ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

ちょっといい話

2018-01-02 | アメリカ事情

https://fahrzeuge.dorotheum.com

 

 

1)母親の知恵

ローリー・アームストロング(カリフォルニア州ケルシーヴィル)

私は自分の子供達の誕生石をいつも首回りにつけていました。ある朝、仕事に行くのに手間取っていて、まだ新生児だった息子ラリーの誕生石のトパーズが金の鎖から外れてしまいました。一心不乱になって探してもその時は見つからなかったので、「ラリー(の)をなくしたけれど、私は必ず取り戻してみせるわ。」とつぶやきました。

その日ラリーの心臓医が、最初の検診結果を知らせるのに電話してきました。ラリーは緊急心臓手術が必要だとわかりました。幸い、手術は成功し、私はラリーの耳元で囁きました。「あなたを失ったかと思ったわ、けれどあなたは帰ってくると私は知っていたわよ。」

 

2)よく眠れ

スザンヌ・シファレリ(ニューヨーク州アルバニー)

あなたと同じベッドに彼女を寝かせてはいけない。「私の娘が生まれてから、何度も何度も繰り返し言われてきたことです。ですから、あの子が病気な時以外、一緒にベッドを使いませんでした。そしてその赤ちゃんだった娘は6歳です。そして毎晩夕食後、私達は一緒に本を読み、歌を歌い、灯りを消し、娘が眠りにつくまで彼女の隣に横になるのです。私達は、お互いに囁き合い、娘のまぶたがだんだん下がってくるのを見守るのです。娘の髪の子供らしい香りを嗅ぎ、おでこにキスをするのです。そしてこれを毎晩してきたら良かったのに、と思うのです。」

 

3)私の傑作品

アンジェラ・ブラッドリ-オウトリー(ワシントン州デイアパーク)

湿ったケンタッキーの空気の中で、4歳だった私は外で遊んでいました。祖父のトラックを見て、思いました。「お爺ちゃんは、あんな醜いトラックを運転すべきじゃないわ。」それから、ガロン缶に入ったペンキを見つけ出し、良い考えを思いつきました。ペンキブラシを探し出し、白い水玉をトラック中に塗ったのです。最後にトラックの屋根の部分を塗っていた時、トランス状態に陥ったような祖父が近づいてきました。「アンジェラ、こんな綺麗なトラック見たことないよ!」大人は子供の視点でものを見ないものです。祖父は私をカンカンになって怒っても不思議はなかったのです。その代わり、祖父は私の小さな魂を持ち上げてくれたのでした。



https://i.pinimg.com

 

 

https://www.rd.com/true-stories/inspiring/100-word-stories/


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青い狼の月 | トップ | アメリカの元旦は »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ままちゃんさんへ (のびた)
2018-01-02 10:09:44
明けまして おめでとうございます
アメリカでのお正月はどんな過ごし方でしょうか
ちょっといい話 素敵ですね
独身時代 両親と行った日曜学校の牧師の話を思い出します
返信する
アメリカのお正月 (ままちゃん)
2018-01-02 12:20:09
明日のブログに書きましたが、日本のお正月のようなお祝いはしません。ただの祝日です。世間一般普通は、2日は仕事へ戻ります。12月末までに全てお祝い事はした、というような感じです。ただし、パーテイ好きな、お酒好きな人々は大晦日にいろいろするようですが。大晦日は、銃を空に向けて撃つので、毎年毎年流れ弾で怪我をしたり、死亡したりする被害が出ます。酒酔い運転も多く、昔から我が家は大晦日には自宅にいるようにしてきました。アメリカ的な問題ですね。のびた様も良いお年を。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アメリカ事情」カテゴリの最新記事