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ロスチャイルド財閥ー213 ペリー来航の真実 日本を知り尽くしていたペリー

2023-06-13 02:28:45 | 日本開国 ペリー来航の真実

ペリー提督が香港に到着したのは、1853年4月7日のことです。 ノーフォークを出港してからおよそ4ケ月半が経っています。 この長い旅を考えただけでも、パーマー(ロスチャイルド・ロンドン家の代理人)が太平洋ハイウェイ構想に欠けた夢に理由が分かります。

ペリー提督はこの長い船旅を無駄にしていませんでした。 オランダから仕入れた地図類などの情報を頭に叩き込んだだけでなく、チャールズ・マックファーレンが詳細に書き込んだ日本の情報も丹念に読み込んでいます。


マックファーレンの著『JAPAN 1852』の記述は、ペリーの日本開国交渉の戦略立案に大きな影響を与えました。 その中から、いくつかの重要な記事を紹介します。


「漢人は戦いを回避する傾向が強く臆病なところがある。 おとなしくさせるのは簡単だが、こずる賢く疑い深く、強欲ですぐに賄賂が横行し、高利貸などに手を染める。一方、日本はと言えば身のこなしがすばやく行動も大胆である。 活動的でいつも刺激を求めてフランクで自由闊達。 ノルマン人の持つ美徳を多く持ち合わせている」。

「日本人は礼儀正しく好感が持てるのだが、戦になると勇敢である。仁義が重んじられ、それに違反する者は厳しく処分されている。 礼節によって統治されていると言ってもいいくらいだ」。


マックファーレンは、次のようにも書いて、日本の開国に武力を使うことは得策ではないと主張しています。 

「精鋭の舞台を差し向けても、日本人は死を恐れず向かってくるだろう。 これまでの日本人との接触を通じた分析で、それは十分によそうできることだ」。 要するに「日本人は漢人よりも強靭で勇敢な民族である」と説明されています。

この記述を読んだペリー提督は、江戸湾封鎖の権限を与えられていましたが、現実には武力衝突は避けるべきだとの考えを持つに至ったと考えられます。

『JAPAN 1852』には、もう一つ重要な記述があります。それは日本の将軍と天皇家の特殊な関係です。 マックファーレンは、日本のこの特殊な政体の分析に1章をあてて詳細に分析しています。そして日本には、この2つの権力が併存していることをはっきり書いています。


「共存する2つの権力がもたらす驚くべき変則性については、すでに長々と述べたところである。<中略>帝あるいは内裏の王権は、その精神性に由来する。 神の子孫であるという力である。 もう一方の王様は将軍あるいは公方にあるが、それは力そのものに由来するものである。従って正当な王様は帝にある」。

この記述はペリー提督に十分なインパクトを与えたと容易に考えられます。日本開国プロジェクトを成功させるには将軍を納得させるだけではうまくいかないと考えたでしょう。

そして開国交渉には十分な時間をかけてこの2つの並立する王権の考えを一致させることが肝要だと考えたに違いありません。

ペリーが日本に向けて上海を出港したのは5月17日午後のことでした。 艦隊が日本に向かって航海中の1853年6月13日、オランダからこの年の別段風説書が準備されました。 そこには日本開国プロジェクトのために米国が大艦隊を編成していると書かれていました。

子の艦隊の陣容を知らされた幕府は驚愕したに違いありません。 1853年の別段風説書に記載されていた米国艦隊の情報は以下の通り。

バーモント号:1000トン大砲数96門乗組員数800名、
ミシシッピ号: 1700トン大砲数10門乗組員数375名、
サスケハナ号: 2500トン大砲数  9門乗組員数350名、
ポーハタン号:2500トン大砲数 2門乗組員数270名、
アレゲーニー号:1000トン大砲数2門乗組員数190名、
サラトガ号 :      大砲数22門乗組員数190名、 
ラーゼー号 :      大砲数22門乗組員数190名、
ブーポイセ号:      大砲数10
門乗組員数120名、
サザンプトン号:     大砲数  4

レキシントン号:     大砲数  4門
ファロール 号:     大砲数  4門


オランダが別段風説書で知らされていた通り、いよいよペリー艦隊が浦賀沖に現れたのは1853年7月8日のことでした。(受験生は、嫌でござんすペリーさん、で年号を覚えましょう)

艦隊はオランダの警告とは異なり、わずか4隻でした。 現れたのは蒸気戦艦サスケハナ号とミシシッピ号、帆走戦艦プリモスとサラトガでした。


*この頃、米国も支那(中国)でラッセル商会はじめ、いろんな商社が阿片ビジネスをやっていたので、最終目的地が日本だけでなかったのでしょう。 このラッセル商会の幹部がデラの一族、第二次大戦でウォーレン・デラノ・ルーズベルトが米国大統領ですが、かれの祖父が支那で財産を築き、ウォーレン・デラノ・ルーズベルトに中国の話をよく聞かせていたので、ルーズベルトは極端な親中:反日だったのです。 ルーズベルトの母方がデラノ一族です。 

また、ラッセル商会の幹部にフォーブス一族がいましたが、これまた共和党のブッシュと大統領選を戦った民主党フォーブス・ケリーの一族で。ケリーもアメリカを代表する大富豪です。大富豪を扱った雑誌『フォーブス』が有名ですが、このフォーブス一族が経営しています。

大英帝国はインド産の阿片を支那(中国)に売りつけましたが、米国は、ブッシュ一族が経営するトルコ産阿片を扱い、その用心棒がアサシン、後のアルカイダです。 よくお馬鹿が、米民主党は悪者、米共和党は愛国保守で戦争しないとかアホな事を言っていますが、どっちもどっちです。

また、日本ではアホボン安倍を愛国保守と信じる阿呆もいますが、愛国保守が日本を露骨に侵略してくる習国賓で招待し招待し中国人留学生の問題、日本国土を大量に中国に売却したのも安倍政権です。

実施トランプはロスチャイルドやユダヤ系ゴールドマン・サックスはじめ、またユダヤ系資本家から1,000億円以上の資金提供を受けで大統領選に勝利したのです。トランプが指名した、トランプ政権の第77代財務長官が、ゴールドマン・サックス出身の、スティーブ・ムニューシン。アメリカ合衆国国家経済会議(NEC)委員長。 経済担当大統領補佐官が、ゴールドマンサックス出身のゲーリー・コーン。 

首席戦略官(上級顧問)
がゴールドマン・サックスのM&A部門で投資銀行業務に携わっていた、スティーブン・バノン。 

トランプ大統領補佐官兼上級顧問(経済イニシャチブ担当)が、ゴールドマンサックスのグローバル・コーポレート・エンゲイジメント社長を務めていた、ディナ・ハビコフ・パウエル

極めつけが、トランプ政権で第39代商務長官を務めたのが、N・M・ロスチャイルド出身の、ウィルバー・ルイス・ロス・ジュニア

知っての通り、ネオコンは民主党から共和党に鞍替えしてロックフェラー系の軍需企業と癒着しているケースが多く、アフガニスタンやイラクに空爆やりまくったのもロックフェラーが背後にいる共和党政権。

共和党・ブッシュは戦争しない? アホか! 第二次大戦で東京を焼け野原にしたB-29はロックフェラー財閥の軍需企業ボーイング社。 玄白を投下したエラノ・ゲイも
ボーイングの機種名。 B-29のBは、ボーイングです。

トランプは暗殺や戦争しない平和主義者? これまたアホか??です。 イランのスレイマニー将軍をドローンで暗殺したのはトランプ政権で、トランプは自慢していたじゃ無いですか。 

彼の遺体は原形をとどめないほどにひどく焼かれたものの、本人照合は彼が常日頃身に着けていた指輪により特定された。wiki

こうした事実を無視?もしくは公海上なのに知らない? ネットでの「デマやプロパガンダに踊らされる阿呆どもは、黙っとれ!」といいたいです、 

 

また、世界の最貧国に一つであった中国に巨額の資金・技術援助をおこないここまで大きくしたのはロックフェラー財閥です。 米ソ冷戦の最中、1972年2月共和党のニクソン大統領を訪中させ、北京での毛沢東との首脳会談で巨額の資金・技術援助を約束させたのが起点です。 中露分断の目的で、中国を同盟国並みに育てたのです。 ところが調子に乗った中国が米国の覇権まで狙ってきたので、最近方針転換し、欧米が完全に反中に回っているのです。

アホボン安部は、この流れを読めずに、習近平を国賓で招待してみたり、ドル体制を崩す中国版SWIFTを日本に導入させ、みずほ銀行・三菱UFJ銀行はすでに採用しています。(2019.7.2」日経記事)

そして安倍政権下の2016年総務大臣に就任した高市早苗。 演説とは真逆にHuwwei基地局を大量導入しました。 高市は、松下政経塾を卒業後、親中・反日の小沢一郎率いる新進党に入党し、小沢とはんにちかつどうをやっていたばり張りの反日左翼。 彼女との再婚で話題となった山本拓も新進党に入党し小沢と親中・反日勝度していたド左翼。 高市の実の弟は山本の秘書という一族挙げての親中・反日左翼です。

高市・山本ともに国民そっぽをむかれ、自民党に鞍替え。 山本は親中で有名な二階派に所属。 高市はナチスやヒトラーを礼賛し、保守右翼のコスプレ中。 だまされてはいけませんよ。

 

親中になびく安倍政権をジャパンハンドラーの米シンクタンクのCSISが子依然と非難した直後、安倍首相は健康を理由に電撃辞任。入院もせず元気でしたけどねw。 菅政権の誕生となり、以後菅政権・岸田政権は反中・親欧米路線。 

安部元首相が首相に帰り咲こうと活動中に暗殺されました。 私はCIAの関与があったと考えています。誰が撃ったかは問題ではありません。誰がプロのスナイパーを雇ったかが問題です。

アホボン(永田町ではFランク大学出身の2世議員を呼ぶらしい)は完全にトラ(米国)の尻尾を踏んでしまったのです。

 

(参考情報)

トランプ元大統領はロスチャイルドのヒットマンだった? 林千勝
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41761230

トランプ前大統領がワクチン追加接種 支持者からはブーイング
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41698640

【“統一教会”が大規模集会】韓国でトランプ大統領など各国要人が出席 安倍元首相の“追悼”も
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41564152

 

トランプは日露戦争があった事の知らなかった政治音痴。 金儲け主義のビジネスマンです。だからEU・韓国・日本にかんしても金のことしかいわないので、国際関係も敵だらけ。 国内ではお世話になったロスチャイルド、ロックフェラー、コーク兄弟など国際金融資本に対し、大統領になった途端に手のひらを返し、彼らと戦っているポーズを見せで国民の人気取りに走ったので、2期目からは完全にアメリカ国内であのような目にあっているのです。 とても米国内で権力を持っているとは思えません。 



話を、ペリーに戻します。 ペリー提督は久里浜に特設された応接所で、フィルモア大統領の親書を手渡すだけでした。しかし、翌年には大艦隊を率いてやってくると言い残しています。

ペリーは立ち去る前にちょっとした博打を売っています。親書を手渡した翌日の7月15日、蒸気艦船ミシシッピ号を江戸湾奥深くまで入港させました。歴史家ジョージ・ファイアーはその書『Breaking Open Japan』の中で、次のようにこの博打の模様を書いています。

「せいぜい4マイル(およそ6.5km)の距離に灯台のような白い塔が見えた。その先4マイルには多くの船が見えている。品川に違いない。 ミシシッピ号はさらに湾の奥に進み、市街地を射程に置くことができた」。 おそらく軍人のペリー提督は、江戸の防衛能力がこれまでに得た情報があっているか確認したかったのでしょう。

江戸幕府は江戸湾の海防を三浦半島の富津をむすぶラインで考えていました。 そこに砲台を築けば江戸湾を守れると考えていましたが、ペリーは日本の大砲の射程短く、およそ7kmある海峡の中央を航行すれば、やすやすと江戸湾に入れることを知っていました。 

だからこそ、江戸湾の最深部まで侵入する博打を打つことが出来ました。 ペリー提督は、久里浜での幕府役人の態度を観察していました。 交渉に乗船した役人は、アメリカの友人と別れるのは残念だとまで言っていました。 

提督は、幕府の役人の見せた態度から幕府は開国やむなしの空気になっているのではないかと確認に満ちた気持ちがあったのではないでしょうか。そして、どうしても避けたいと考えていた武力行使はしないですむかも知れないと思ったのかも知れません。

そうはいっても、開国反対派が存在することは確実ですから、そうした強硬派へのけん制の意味もあり、清川沖まで船を進めたと思われます。 また、幕府役人を船上に案内したのも、装備を見せつけるためでなかったかと思われます・

実際、西洋の砲台に詳しい役人は、ペリー提督がペクサン砲を積んでいたと報告しています。 この砲は炸裂団を打てる当時の最新兵器でした。 ペクサン砲は敵船に対し近い距離から水平に炸裂弾を撃ち込む平気です。 炸裂弾は船の内部で爆発しますから、木造船はひとたまりもありません。

続く

 

 

 

日本開国 ペリー来航の真実  ここまでのまとめ

 

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・ロスチャイルド財閥ー209 ペリー来航の真実 何故ペリーが選ばれたのか?https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f07a809db31c072d5f9d7f3246d1d6fe
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