ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

お誕生日おめでとう、マックス!

2018-04-11 | アメリカ事情

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世の中には、他人を思いやる暖かい心を持つ若者がいるのを経験から知っている。次の話を聞いた時、そうした若者の背後には、等しく慈愛を持った親が、身を持って教えてきたのだと気がつく。 そしてその親の背後にはその両親、祖父母、。。。と続いているのではないだろうか。

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私の孫マックスが、母親アンドレアに、21歳の誕生日に彼に与えるどんな額のお金でも、それを寄付するように言ったとき、アンドレアはあるアイデアを思いつきました。 彼女はマックスの兄弟チャーリーにビデオカメラを渡しました。 その後、銀行から10ドル紙幣21枚を引き出し、スーパーで21個のリンゴを買いました。 道すがら二人は、ホームレスの男性を見つけ、アンドレアはひとつのリンゴと一枚の10ドル紙幣を渡して、彼に言いました、 「今日は私の息子マックスの21歳の誕生日です。息子は、私にどなたかが、彼に祝福をしてくださるようにと頼んだのです。」 その人はカメラに向かって微笑み、「ハッピーバースデー、マックス!」と言ってくれました。すぐに、2人はスープキッチン(ホームレスなどに無料で食事を提供する施設)で並んで待っていた何人かの男女に出会いました。 息の合ったコーラスのように、彼らは「マックス、 お誕生日おめでとう!」と言いました。ピザ店で、アンドレアは5個のリンゴと50ドルで、ひもじい思いをしている人々に食べさせてください、と店のオーナーに頼みました。「ハッピーバースデー、マックス!」と彼らは叫びました。 残った最後の一枚の10ドル札と一つのリンゴを持って、2人はアンドレアの妹の働く事務所に立ち寄りました。 笑いや涙を堪えながら、彼女は、カメラに向かって言いました;「ハッピーバースデー、マックス!」

 

ペンシルヴァニア州フィラデルフィア在住のドナルド・ストオルツ医師の話

 

 

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コメント (2)
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