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フランス革命とマリー・アントワネット    RJ 人気記事ご紹介

2024-06-23 21:59:41 | 自己紹介
          
              フランス革命 人権宣言

 

 

古今東西、『マリー・アントワネット』ほど、世界から汚名を着せられた女性はいないでしょう。 

言うまでもなく、彼女は中世ヨーロッパを支配した名門ハプスブルグ家の女性で、神聖ローマ帝国フランツ一世とオーストリア女大公マリア・テレジアの第11女子として、1755年11月2日ウィーンで生を受けました。

 

 

               
         幼少のマリア・テレジア                       幼少のマリー・アントワネット

 

 

そして、政略結婚で、当時フランス王子だったルイ16世1770年に15歳で結婚し、彼の即位に伴って1774年、19歳でフランス王妃となりました。

 

当時のフランスは、ルイ14世の度重なる戦争、特にアメリカを植民地化するために、イギリスとの泥沼の7年戦争で国費を食いつぶしてしまいました。

 

ちなみに、アメリカ大陸のルイジアナ州は、元々はフランスの植民地であり、ルイ14世の名にあやかり、ルイジアナと命名されているのです。 

 

18世紀のヨーロッパは、『自由』『平等』『博愛』をスローガンとする『啓蒙思想』が流行し、啓蒙思想が産み落としたフリーメーソンがアメリカを建国しました。

 

 

・フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社の記事 ここまでのまとめ一覧
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国家の財政が悪化した、フランスでは王政への非難が集まり、革命家たちによるフランス革命が1789年に起こります。

革命家たちのターゲットになってしまったのが、マリー・アントワネットです。 

 

 

『ダイヤモンド首飾り事件』『パンがなければ、ケーキを食べればいいのに』といった、マリー・アントワネットの言葉は、革命家たちが、革命のために流したプロパガンダで、すべて嘘です。 

 

 

正式に、フランス・イギリス・ドイツ・オーストリアはじめヨーロッパ諸国では嘘であることが様々な文献やwikiでも紹介されてます。

 

 

ただ、残念なことにわが日本では、ほとんど歴史の勉強もしない阿呆どもが、このようなデマ情報を知ったかぶりで拡散し、あろうことかヨーロッパに行っても恥ずかしげもなく、残念なことに吹聴しているのが現実です。

 

フランス・オーストリアは親日国ですが、彼らの多くは、アンリー・アントワネットのファンなので、お馬鹿日本人の(阿呆の一つ覚え)マリー・アントワネットを非難する言葉に反発しています。

 

マリア・テレジアは世界で初めて義務教育を採用した名君で、マリー・アントワネットは4ケ国語を話せることでも有名です。

そんな馬鹿な事を云う筈がないことは、普通の頭を持っている人間なら、すぐに気付かねばなりません。

 

これ等のデマは、革命家(バルサモおよびその手下たち)がつくり上げたマリー・アントワネット像です。

 

 



革命家たちによってもたらされた苦しみに耐え抜いたその不屈の精神、運命に立ち向かう気位、最後まで取り乱すことなく気品を保ち続け、断頭台上に生命を捧げだした潔さと勇気は断じてふしだらな女性の特質ではありません。



 

 

勉強不足で阿呆に一つ覚えのように、現地でマリー・アントワネットの評判を落とすもの知らずで、口汚い、阿呆の日本人たちの方が、自ら、そして日本人の恥をさらしていることを自覚すべきでしょう。

 

 

 

 

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