ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

祈る

2018-01-19 | わたしの思い

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英国の新聞にあった記事に興味を惹かれた。ヘッドラインは、「信心がないと主張する無神論者あるいは不可知論*者の4人に1人は、人生の危機に面した時、神に嘆願する」と言う。*不可知論とは、神の存在を証明もできないし、反証をあげることもできないとすること。調査を受けた日々祈る人々の半数以下が、神は人の嘆願を聞くと考えている。この調査結果はChristian aid charity TearfundのためにComRes が最近まとめたものである。


新しい調査結果は、日頃自分は決して信心深くないと主張する無神論者が、人生の難しい時期、その4人に1人が、祈ることを明らかにした。無神論者・不可知論者にとって、個人的な危機や悲劇が最も多い祈る理由である。その1/4の人々は、祈ることによって、慰めを感じ、また孤独感を和らげられると認めている。英国の教会出席率は、1980年から2015年の間に、650万人から300万人へと下がっている。


然しながら、3人に1人が礼拝堂で祈るだけなのに、英国の全ての成人の半数以上は、定期的に祈ると、ComResによるクリスチャン基金Tearfundのための調査結果は示している。1/3の人々は朝あるいは就寝する前に祈る。又、料理中や運動をしながら、だんだんに神の加護を請願するようになる。そして5人に1人は、家事をしながら祈る一方15パーセントは、通勤中に祈る。


とは言え、祈る人々の半数は、神が彼ら(の祈り)を実際に聞いてくれていると考えているーこれはわずかながら、過半数である。祈る理由は、様々だが、家族がリストのトップである。70パーセント以上の祈る人々は、家族と答えている。42パーセント強の祈る人々は、神への感謝をし、40パーセントの人々は癒しを請願し、他の40パーセントは、友人の名を含めている。


「人間の毎日の生活体験の中で、神の慈悲や神秘を渇望を反映している、この最近の調査結果に驚くことはありません。」とグロウセスターの司教、レイチェル・トレウイークは、ガーデイアン紙(のインタヴュー)に答えた。カンタベリーの大司祭のための教戒師イザベル・ハムレイは、こう話す。「祈りは、本来神とのコミュニケイション・ラインです。思考、思案、懸念や心配をもっと大きな画面へ持ってくることです。」


(クリスチャン基金の)Tearfundのルース・ヴァレリオは、祈りが英国の人々にとって、未だ重要であることを示唆していると言う。彼女によると、「祈りがいつも身近な問題で祈られることがしばしですが、私達(聖職者)は、人々が世界的な問題に向けて、例えば貧困に終止符を打つなどのために、引き続き祈ることを奨励したいのです。」


参照:Alex Green for Mailonline, 14 January 2018, The Guradian


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2 コメント

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苦しい時の・・・ (ピースオレンジ)
2018-01-19 19:26:21

諺に
「 苦しい時の神頼み 」
あるいは、 「 溺れる者は藁をも掴む 」 とある。

人生の荒波に揉まれ、
溺れそうな時、
人は藁をも神と思うのでしょうね。
返信する
コメントありがとうございます。 (ままちゃん)
2018-01-20 02:14:07
その藁がたいした働きをするかもしれませんね。
返信する

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