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中国(清)に進出したフリーメーソン

2023-09-05 02:21:28 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティなど、

 
「1841年1月7日、アンソン湾において、サルファー号、カライオペ号、ラーン号、スターリング号を伴ったイギリス東インド会社
 の誇る鉄製汽船ネメシス号による中国の軍用ジャンク船撃滅図」(アヘン戦争図)

 

 

中国(清)進出

フリーメーソンが中国に進出した最初は、アヘン戦争後に勝利したイギリスが1842 年に香港を植民地とした2 年後の1844 年に、

イングランド系フリーメーソンである「ロイヤル・サセックス結社」第501 号が香港に開設されたのが始まりです。

これが中国で最初にできた、フリーメ-ソンのロッジで、

続いて1846 年に同じイングランド系の「ゼッドランド結社」が開設されています。

「ロイヤル・サセックス結社」は間もなく広州に移り1863 年には上海に進出しています。



当時、先に上海には「ノーザン・ロッジ・オブ・チャイナ結社」も進出しておりましたが、「ロイヤル・サセックス結社」が中国大陸進出の最大拠点と成りました。

その後、天京(南京)を占領していた洪秀全を首領とする「太平天国」軍が、上海を攻撃しようとした動きがありましたが、これに対抗し 「太平天国の乱」は常勝将軍のフリーメーソンであるゴルドンによって鎮圧されました。


これを機に、上海にはフリーメーソン組織が激増しています。

スコットランド系の「コスモポリタン結社」、イングランド系の「タスカン結社」、アメリカ系の「エンシェント・ランドマーク結社」等が設立され、漢口・鎮江・天津・芝罘・九江・青島等でも結成されていきました。



「移動結社」英国東洋艦隊内フリーメーソン

1901 年に開設されたイングランド系の「デンドリー結社」は面白く、英国東洋艦隊内フリーメーソン会員による「移動結社」であります。

第一次世界大戦までは、フリーメーソンの勢力図は、イギリス系が強く、中国を南北に2分していました。

華北・華中・満州は上海・天津・北京を中心とした「イングランド系北支地区大結社」が担当し、上海に本部を構えましたが、麻薬王として有名な上海のサッスーン財閥を創設したD・E・サッスーンがフリーメーソン首脳の一人でありました。


サッスーンは、ゾロアスター教のペルシア人で、インドを間接支配するために、イギリスやロスチャイルド財閥が利用した男で、アヘンで巨大な冨を得ることになりました。 

今日でも、インドを支配しているのは、タタ財閥で、彼らはペルシア系の人達です。



イングランド系華南地区大結社

中国の南部、華南を支配していたのは「イングランド系華南地区大結社」です。  香港に本部があり、アモイ・満州・広東・スワトウにも結社を持っていました。

第一次世界大戦後に、イギリスの海外植民地支配の力が弱まり、アメリカが台頭し、中国におけるアメリカ系フリーメーソンの勢力が強くなってきました。

当時アメリカは、満州方面に注目しており、中国大陸への進出を考えており、同時に北中国でのフリーメーソン組織も活発化してゆきました。


先ず1916 年に北京でマサチューセッツ系「インターナショナル結社」が発足。

続いて大連の「大連結社」、天津の「カレドニア結社」、奉天の「ハイクス記念結社」、ハルピンの「スンガリー結社」、また「パゴダ結社」は 張作霖と長男の張学良を加盟させ、「反日親米」を謀らせた事で有名であります。  



リースロス博士(フリーメーソン会員のユダヤ人)

1934 年、中国側のフリーメーソンの協力を得て、「国際ユダヤ財閥会議」がロンドンで開かれ、「国家最高経済顧問」であるリースロス博士(フリーメーソン会員のユダヤ人)等はそこで、中国経済改革の為の経済政策を決めました。

これは、上海を基点とする中国横断鉄道計画、沿線各地の開発など、中国利権を求めてイギリスのサッスーン財閥、フランスのオットー・ウルフ財閥、アメリカのユダヤ系各財閥が参加する事が決定。

日本にも参加を求める為、リースロス博士を団長とする経済使節団が派遣されましたが、国際感覚の無い日本政府は一蹴してしまいました。


一方で、蒋介石はリースロス案に直ちに乗り、「弊制改革」は急速に実現し1935 年11月4 日から蒋介石は「銀本位制改革法令」を発布して、忽ちの内に「中国農工銀行」を発行。

この紙幣は国立銀行発行の法廷通貨と同等に承認され、銀貨の大部分が英米系財閥に集まり、彼らは銀相場操作で6 割以上の利益を挙げました。

また、蒋介石政権もこれを軍用金として利用し、浙江財閥を率いる宋子文も大いに儲けたのでありました。

江戸時代の世界覇権はロシア帝国vs大英帝国(バックはロスチャイルド)。尊王攘夷と口だけで大騒ぎ、実はイギリスに尻尾を振ったのが、ヘタレの長州の下級武士たち。  

日本を植民地化したい大英帝国とロシア帝国がぶつかったのが江戸末期です。 狡猾な大帝帝国は、日本を代理人として、ロシアと戦わせたのです。

日本は大英帝国主導で明治維新を実現し、ロシア帝国と戦ったにすぎません。

国力の差から、当時の日本が単独でロシアを倒す力はありありせんでした。 戦時国債を発行しようとするも、どの国も日本の負けが分かっているので国債を購入してくれませんでした。
 
そして、まだ当時は、イギリス・アメリカと仲の良かった日本。

ロシアが、ポグロムと呼ばれるユダヤ人虐殺をしていたので、ユダヤ人のクーンローブ商会のシフ(アメリカ)とロスチャイルド、鉄鋼王ハリマンなどが資金援助してくれたおかげで、またアメリカの仲裁で、なんとか日露戦争に勝利することが出来ました。

 

アメリカの鉄道王・ハリマンは、日本と満州鉄道の共同運営の約束(桂・ハリマン協定)を結んでいました。 そして、日本は日露戦争に勝利し、中国東北部(満州)と満州鉄道を手に入れました。

ところが、ポーツマス条約から帰国した小村寿太郎が、「桂・ハリマン協定」を猛烈に反対します。

その理由は日露戦争で日本は9万人も戦死者を出したので、戦利品である満州鉄は独占すべきという意見を持っていたのです。 外交センスのない偏狭な愛国心?

当時、ハリマン一行は日本政府から熱いもてなしを受け、本国に桂・ハリマン協定(満鉄共同経営)を報告していました。 帰途でこの協定が、何も話し合いなしに日本側から一方的に破棄されたことを知り、激怒。


当時、絶対に敵に回していけない、ユダヤ系金融資本のロスチャイルド、フリーメーソンを敵に回してしまい、英米を敵に回し、第二次大戦では、一歩間違えば、2600年続いた日本という国家が亡くなる寸前まで破壊され尽くしました。

ここに、フリーメーソンつながりで、当時日中戦争をしていた蒋介石に、日米関係と日英同盟を潰す画策され、アメリカの民主党(ユダヤ系ロスチャイルド財閥がバック)は日本を敵視するようになり、第二次世界大戦も、アメリカの民主党は日本に厳しく対応してきます。

明治時代から、日本とイギリス(ユダヤ系ロスチャイルド財閥がバック)は蜜月の関係にありましたが、国際感覚の無いお馬鹿な政治家により、大英帝国やロスチャイルド、そしてアメリカを敵に回してしまい、その後、大変な目に合わされてしまったのです。


【原子力産業を支配するロスチャイルド一族】

1939年、原爆製造のマンハッタン計画がスタートします。ウランの調達は、アフリカのベルギー領コンゴ、カナダのグレートベア鉱山、アメリカのコロラド州カルノー鉱山で行われましたが、3カ所ともロスチャイルド一族の支配下にある鉱山でした。

広島に落とされたのがコンゴのウランを使用し、長崎に落とされたのがカナダのウランを使用したものです。


マンハッタン計画の監督を務めたのが、ロスチャイルド一族で、のちにハンブローズ銀行の会長となるチャールズ・ハンブローです。

CIAの前身である諜報機関OSSを設立した超大物であり、南アフリカの鉱山を握る「ブリティッシュ南アフリカ社」の重役でもありました。


マンハッタン計画は、核物理学や資源確保という面で国際的な作戦計画であり、そのリーダーは、のちに国際原子力機関(IAEA)を創設するベルトラン・ゴールドシュミット。

このベルトラン・ゴールドシュミットの妻は、ヴィクター・ロスチャイルド卿の再従妹ナオミ・ロスチャイルドです。

このように、今日も原子力産業は、原料のウランを含め、ロスチャイルド一族が支配しております。この一族と仲間になれば最強ですが、絶対のに敵に回してはいけない一族なのです。


 

(注)ちなみにこの記事は、以下の著書から引用したものではありません。

フリーメーソン
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