三億円事件の場所の特定ee7

上流部で材木を切り出して、筏に組んで流し、下流部で揚陸するというのは、そもそも、下流域で、材木の需要がなければ、まったく、成り立たない。江戸という都市が存在して初めて成り立つ。とすると、筏道というのは、江戸時代以降ということになる。ただ、もとあった、品川道をそのまま流用している区間もあり、それ以前からも、往来はあったのだろう。
（2013年12月記）