ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

今年の復活祭は

2018-04-05 | アメリカ事情

今年は、三男の義理両親の持つ牧場でイースター・エッグ・ハンティングに四人の孫達が参加した。この牧場には、ラマ、馬、豚、エミュー、そして牧場内の小さな池に住む絶滅危惧種のカエルがいる。普段はフロリダ州在住の三男家族もイースター休みを利用して、滅多に会えない孫二人が参加していた。

 

今年は雨が多かったせいで、例年になく緑豊かな牧場で卵探しに余念がない孫C

 

我家でのイースター・ディナーの後、四人の孫達(3歳、2歳、1歳、0歳)がひさしぶりに共に遊び、わめき、楽しんだ。もうひとりの孫娘ドイツのココがいたら、と皆で話した。


何百というプラスティックの卵にキャンデイを入れたものを長女をはじめとするママ達が用意して緑の牧場地のそこかしこに置いた。子供達は大喜びでたくさんの卵を探し出しそれぞれのバスケットに入れていった。年長のCはこれが三度目のイースターだが、最初のイースターに比べると、かなり成長したものだ。年下のいとこ達3人のエッグ・ハンティングのリーダーである。


3年前の孫C


こうして孫達も成長していく。夫と私は、遠いドイツのもう一人の孫娘ココを思い、それぞれの孫が健康に、順調に成長して、幸せな子供達であることを感謝しながら過ごした復活祭であった。


付記:4月3日のYouTubeヘッドクォーターでの銃乱射事件は、私の住む地域から近く、またその建物はサン・フランシスコ国際空港近くにある。そのサン・ブルーノにあるホテル群は、私達家族は、出発が早朝な時に始終使用する。今回は女性が犯人で、死亡したのは彼女だけであったが、怪我をして病院へ搬送された方々もいて、早い回復を祈る。昼食時に起こった事件は、多くの人を震撼させ、次は自分達だろうか、と懸念させたことだろう。私も、鳥肌が立ち、そしてすぐに夫や子供達や孫達やその他の家族、そして友人達の顔が次々に浮かび、最後に別れた時、私はそういう人たちを心から愛している、とちゃんと伝えただろうかと考えた。平和で愛に満ちた週末を過ごしたばかりで、つい一瞬にして起こるこうした事件を忘れがちだったが、現実は途方もなく冷たい。こうした銃乱射事件に対しての訓練は受けているが、すでに山ほどある銃規制法がひとつも働いていないことを実感する。ここで再び銃規制をまた増やすのだろうが、実際にそれだけが有意義なことなのだろうか。

コメント (2)
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