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北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

調布さくらウインドオーケストラ

2023-01-13 16:38:44 | 音楽・日々是尺八

1月7日に調布駅前の調布市グリーンホール大ホールにて「調布さくらウインドオーケストラ」の演奏会があり、聞いて来た。

この演奏会を知ったのは東京新聞だった。私の好きな吹奏楽だし、場所、時間、入場料無料など条件がぴったり合った。
パンフレットの挨拶文によると、調布中学校の卒業生を中心として2015年に結成された。
指揮者は国立音大出の小倉和彦氏で出演者は50名を超えた。コロナの影響もあって今回が第5回目の定期演奏会だった。もちろん私は初めてこのオーケストラを知った。

第一部は吹奏楽でめぐる日本紀行、第二部はポップスで時代を彩った日本のアニメの名曲。吹奏楽だから弦楽器は無い。

最初は伊藤康英作曲「こきりこ行進曲」で、いきなり最初の音でもう感激してしまった。迫力満点だ。尺八でも簡単に演奏できる「こきりこ」を、ものの見事に吹奏楽にアレンジしていた。

次は藤田玄播(げんぱ)編曲「木曽節によるパラフレーズ」。和太鼓も交え、軽快にメロディーは次々と楽器を替え、引き継がれていく。壮大な曲に仕上がっていた。
私も尺八で「木曽節による変奏曲」を作曲して、飯田市のライブで発表したことがある。

藤田玄播(1937~2013年)とは実は私とは面識がある。ただ曲を聞いた事はなかったので、初めて聞いたのだ。素晴らしい。
藤田氏は新宿で印章店を営んでいた時のお客様で、和紙の名刺を注文いただいたのだった。

肩書は作曲家であり、主に吹奏楽の曲だと聞いた。吹奏楽連盟の会長も務めた。そこで胸がときめいて話をしたが、ある時全日本吹奏楽コンクール課題曲に採用されたと新聞に掲載されたので電話したところ、「うれしいね」とおっしゃっていた。亡くなった時には新聞に載ったので死を悼んだ。ここで初めて聞けて縁を感じた。

大栗裕(ひろし)作曲「吹奏楽のための天の岩屋戸の物語による」は大栗さんらしい、日本的な要素が入った曲だった。

ここで大栗さんと親しみを込めて言ったのは、実は高校の吹奏楽で彼の作曲を演奏したからである。
昭和41年の吹奏楽コンクールの課題曲は大栗裕作曲「吹奏楽のための小狂詩曲」で、私はユーホニュームで演奏したのだ。そのメロディーは決して忘れてはいない。
(その年の優勝校は天理高校でYouTubeで聞ける。)

パンフレットで藤田氏と大栗氏の名前を見ただけで、懐かしさのあまり胸がときめき、感激してしまったのだ。

指揮者から大栗裕(1918~1982年)について説明があった。
大栗さんは高校からホルンを演奏して、独学で作曲をし、その後伊福部昭(あきら)に師事した。「皆さん、伊福部昭って知っていますか?」「知らないでしょ?」「実は映画ゴジラのテーマを作曲した人です」まさかここで伊福部昭の名前が出るとは思わなかった。

私は箏・尺八・琵琶のグループで「木犀会」に所属していた。その時の顧問が伊福部昭と金田一春彦で、演奏会後の打ち上げで銀座の料亭にて一緒に飲んだ事がある。

休憩をはさんで舞台は第二部に入った。全員がさくら色のピンクのシャツを着ている。照明が球形の鏡に当たり、綺麗にくるくる回る。反射の光は会場まで届いた。

テレビアニメONE PIECEのオープニングテーマ曲「ウィーアー」、「銀河鉄道999」、「鬼滅の刃スペシャルメドレー」、「千と千尋の神隠し」を演奏。
「鬼滅の刃」では指揮者が市松模様の半纏で現れ、爆笑。
アンコールは「宝島」など2曲続いた。

終演後はロビーでお客と演奏者が懇談していた。私はアンケートを箱に入れてから、ユーホニューム奏者を探したが分からず、取り合えずサックス奏者に感激を伝えた。

そうこうしているうちに指揮者が現れた。早速、私は吹奏楽経験者で、大変感激した事を伝え、藤田玄播や大栗裕、伊福部昭などとの交流について話した。やはり吹奏楽は話が合う。
昭和41年の「吹奏楽のための小狂詩曲」を演奏したことを伝えると、「あの曲は難しいね」と思わず二人でメロディーを歌ってしまった程だ。

最近日本テレビで、高校生の吹奏楽コンクールに向っての練習風景が何回も放送されたのを見て感心もしていた。高校生も上手いものだ。

来年は是非ベートーヴェン作曲「エグモント序曲」を聞きたい。

入場料無料ではあるが、司会者が「できれば寄付をお願いしたい」旨放送があった。
私は大変満足して、本来なら3000円上げたい程だったが年金生活の為、気持ちで1000円を募金箱に入れて来た。


レストランの思い出

2023-01-13 16:37:39 | グルメ

横浜の中華街にある老舗の聘珍樓横浜本店が閉店し、破産手続きに入ったという。
聘珍樓横浜は家族を連れてランチを食べた事があり、上品な(?)中華料理であった。

そんな思いもあり、渋谷の「オリンピックプール」が冬にスケート場になった時、子供を連れてスケートをしたことがあった。
その時、渋谷にも聘珍樓があり、昼に入店した。横浜とは別会社らしく、日比谷の聘珍樓などは継続するようだ。

中華で思い出したが、忘れられないのが、会社員の頃、昼飯を電車に乗って食べに行った事があった。

会社は田園都市線の藤が丘駅にあり、嘱託社員のNさんと、隣の市ヶ尾駅まで中華料理をわざわざ食べに行った。そこの「ルース―タンメン」が実においしかったからである。

最近の行きつけの店である。

こちらは八王子駅南口にある、お好み焼き「ばんぶう」である。
文字通り「ばんぶう」は「竹」である。尺八吹きならだれしも興味を持つ。
聞いたところ元々のオーナーが大分県出身で、大分は竹が有名らしい。
「ばんぶう」は元々八王子駅ビルの旧そごうのレストランにあり、一回行っておいしいと思っていたが、改装時に退店したので、残念がっていた。
年月が経ち、地元紙でここにある事を知って訪ねた。
話をすれば面白い。今のご主人はなんと長野県上田市出身で、上着に「六文銭」のマークが全面に入っていた。おいしく頂いたし、2割引きの券まで頂いた。
「カキオコ」とはカキ入りのお好み焼きだ。月曜日火曜日休み。

こちらは実は「ばんぶう」の右隣の店だ。とんかつ「大國 」である。
ここは安くて旨い。ランチは700円でしっかり食べられる。
80歳位の元気なお婆さんが大きな甲高い声で迎えてくれる。「いらっしゃい」「本日は暑いね」と必ず一言言ってくれる。厨房は息子さんが一人である。言葉使いがやさしい。昼は常連さんですぐに席が埋まる。

「ミックスフライ」には「メンチ、アジ、エビ」が入っている。自宅では絶対アジフライは出てこないので、ここで食べるのが楽しみだ。「カキフライ」や「かつ丼」もいただいた。

コーヒーチェーン店での話である。今は暑いのでアイスコーヒーを飲む。
何故あんなに氷が多いのか?大概は残して捨てるしかないだろう。
多く見せるためだろうが、もったいない。

そのコーヒー店でコーヒーを飲み終えたあたりで、隣の席におじさんが来て、アイスコーヒーを置いたとたんにコップが滑って倒れ、机上や床にぶちまけた。
私は幸い濃紺のズボンに黒い靴で、瞬間に足を上げたから良かった。多少はコーヒーがかかったと思うが、セーフだった。あわてて店を出た。

同じコーヒーチェーン店の他の店だったが、この猛暑でソフトクリームが立て続けに4本売れていた。私はアイスコーヒーだったが、ソフトクリームも良いなと思って見ていたら、あらら4人目の男性がソファーの席に着くかと思った瞬間、手から滑ってソフトクリームがソファーに落ちてしまった。あわてて拾いあげ店員に事情を言い紙などで拭いていた。落ち度は客にある。多分もう一度買ったと思うが、店員がソフトクリームを届けていた。

最近は人手不足でついにレストランでは配膳ロボットが開発された。
これをこの目で見たのである。
すかいらーくグループの「ガスト」へ行った時、テーブルに配膳ロボットが配膳する場合があると表示されていた。
私の注文は店員が運んでくれたが、食事中に私の横を配膳ロボットが通り過ぎた。
そしてすぐに戻って行ったのを見た。ついにここまで来たのかと感心した。

ところが次に行った時は、もう新しく進化した「ネコちゃんロボット」が配膳していた。実験でもしているのだろうか。

それがどうだ28日、「ガスト」に行ったら、何と私にロボットが配膳してくれた。
「まさかや」。一瞬取るのをあせったが、料理の乗ったトレーを取り、画面に表示されたテーブル№を押したら、無事帰って行った。でも、味気ないね。ロボットじゃあ「ありがとう」とお礼の言いようが無い。

以前より病みつきになっているのが「麻婆豆腐」で、西八王子の「つばさ」は旨い。ひと時毎週通った。
立川にも超有名人の経営する「麻婆豆腐店」があるが、そこよりも旨い。毎回感心して帰ってくる。

9月16日新宿に出かけた時に、以前から行けつけの西新宿6丁目のハンバーグ店「バッファロー」に行った。

ここは開店と同時に満席になるくらいだから、11時30分に一番で入った。
いつもの「ハンバーグ」と「白身魚フライ」である。本当においしい。
水代わりに無料のコーヒー2杯飲んで満足した。

ただ今のご時世である。当時880円だったのが昨年の始めは1010円、9月は1100円に値上げしてしまった。

八王子にとんかつや「かつや」がある。
カウンターに座って厨房を見ていたら、ご飯はまるで自動販売機みたいに店員がボタンを押すと、上からボタボタと落ちてきて器に収まった。次から次へと弁当が出来て行く、その早さにビックリ仰天した。ここまで機械化かと。

12月14日、あるテレビ局で「新宿区飲食店食べ放題トップ3」にイタリアン料理の「イル、ソーレガット」  が放映された。西新宿4丁目にあるが、場所はちょっとわかりにくいところにある。
私が時々行く店だ。食べ放題とはランチに「トマトが食べ放題」である。
普通にパスタなどのランチを注文してから、トマトが取り放題。と言っても、私はせいぜい2~3片だ。

又、後日ある局で「住みやすい街」の番組があり、№1は「西八王子」だった。インタビューでは「高尾山に近いし」「八王子より家賃が安い」と。
そこではたまに行くイタリアンの「248キッチン」が紹介されていた。(248は、にしはちでしゃれている)

17日八王子に行ってびっくりした。「ガスト」が突然「バーミアン」に代わっていた。夢かと思った。
いつもの通り、チラシを持って八王子駅北口の2階にある「ガスト」に行こうと思ったら、「バーミアン」の看板だった。「あれー」と思って、それでは京王八王子駅北口の「ガスト」に行こうと思って歩道橋を渡っていたら元バーミアンがあったビルの7階の看板が「ガスト」に代わっていた。
あわてて、「ガスト」に行った。そこで中生とネギトロ丼を注文。すぐに中生が来た。その後店員さんが又、中生とネギトロ丼を持って来た。「あれー中生来ていますよ」「間違ってもう一回頼んだかな?」と調べてもらったが、どうやら店の間違いだった。結局会話の中で、2杯目は無料だったのだ。ついている。

話によると、京王八王子駅北口は閉店して店舗を統合したらしい。7階は入りづらく「バーミアン」の時は空いていた、従って店舗を交換したのだろう。おなじ「すかいらーくグループ」だから出来る、いい考えだ。それにしても少ない日数で改装をしたらしい。
試しに京王八王子駅北口の「ガスト」を見学したら、薬局に代わっていた。

いつものようにドトールコーヒーに入った。ついにアメリカンが224円から250円に値上げされていた。

年が明けて1月13日、西新宿のバッファローに行ったら1190円に又値上げしていた。
親しいマスターに「いろいろ原材料が値上げで大変だねー。」「毎回来るたびに値上げしているね」とつい言ってしまった。