ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

「厄介物」をかけておく木

2018-10-01 | アメリカ事情

https://pixabay.com



私が古い農家を復元するために雇った大工は、仕事場で、タフな初日を終えたばかりでした。タイヤがパンクしたので、彼は1時間分の仕事を失い、彼の電気鋸はうんともすんとも言わず、その上、彼の古式豊かなピックアップトラックは、エンジンをスタートすることを拒否しました。


私が彼を家に送っていく間、彼は岩のごとく沈黙して座っていました。到着すると、自分の家族を私に紹介したい、と彼は家に招いてくれました。私たちが玄関に向かって歩いている間、彼は小さな木の上で短く立ち止まり、両手で枝の先端に触れました。


玄関のドアを開けた途端、彼は驚くべき変化を遂げました。その顔は笑顔で包まれ、彼は2人の小さな我が子達を抱きしめて、そして妻にキスをしました。

 
その後、彼は私の車まで私と歩きました。私たちは先ほどの木を通りがかりました。私の好奇心は強まりました。彼に、先ほど木のところで彼がしたことは何か尋ねたのです。


「ああ、あれは私のトラブル・ツリーです」と彼は答えました。 「私は、仕事場で問題が起こるのには制御が聞かないけれど、でもひとつわかっていることは、そういう問題は、妻や子供達のいる家に持ち帰らない、ということです。だから私は帰宅して家に入る前に毎晩この木の枝に、それらをぶらさげるんですよ。そして翌朝、それらをもう一度ピックアップして仕事へ行くんです。」


「おかしなことに、朝出がけにそれらを拾うと、前夜に覚えていたものがほとんどないんですよ。」と彼は微笑みました。


著者不明


大工が自分の問題に対処する方法をどうお思いになりますか? 彼の外での悩みを家の外に残して、彼は何を達成したとお思いになりますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする