なかなか新規作が売れない&作りずらい(商売的に)昨今、SCEさんにはしっかりシリーズものとして定着させて欲しいな~
高難易度でイライラするのは確かだが、それを含めて荊アクションでかなり楽しめたけどね。
まだまだ荒削り、ゲーム内容も今後のアップデート待ちと、たしかに褒められたもんじゃありません。
TPSでもない、かと言って狩りゲーかというと???という感じですが
ゲームとして面白い部分も多いし、私は今後の展開に期待していますよ~(^^
コメントありがとうでした♪
それはそれで完成度の低いタイトルですけどね
勢力圏の押し引きがない
カバーアクションはあっても反撃はできない
そもそもTPSのカメラワークじゃない
狩りゲー要素が邪魔
etc.etc.