稲敷資料館日々抄

稲敷市立歴史民俗資料館の活動を広く周知し、文化財保護や資料館活動への理解を深めてもらうことを目的にしています。

紙ひこうき教室を開催しました!

2023年08月08日 | 日記
令和5年8月5日(土)晴れ

この日は、資料館の夏休み教室として、
「紙ひこうき教室」を午前の部、午後の部と2回開催いたしました。

講師は、つくば模型飛行機同好会の秋元靖史さんに来ていただきました。

今回も、秋元先生に色々な模型ひこうきを見せていただき、「ひこうき」への関心を高めることから始めました。

実は、講師の秋元先生は、1991年の鳥人間コンテストで第3位に入賞されている方で、「大空へのチャレンジャー!」なのです。
当時のビデオも教室の冒頭で見せていただきましたが、「大空への挑戦」は、とてもロマンがあり、カッコ良いです。

そして、今回も発泡スチレン製のひこうきを作りました。
こちらは、輪ゴムの発射台(カタパルト)もあわせて作りますから、見るからに良く飛びそうです。

先生に作り方の注意点や、飛ばす時の注意点などを教わりながらひこうきを組み立てていきます。


翼や胴体がゆがんでいると、射出と同時に急旋回し、視界から消えて見失ってしまいます。



組み立てが完成しましたら、自分のオリジナルとして、マジックで色や模様を描いていきます。

ひこうきがゆがみなく組み立てられているか、室内でテスト飛行を行います。

そして、実際に資料館の芝生の広場に出て、みんなで飛ばしました。
最初は力を加減して、真っ直ぐきれいに飛ばすことを意識し、慣れてきたら思いっきり飛ばしてみて、秋元先生に滞空時間を計測していただき、「認定証」を発行していただきます。

この日は、去年よりも風が強く、なかなか滞空時間がのびませんでしたが、それでも8秒ほども飛ばす方もいました。

また飛びすぎて、木に引っかかったり、フェンスを越えて敷地を出てしまったひこうきもありました。

教室の日は、真夏の快晴でしたが、資料館でテントとイスを用意し、近くの稲妻茶屋には冷房も入れて、休憩所といたしました。


今回の参加者は、子供から高齢者までと幅広い年代でしたが、みんなで芝生の広場でひこうきを追いかけて走り回り、たくさん汗が流れ落ちました。

暑いので走り回ってはテントで休み。休憩を入れながら、どうやったら上手く飛ばせるかな?と話しながら楽しい時間を過ごしました。

この教室が、夏の日の良い想い出になっていただけましたら、幸いです。


去年実施いたしました「折り紙ひこうき」のご要望もございましたので、別な機会に開催できれば、と計画をねっております。

#紙ひこうき #ペーパープレーン #模型飛行機 #鳥人間コンテスト

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