モンテレイにはシネコンがいっぱいある。
のですが、やっぱりほとんどハリウッド映画の嵐なので
中々行かない。
でたまたま、上映案内見たら
日曜と、明日の祝日(天皇誕生日みたいな日??違うか・・
建国の父「ベニート・フアレス」の誕生日・・)だけ
「Neruda(ネルーダ)」と「En el rincon del mundo(この世界の片隅に)」。があった。
前者は一回上映、後者は二回上映。
おお、はしご、した。
「
Neruda」は多分邦題はまだない??ので「ネルーダ」ということに。
チリ映画。チリの詩人(なんだそうです。ノーベル賞作家だそうです・・
遠いですね・・全然知りません・でした・・)の映画らしいという
一応の心づもりで、行った。
最初から最後まで、「ネルーダ」さんに感情移入させない、
敵役の亡命?逃亡?先を探し回る刑事のG.G.ベルナルが終始かっこいい
変な感触の映画だった。
どうするつもりなんだろう、と思ってましたが
ミイラ取りがミイラになる、感。
髭と帽子のG.G.ベルナルはムンクのあの有名な「自画像」によく似てた。
全部で10人くらい?お客さんいた、かなあ・・・。
「この世界の片隅に」はもう少しお客さんがいた。
若い人が多かったみたい。多分、日本のアニメが好き・・なのかな・・。
日本語音声、スペイン語字幕、って中々ないし、
もしかしたら日本では見ない、かもしれないので、
メキシコ制作班?に大感謝。
終わって拍手が起こってた。
こういうミニマムな表現を受け入れてくれるのか、と
正直驚いた。
この2作を誰がどういう基準で選んだんだろう。
来週もメニューを見よう。