１年を振り返り。

本日、お客様先に無事成果物を納品し、年末の挨拶をして、無事仕事納めとなった。また来年～と言いつつ、暗黙の了解で本日でこのお客様とはお別れのはずだ。何だかとても忙しくて、すり減った１年だった。ただでさえまともな子育てと家事していないのに、さらにヒドい状況だった。
そんな母を小６の娘は結構助けてくれた。勉強はしないけど、私が遅いと「お肉焼いておいてあげようか？」と、これまたテキトーな味付けで作ってくれたり、手作りお菓子を作ってくれた。
中学生の息子は、腹減った～というだけでご飯作りには役に立たないけど、犬の散歩や米炊き、風呂を沸かす、洗濯物をたたむ、といった娘が嫌がる家事をして手助けをしてくれた。
ダンナは毎日終電で、洗濯物干しとゴミ捨て位はしてくれた。私がリビングで仕事している横で、残った夕食を自分でレンジでチンして食べる生活が続いた。
吉野家の牛丼、スーパーのお惣菜、駅前の寿司屋の握りを並べることも多かった。
二人とも毎日疲れてて、フローリングかソファで朝まで寝ちぎるような生活だった。

下の子が小学生になり、そろそろ仕事ももう少しがんばってみるか、とお客様プロジェクトへ飛び込んでから、数年。やっぱりこういうのが続くと消耗する。来年はもうちょっと無理の無い働き方ができるだろうか。

今年は地震に始まり、落ち着かない１年だった。
中３になった息子は、あいかわらず体調は良くないけど、病気を克服するためにがんばってるし、普通の子とは違う強さを身につけながら、少しづつ前進している。４月の時点では午後からしか学校に行けず、高校受験は絶望的だったけど、２学期からは２－３時間目から学校に行けるようになった。
そんな状態だから、１学期の成績は下の下、でも２学期はがんばって、模試も受けたし、私立の併願優遇をもらえる内申点まで上げた。
病気に理解の無い担任とはケンカもしたし、校長にもかけあった。

息子は、「去年の今頃に比べたら、ここまで回復したのは奇跡だ。今年はいい１年だった！」と胸を張っている。１年前は学校に週一で午後からしか行けない位悪かったから、それから比べると大前進だ。もちろん第一志望の公立高校（一応進学校を狙っているらしい）にはまだ足りないし、他の子達のように、塾通いやガリ勉する体力も無い。それでもいい１年だった、と言い切れるのだから、きっと未来は明るい。
自分がおかれた状況の中で最大限の努力をしているなら、その結果にはきっと満足できる。何だか子供に教えられる毎日。

海外旅行にばっかり行って病気一つしたことの無い父が、帰国後の定期検診で手術が必要と診断され、１週間前に緊急入院した。あんなに元気だった父が、病院の検査や投薬でみるみる元気がなくなっていく。とても心配だけど、きっと大丈夫だと信じたい。
先週末は、ダンナは子供と犬を連れてダンナの実家へ行き、私は自分の実家にお見舞いに行った。
明日から実家に帰省するために、これから掃除して、年賀状もすらなきゃ。。時間あるかな。

来年はいい年でありますよう。