利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

太素塚

2006-01-04 | 住環境
青森県十和田市はかつて「三本木」といわれていた。
文字通り木が三本しか育たない、水の流れのない台地であった。

その地に新渡戸傳という方が、奥入瀬川から三本木原台地に用水路を引いた。「稲生川」と称し、八甲田山に蓄えられた水資源を奥入瀬川を経由して供給してくれている。そして現在の恵みの地・十和田市が存在している。

新渡戸傳は太平洋の橋になると言われた新渡戸稲造の祖父にあたる。
十和田市の太素塚には、新渡戸傳の銅像がまつられ、市民がその歴史を大切に保存し、継承している。

私のふるさとの歴史をもう一度、心に刻んでおこうと思う。
年のせいだろうか。
自分確認の旅。


白鳥

2006-01-04 | 自然

新年を迎え、奥入瀬川へ渡ってきた白鳥に出会ったきた。思った以上にたくさんの白鳥たち。子どもの白鳥も多い。
「幸せ」という便りを運んできてくれたような気がしてならない。
ここまで遠く、大変だったろうね。
奥入瀬川の恵みをいただき、ゆっくりお休みください。