ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

あなたのお国は

2019-02-23 | アメリカ事情

Navy.mil

USS Ronald Reagan

 

 

 

 

フランスである国際会議が開催された時のこと。


フランスとアメリカのエンジニアが参加していた。


休憩中にフランス人エンジニアの一人が会議室に戻ってきてこう言った。


「みなさん、ブッシュ(息子ブッシュ)がした最新の馬鹿を聞きました?大統領は大津波の犠牲者を助けるためにインドネシアに空母艦を送ったんですよ。彼は何をするつもりだったのでしょうね、被災地を爆撃でもするんでしょうかね?」


するとアメリカ、ワシントン州に本社があるボーイング社のエンジニアが立ち上がり、静かにこう答えた。


「私たちの国(アメリカ)の航空母艦には3つの病院があります。そこでは数百人を治療することができます。 航空母艦は原子力ですから、陸上にある施設に非常用電力を供給します。 母艦には3つの食堂があり、1日3食3,000人の食事を提供することができます。母艦は、海水から数千ガロンの淡水を作り出すことができます。母艦には又、半ダース(6機)の輸送用ヘリコプターを常時搭載していますから、被災者や怪我人、病人を船内病院へ輸送できます。私の国は、そうした航空母艦を11持っているのです。フランスでは、いくつありますか?」

 

会議室は、シーンと静まり返り、ピンが落ちたらその音が聞けそうでさえあった。



 

2013年11月15日、フィリピンを襲った台風ハイヤンによる避難民はアメリカ海兵隊のC-17グローブマスター機内で、タクロバン空港からマニラへ向けて離陸を待つ。この避難および補給配達はダマヤン作戦を支援するために行われた。 JONATHAN WRIGHT/U.S. MARINE CORPS stripes.com

 

 

2011年4月4日の通過および見直しの間、空母USS Ronald Reaganロナルドリーガンが日本海上自衛隊ヘリコプター駆逐艦JDS日向に乗船した。 東北大震災においてのトモダチ作戦を支援するアメリカ海軍の人道的支援。 写真:アメリカ合衆国海軍・stripes.com 







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忘れてはならないこと

2019-02-22 | 人間性

 

 http://clipartmag.com

 

 

知っているつもりでも忘れていることは、下にありますか? 

 

覚えておくべき12のこと:


1.過去を変えることはできません。

2.意見はあなたの現実を定義しないものです。

3.みんなの人生の旅は一人づつ違います。

4.物事は常に時間とともに良くなります。

5.判断は人格の告白です。

6.考えすぎると悲しみにつながります。

7.幸福は内に見い出されます。

8.前向きな考えは前向きなことを生み出します。

9.笑顔は伝染します。

10.親切は無料です。

11.辞めた場合にのみ失敗します。

12.因果は応報するものです。







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ASL

2019-02-21 | 人間性

fitzwilliamhoteldublin.com

 

 

 

私はホテルで受付係として働いています。

数週間前にある予約が来ていて、付記されていたメモによると、ゲストは聴覚障害者の父親と同行するということでした。到着してからここアイルランドに何日か滞在する間、私達の応対を含め何事も円滑に進むように、とゲストの娘さんは願っていたのでした。

このメモを見て、そのゲストの到着時間にチェックインの手続きをするのが私であることに気づき、私は基本的な手話を少々学ぶことにしました。その日私はゲストをいつものように迎え、宿帳に記入する姓名を尋ねました。その姓名を聞いてすぐに私は目の前に立っていらっしゃる方がどなたか気づきました。

私は二週間習っていました、手話でこう言うことを:「アイルランドへようこそ。私の手話はひどいですが、滞在中に何か必要な場合はおっしゃってください。できるだけお手伝いいたしますから。」


私は目の前の父娘に微笑みかけ、ASL(American Sign Language=アメリカ手話)でお迎えした父親に目を向け、私は彼のために学んだ言葉を使い始めました。娘さんは泣き崩れ、私に「お優しいお方」とお呼びになりました。けれど父親はただ微笑んでとても幸せな気持ちでした。正直、そんな彼の反応を目にするだけで私は十分でした。ここ数週間、基本的なASLを学んだことはとても価値がありました。

チェックアウト時に悲しいことに私は働いていませんでしたが、二人は私に贈り物を残してくれました。小さな箱の中には、チョコレートとASLに関する本が一冊入っており、その本には献辞が添えられていて、こう書かれていました。

「チェックイン時にあなたがなさったことを本当に感謝します。父はあなたが私たちをチェックインしてから素晴らしく良い気分でおり、あなたへ何か贈り物をすべきだと言い張りました。これがどれほど父にとって意義があり、どれだけあなたに感謝しているか、お分かりにならないかもしれません。父の50年ぶりの帰郷の旅は、あなたのご厚意によって、より特別なものとなりました。父も私もあなたに十分に感謝することはできません。」

彼らはまた私の昇給(どれだけ私は感謝したことでしょうか)を頼む手紙を総支配人に書いたのでした。そして旅行業社へ、このホテルについての素晴らしいレビューをしてくれました。今日ロッカーでこの贈り物を見つけた私は、ものの5分は泣きました。

 

ー友人の話から 

 

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成功の秘訣

2019-02-20 | 人間性

Marcello Bacciarelli 

 

 

 

ある青年が賢者ソクラテスに成功の秘訣を尋ねたとき、ソクラテスはその男の質問に辛抱強く耳を傾け、答えを探すために翌朝川の近くで彼に会うように言った。 翌朝、ソクラテスは若い男に彼と一緒に川に向かって歩くように頼んだ。 彼らが川の中を進んでいくと、水は首までの高さになった。しかし、驚いたことにソクラテスは彼を水中に押し込めた。

 

青年は水から抜け出そうともがいたが、ソクラテスの力は強く、その青年が青くなり始めるまで彼の頭を押さえつけていた。やがてソクラテスは男の頭を水から引き上げた。 青年は呼吸をしようと喘いでいた。 ソクラテスは、「あなたの頭が水中にあったとき、あなたは何を一番望みましたか?」と尋ねると、青年は「空気」と答えた。 「あなたが水中にいる間、空気を望んだのと同じくらいひどく成功を望むならば、あなたはそれを得るでしょう。 他に秘密はありません。」

ーalltimeshortstories.com

コメント (2)
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一人じゃない その2

2019-02-19 | 系図のこと

ldsmag.com

ステイシーと父親、ブルゲンラントのブドウ園で。

 

 

 

その1の続き


ステイシーは、彼女が発見した家系図について母リナリーに知らせようと電話をすると、滅多に泣くのを見たことがなかったのに、母親は、話を聞くと涙を流した。母と娘は何百マイルも離れていたが、この瞬間二人の傷ついた心が結びつけられたのだった。そしてそれは癒しの瞬間であり、ステイシーが彼女の家族遺産というべきものを取り戻した瞬間であった。


家族の歴史がステイシーの人生に浸透すればするほど、彼女は目的意識と自分が誰であるかへの理解をより深めた。彼女は系図DNA検査を受け、FamilySearchファミリーサーチ(データベース)を通して、ハンガリー、イギリス、フランス、スコットランド、アイルランドそしてさらにはエジプトにまで自分の家族の系統を辿った。彼女は、生涯農地で苦労した農民や一生を贅沢に暮らした王や女王などの人々の末裔であった。そして愛、優しさ、苦しみ、精神的な病、そして真の人間性が自分の家系図に流れていたことが、彼女が彼女である意味をもたらしているとわかった。


もっと知りたいという気持ちで、ステイシーは夫と父親と一緒にハンガリーとオーストリアに家族に関する記録を探し、先祖が歩いていた村を歩くことにした。ブルゲンラント州として知られる地域では、彼らは歴史資料館や教区資料室での調査に時間を費やし、まだデジタル化されていない先祖の出生、結婚、そして死亡記録を探した。彼女が記録を調べている時、彼女は感情に満たされた。


「どれほど貴重な人生があり、それが本当にどれほど短いのかということに圧倒されました。私がページをめくっていくうちに、これら全ての世代の人々(先祖)が私のそばを通り過ぎていくようでした」とステイシーは言った。 「私たちは自分たちの人生の細部にわたって決断、感情や感受性などにとても巻き込まれていますが、一歩後退して、人生全体を表す日付を見て、本当に重要なことを考えてみるのはすばらしいことでした。」


この見方をしたからと言って、鬱病の苦しみは消えなかったが、喜びと悲しみの両方が前世代の人々の経験の共通部分で、そでも彼らは最も困難な状況下でさえも繁栄し続けてきたのを彼女は目にした。 あるハンガリーの高祖母の話が特に彼女に勇気を与えた。


「私は、高祖母マリアと強い愛情の結び付きを感じました。彼女は25歳のときに一人でアメリカにやって来ました。彼女がその旅をするためにどれだけの勇気がなければならなかったかを考えと、すごいことだと思うのです。」


今、ステイシーは、試練に直面する時、彼女の祖母(高祖母)について考える。昨年末、ステイシーは、新しいライフスタイルのブログ、Royal Hungarian(ローヤル・ハンガリアン)を作成するという新たな道を切り開くために仕事を辞めるという困難な決断を「マリアおばあちゃんのように勇気を出して」下した。ステイシーは、時折彼女が由来する強さを物理的に思い出させるものとして彼女の祖母、マリアの娘、がしていた金のロケットを高祖母を思い起こすために身に着ける。


自分の精神的健康を積極的に管理し続けているが、今やステイシーの目は世界を違ったように見ている。 彼女はもはや外を見て、自分が誰であるのか、そしてなぜ彼女がここにいるのか不思議に思うことはない。 彼女は希望、善、人生の目的を見ている。 自分の過去を断片化されたものとして見る代わりに、自分が切れ目なく続く鎖につながることを見ている。

 

 

 

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2018年9月のハンガリーとオーストリア訪問の旅でステイシーが見つけた家族に関する記録の数々。

 

 

ldsmag.com

ステイシーのハンガリーの高祖母マリア・ミリシッツ、左から二番目,1892年の写真。右写真は左のマリアが手に持っている祈祷書。 

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