イギリスの植民地だったアメリカは、イギリスと戦い、1776年に独立を果たしました。 と同時、に、アメリカも自分の植民地を得ようとします。
米国にとって、日本を開国させることは、ヨーロッパ帝国主義列強のアジア市場開拓に対抗するため、計画されました。
はっきり言ってしまえば、、巨大マーケットである清(中国)市場の奪い合いであり、アメリカにとって日本は清(中国)進出の足場に過ぎなかったわけです。
すなわち、米欧対立です。
清朝は、徳川家康が74歳で亡くなった1616年に、満州の女真族が建国した中国最後の王朝です。
第6代・乾隆帝(1735-1796)の時代に、中国王朝史上空前の繁栄を遂げた国家で、人口は3億人を超えました。 阿片戦争の頃(第8代道光帝の時代)は4億人を超える巨大国家に成長を遂げました。
そこを、イギリスに狙われたのです。さらにアメリカも日本も狙いました。 日本も人の事は言えません。
第一次世界大戦での空前の好況からの反動で昭和大不況を迎え、明治維新・長州(岸信介ら)を主体とする勢力が、阿片戦争で弱り切った満州に進出(侵略)し、満州国を建国したのです。
そこで調子に乗り、それまで仲の良かった米英、また欧州・中国を敵に回し、ご存じ第二次大戦では、国家の滅亡に近い状態にまでボロボロにされたのです。
満州国では、イギリスと同じように、中国・朝鮮半島に阿片を売りつけ、貧乏だった日本は、巨額の阿片ビジネスで満州国・関東軍の資金としていました。
その中心人物が、岸信介、その盟友である阿片王・里見甫(さとみじめ)らです。また、昭和の政界・暴力団界隈の大物フィクサー、自称保守右翼の笹川良一、児玉誉士夫らも同じです。
彼らは全員、鬼畜英米と煽り第二次大戦に突入し、敗戦後はA級戦犯として巣鴨刑務所にぶち込まれていましたが、満州国の盟友・東条英機が同じA級戦犯として絞首刑になるのを横目にに尻尾を振り、命乞いし、A級戦犯を解いてもらいました。
岸信介に至っては、日本を裏切った見返りに、CIAエージェントとして、アメリカに首相にまでさえてもらいました。
ちなみに、岸信介らに煽られ鬼畜米英と戦争に加担したBC戦犯の日本人は5702人が裁判にかけられ、4404名が有罪判決を受けそのうち、984名が死刑になっています。
憲法9条改定と、日本の政界では、最近また盛んに論議されていますが、日本軍を解体し日米安保条約を締結したのは岸信介政権です。
その時、日本国内で大きな反対運動がおこりましたが、岸信介、またそれに続く安倍晋太郎、安倍晋三をあたかも愛国保守のように、TV・マスコミを牛耳る電通(GHQの反日プロパガンダ機関)に宣伝させ、日本国民を騙し続けてきたのです。
安倍晋三に至っては、日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待した事でもわかるでしょうが。 Wikiで電通を検索してみなさい、どうやって電通と癒着しているか詳しく書かれています。
岸・笹川・児玉らについて日本国民への裏切りは、これだけではありません。 8月15日の敗戦から3日とたたないうちから、日本女性をGHQの兵士達(白人・黒人)に買収させる慰安所(RAA)を計画し、それは実現しました。RAAはwikiにも書かれています。
そして、GHQ高級将校には、華族で英語ができる美人の鳥尾夫人を政権はあてがいました。 彼女はケーディス大佐の愛人とされてしまいます。
接待部長解体され家族の女性を手駒にしていたのが楢崎渉。 GHQの高級将校を下半身から丸め込んだ楢崎書記官長「接待部長」は大出世を遂げ大臣になっています。
鳥尾夫人はその後、銀座に「マダム鳥尾」という店を開店しますが、安倍晋太郎(安部晋三の父)も足しげく通ったことが記録に残されています。
大阪でアメリカンクラブと称した組織RAAを運営していたのが笹川良一です。 児玉らは関東の暴力団を仕切きっていました。ちなみに児玉誉士夫は錦政界(後の稲川会)の会長・稲川角二(かくじ)、また実名?聖城(せいじょう)や住吉会・会長の碩上(せきかみ)義光らと人脈を持っていました。
そして、岸信介政権下で、GHQに尻尾を振り、日本の軍隊を解体しらのが、岸信介であり、日米安保条約を締結したのも彼です。 日本の軍隊を解散させ日米安保条約を締結するのに、日本国民から大きな反対デモが起こりました。
1960年にアメリカ側と岸信介が安保条約改定改定のため、新条約を結ぶことになりました。 この月にアイゼンハワー大統領訪日と重なり、安保条約への反対の声が高まりました。 大統領来日の警備の不安が募り、岸信介首相はなんと満州時代の盟友の児玉誉士夫に相談。
ここに児玉誉士夫の指揮の下、ヤクザ・暴力団員らが政府に手を貸すことになりました。 RAAを含め、その関係が今の続いているのです。 安部晋三の桜を見る会にも暴力団・ヤクザが招待され来ていたでしょうが。
児玉を通して、5~6億円(一説には8億円)が大統領警備費用として、ヤクザ・暴力団員に流れたとされています。
結局、アイゼンハワー大統領は訪日を中止しましたが、この金は消えたままです。 右翼とヤクザが日本の歴史の表舞台に出てきたのは、この時が最初です。
RAAでは、お国のためにと、新聞で女性集めしますが、そこには売春と書かれておらず、後で知ることになります。 あの朝日新聞、毎日新聞も最初は断ったようです。しかし岸らの説得により慰安婦(実質)募集の広告を出しました。
それまで鬼畜米英と岸らに煽られ、一生に戦ってきた彼女らですが、よりにもよって敵国の兵士に身を売る仕事で、精神を病み、気が狂う女性まででてきました。
世界広しと言えど、敗戦国が、自国の女性を慰安婦にし、国家がそれを運営する慰安所を造ったのは、古東西、日本だけのようです。
それをやめさせたのは、皮肉にもアメリカの人権団体やキリスト教団体。日本政府ではありません。
彼女らが売春で稼いだ金の50%が日本政府の取り分。日本の戦時国債が紙切れになり、貴重なドルという外貨御手にし、岸・笹川・児玉らは贅沢の限り、さらにその金が今日の自民党設立の資金の一部となったようです。
このRAA(日本政府が運営する慰安所)の跡地が、今日の赤線と呼ばれる地帯です。上記情報は、スタンフォード大学・フーバー研究所に残され。保存された一級の一次資料であり、スタンフォード大学・西教授が翻訳ししてくれて本にもなっています。
これらについては、別途、詳細を報告します。
話を、清(中国)に戻しますが、イギリスでは18世紀後半から約100年の間に起こった蒸気機関を用いた、生産機械の自動化による産業革命で、生産性は著しく向上しました。英国の産業革命は綿工業から始まりました。
並行的に、鉄・機械工業も発展し、1830年以降、ギリスににおける大量生産体制は確立します。しかし、国内需要を上回る生産が可能となったイギリスは、マーケットの開拓が必要でした。
当時のイギリスの人口は益920万人と小さく、すでに4億人の人口を抱える清(中国)市場は魅力でした。
最初から阿片ビジネスを考えていたわけではありません。最初は、綿織物とかウェッジウッドの食器など売り込みますが、清(中国)は興味を持ちませんでした。
逆に清(中国)のお茶がイギリスでブームとなり、イギリスの貿易赤字は膨らむ一方。それですでに植民地にしていたいんどでは阿片を大量に栽培しており、イギリスの綿製品をインドに売りつけますが、インドは貧乏でお金を持っていません。 それで、阿片でイギリスに支払ったので、イギリスは余った阿片を中国に売りつけようとしたのです。
話が長くなってしまったので、今日はここまでにしておいます。
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