ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

自信

2018-10-21 | アメリカ事情

 victimassist.org

 

 

 

債務が深刻で、にっちもさっちも行かないでいるビジネスエグゼクティブがいた。

 

債権者達は彼のもとに押し寄せつつあった。サプライヤーは支払いを要求していた。彼は公園のベンチに座って頭を両手で抱え込んだ。どうしたら破産から会社を救うことができるかどうか案じていた。

 

突然、一人の老人が彼の前に現れた。 「何かがあなたをお悩ませしているのがわかりますよ。」と言った。

 

 このエグゼクティブの置かれている悲惨な状況に耳を傾けた後、老人は「私はあなたを助けられると信じてます」と言った。

 

彼はその男に彼の名前を尋ね、小切手を切り、それを彼の手に押し込んだ。「このお金をお受け取りください。今日からぴったり一年後の日、この時刻に、それをご返済ください。」

 

それから彼は踵を返して、現れたのと同様にさっと立ち去った。

 

ビジネスエグゼクティブは、世界で最も豊かな人の一人であるジョン・D・ロックフェラーによって署名された50万ドルの小切手を手にしたのだった!

 

「瞬時に私は、資金の心配を消すことができる!」と彼は実感した。しかし、現金化する代わりに、彼は金庫にその小切手を入れた。それがあることを知っているだけで、彼のビジネスを救う方法を見つけ出す力があるかもしれないと、彼は考えたのだった。

 

新たな楽観的展望が開け、彼はより良い取引を交渉し、その支払期間を延長した。彼はいくつかの大きな売買を終了し、数ヶ月のうちに、彼は借金を免れ、再び利益をはじき出せた。

 

あの日からちょうど一年後、彼は現金化されていないあの小切手を持ってあの公園に戻った。合意された時間に、老人が現れた。エグゼクティブが使われていない小切手を手渡して、彼の事業の成功の話をしようとすると、看護師が駆けよってきて、老人をつかまえた。

 

「彼に追いついて、本当によかったです!」と彼女は叫んだ。 「あなたにご迷惑をおかけしていないことを願っています。彼はいつも老人ホームから逃げ出し、自分はジョン・D・ロックフェラーだと言うのです。」

 

そして、彼女は老人の腕を取り、その場から去るように促した。

 

驚いたエグゼクティブは、驚いてそこに突っ立っているばかりだった。彼は50万ドルが、自分にはあると確信していたから、よい条件の売買の取引を結び、事業を回してきたのだった。

 

突然、彼は自分の人生を変えたのは、現実の金でも、想像の金でもないことに気づいた。それは彼自身のなにかを達成する力が、自分にあたえた新しい自信だったのだ。

 

ー著者不明

 

mycareersdb.com

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秋の空に飛ぶ雁

2018-10-19 | わたしの思い

Pinterestから。

 

 

 

 

私の居住地域には、非常にたくさんの雁や鴨、時にはペリカンなどの水鳥が水辺に多い。水辺は天然の河川の他に、農業用水貯水池があるからだからだろし、農業も盛んで、収穫のおこぼれを頂戴するには、住みやすい所らしい。ここから北方へ少し行ったところには、野鳥保護区もあることだし、そのおかげでそうした水鳥や渡り鳥の様子を始終見ることができる。

 

 

雁が 「V」字型の編成に沿って飛ぶのを見ると、何故そのように飛ぶのか科学が解明したことを考えてみる。各鳥がその翼を羽ばたくと、それはすぐ後方に続く鳥に揚圧力を作り出す。 「V」字型編成で飛行することにより、各鳥が単独に飛ぶ場合よりも、群れ全体が飛行範囲を少なくとも71%増加させると解明されている。共通の方向性と共同体意識を持つ人々は、互いの揚圧力でより迅速に、かつ容易に目的とする場所や、状態に行き着くことができるのと同じ仕組みである。


一羽の雁がその隊列から脱落すると、すぐさまその雁は、一羽で飛ぶことへの空気抵抗をより大きく感じ、素早く隊列に戻り、前にいる雁の抑圧力を利用する。私たちが雁と同じくらいの感覚を持っているならば、私たちは同方向へ向かう人々と結束するものである。


頭の雁が疲労すると、群れの後方へ就き、別の雁が先行飛行の位置につく。群れの先を飛ぶという、過酷なきつい仕事は、それぞれ順番でこなしていくのが、南に飛ぶ雁にしても、人間にしても、賢明なことである。後方の雁は、スピードを維持するために、後ろから励ますかのように、前方の雁に、向かって鳴く。上空を騒がしく雁の群れが鳴きながら飛ぶのは、そうした理由がある。


 
私たちが、後方から元気づけたり、警鐘を鳴らしたりするのは、どんなメッセージがあるからだろうか? 最終的に - これは重要点である - 雁が病気になったり、銃で撃たれて群れから外れる時、他の二羽の雁は、その雁と共に群れを外れる。それは、問題のある雁への助けと保護のためにそう行動するのだ。二羽の雁たちは一羽が飛べるようになるまで、または死ぬまで、その雁と一緒に過ごし、その後、彼ら自身で、あるいはグループに追いつくために別の群れと共に飛び立っていく。


もし私たちが雁の感覚を持っているならば、私たちは、こうしてお互いに助け合うことができる。罹災して未曾有の事態に陥っても、お互いに励ましあい、助けあっていける、雁のように。



http://www.freetastesgood.com

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心安らかに

2018-10-17 | わたしの思い

123rf.com 

 

 

ある日、仏陀は幾人かの弟子たちとともに、ある町から別の町に歩いていた。


彼らが旅をしていると、たまたまある湖を渡った。そこで休息し、仏陀は弟子の一人に湖から水を得るように頼んだ。


弟子が湖まで歩き、そこに着いたとき、彼は何人かの人々が水の中で服を洗っており、又ちょうどその時、牡牛の引く荷車が湖を横断し始めた。


 
その結果、水は非常に泥で濁った。弟子は「どうして私はこの濁った水を仏陀に飲ませようか」と思案した。


彼は戻って仏陀に言った、「湖の水は泥だらけです。飲み水に適しているとは思えません。」


しばらくして、仏陀は再び同じ弟子に、湖に戻り、飲み水を持ってくるように頼んだ。


弟子は素直に湖に戻った。今回は、泥が底に沈み、水がきれいだったので、鍋の中に水をいれ、それを仏陀に持って行った。


仏陀はその水を見て、弟子を見上げて言った。「あなたは水をきれいにするために何をしたのか見てください。あなたは泥が底に沈んで、落ち着くまで待ちました。それはあなたの心でも同じです。心が乱れたら、しばらくそのままにしておくのです。
少し時間を与えれば、それ自身で落ち着くでしょう。」

 

 

ーhttps://academictips.orgでStephenの記述から。

 

lifealth.com

 

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孫娘のドレス

2018-10-15 | アメリカ事情

kokomorescuemission.org



私は委託販売店で孫娘の好むだろうドレスを見た。 直観的にそのドレスを孫娘が愛するだろうと分かった。けれど、その時お金に余裕がなかったので、店主にそのドレスを取っておいてくれるかどうか尋ねた。「私が、あなたのためにそのドレスを買ってもよろしいですか?」と、そこにいた客が私に尋ねた。 「ありがとうございます。けれどそのような贈り物を受け取るわけにはいきません。」と私は答えた。 すると彼女は、私を助けることがとても彼女にとって重要なのだ、と言った。彼女は三年間ホームレスだったが、見知らぬ人々の親切なしには、生き残ることさえできなかったのだ、と言った。「私はもうホームレスではなく、状況は改善しているのです。」と彼女は語った。 「本当に多くの人々が私に示してくださり、その御親切に報いることを私は、自分に約束しました。」 彼女はドレス代を支払ってくれたが、彼女が受け入れる唯一の私からの支払いは、代金の返済ではなく、心のこもったハグだった。


ーメリーランド州コロンビアのステイシー・リーコロンビアのお話から。



https://free-classifieds-usa.com/services/other-services/pay-it-forward-movement

Pay it forwardとは、ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back, pay back)というが、これでは二人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。ーWeblio辞書から。

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心からのパフォーマンス

2018-10-12 | 人間性

 https://flipboard.com



ミレニアル世代(新世紀世代:1980年前後から2005年ごろにかけて生まれた世代;十代からデジタル環境になじんだ初の世代)は、利己的だと上の世代から無視されているが、いくつかの調査によれば、この世代の半分以上が慈善団体に寄付をしていることが、その研究によって示されている。 ここで紹介するヴィデオは、ドイツの三人の大学生が、何百万人もの人々の心に触れてきた美しいビデオを通して、どれほどこの世代が、無私であるかを世界に示した。


学生たちは歩道に座っていたホームレスの男をたいへんに驚かせた。最初彼は、ただの才能のある若者たちが楽器と声楽のパフォーマンスを披露しているのだと思っていた。それは一人の学生がそのホームレスの男の持っていたバケツをドラムとして借りることから始まった。次から次へと学生がそのバケツのドラムに参加し、楽器を弾き、歌う。そして通行人は少しずつお金を地面においた帽子へ入れていく。そして最後にその集まったお金を学生たちが、ホームレスの男に渡した時、彼は、驚愕のあまり、一言も言葉を発せないままだった。けれど彼の顔の表情は、その瞬間に人類に対する信頼が回復したことを示している。誰もの心の琴線に触れる、ミレニアル世代の若者たちの心の優しさの行為である。



 ミレ二アル世代の人間性

 

 

 

 

コメント (2)
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