外務省は26日、ケニアの首都ナイロビなどでの大規模デモを巡り在留邦人らへの注意喚起を出した。
「抗議行動がさらに激化・長期化するおそれもある」と強調し、不要不急の外出は控え、外出時は注意するよう訴えた。デモや集会の現場から離れることや水や食料、燃料の備蓄も呼びかけた。
ケニアで警察によるデモ隊への発砲による犠牲者が出るなど混乱が広がっている。25日には増税の法案に反発するデモ隊が議会に突入した。ルト大統領は26日、事態を受けて議会が可決した増税法案に署名しないと表明した。
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日経記事2024.06.27より引用