リアルタイム・メヒコ その後

2015年7月から。en Mexicoメヒコ。
2017年7月帰国

「聞く・名作劇場」・「風のセールスマン」

2014-06-30 | 演劇,映画,アート
並べると、なんかスゴイな。

方や日本を代表する・・・だから、だな・・・きっと。
でも、それは気にしない。そういう問題じゃないから・・(ウーン、問題なんかな・・)

ご来場ありがとうございました!!!!!
「聞く・名作劇場」には、実は外部がない。
いわゆる演出、というか、客観的に担保できる目がない、ので
正直その場が成立してるのかどうか、よく分からない。

この、よく分からない感が、主観的にMAX。
舞台でもよく分からない、は同じなんだけど
一応(?って変か・・)演出の方に一任。
(つまり、成立しているかどうかはその方が判断すればいい、ので、という意味で、一任)
よく分からない、は一緒なんだけど。

そういう宙ぶらりんの中でギリギリ成立してるサスペンス感が「生」。

商業演劇ではそうは、たぶんいかない。
だいたい自信満々。そりゃそうだ。そうじゃないと安心して楽しめない、ってことだと思う。
要は、その場の人が何を求めるか、ですか・・・

安心して楽しめる自信満々感が退屈、なんかなあ・・ワタシに。
マッチングの問題だ。

自分の本番当日なのに、足を延ばした「風のセールスマン」

別役実さん、大好き。

セーフティバントをコツンコツンと当てていくような、そのコツンな言葉自体の面白さと
気がつけば、塁に溜まって、押し出し逆転サヨナラな緊張感だ。

そして、柄本明さん。
いつもそこにちゃんと立つ。自分を虚構にしない。それは可能なんだな、って。
細い道でも、可能なんだな、って思わせてくれる。

そんな二人のサーカス、なんかな。
そう、サーカスだね、きっと。
そういう「生」感。サウペンス感。
毎日練習しなきゃ落ちるでしょうが、したとしても、本番でもツナから落ちるかもしれない。
落下すると死ぬ、まあ、普通はネットがあるのか・・

ただ、お客様はそれを求めていない。
もう5年くらい全国を「風のセールス」マンしてるらしいけれど
あの、求められていない、はどうするんだろうか・・

あ、別役さんの「空中ブランコ乗りのキキ」、名作。

そう!名作劇場で、いただきました!!!


どこで売ってるの?食べるのもったいない、けど、食べた。で、美味しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする