123rf.com
ある日、仏陀は幾人かの弟子たちとともに、ある町から別の町に歩いていた。
彼らが旅をしていると、たまたまある湖を渡った。そこで休息し、仏陀は弟子の一人に湖から水を得るように頼んだ。
弟子が湖まで歩き、そこに着いたとき、彼は何人かの人々が水の中で服を洗っており、又ちょうどその時、牡牛の引く荷車が湖を横断し始めた。
その結果、水は非常に泥で濁った。弟子は「どうして私はこの濁った水を仏陀に飲ませようか」と思案した。
彼は戻って仏陀に言った、「湖の水は泥だらけです。飲み水に適しているとは思えません。」
しばらくして、仏陀は再び同じ弟子に、湖に戻り、飲み水を持ってくるように頼んだ。
弟子は素直に湖に戻った。今回は、泥が底に沈み、水がきれいだったので、鍋の中に水をいれ、それを仏陀に持って行った。
仏陀はその水を見て、弟子を見上げて言った。「あなたは水をきれいにするために何をしたのか見てください。あなたは泥が底に沈んで、落ち着くまで待ちました。それはあなたの心でも同じです。心が乱れたら、しばらくそのままにしておくのです。
少し時間を与えれば、それ自身で落ち着くでしょう。」
ーhttps://academictips.orgでStephenの記述から。
lifealth.com