稲敷資料館日々抄

稲敷市立歴史民俗資料館の活動を広く周知し、文化財保護や資料館活動への理解を深めてもらうことを目的にしています。

展示会「稲敷の景観―変化する道・水辺・交通―」開催のお知らせ

2017年01月24日 | 日記
今月7日から開催されています、当館の展示会について告知いたします。

戦後,稲敷地方では河川の護岸工事がなされ,頑丈な橋も整備され,アスファルト舗装された道路がそこかしこに敷かれました。更に近年,首都圏中央連絡自動車道が開通し,人々の行動範囲は大きく広がっています。現在わたしたちが目にしている市内の景観は「自動車やバスの交通のために」整備されている,といっても過言ではありません。では,バスや自動車が無い時代の稲敷は,どのような景観をしていたのでしょう。そして稲敷に暮らす人々はどのような道を,どうやって移動したのでしょうか。
今回の企画展では「交通」にスポットを当て,大きく変わった地形や街並みの変化を当時の地図と写真と比較展示いたします。
稲敷市各地で撮影された大正~昭和にかけての写真が70点以上展示されています。また、一万分の一スケールに拡大された、130年前の地図「迅速測図」が圧巻です。普段何気なく目にする景色がどのように変化して今に至るのか、この機会にぜひ思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

Ⅲ)会場
 稲敷市立歴史民俗資料館2階 企画展示室

Ⅳ)会期
 平成29年1月7日(土)~2月19日(日)
【休館日】
 休館日:祝日・毎月曜日

Ⅴ)観覧料
  無料


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