2009年5月撮影
#189 Longji Rice Terraces(Dragon's Backbone) Guilin Giamgxi CN
龍脊は、広西壮(チワン)自治区にある標高300~1000mに広がる棚田の景勝地。
開墾は1200年ぐらい前からと、相当古いのですが、ほんの20年くらい前に
外国人観光客が飛行機からこの眺めを発見し、観光地になったそうです。
桂林から100㎞ほど離れた龍勝県へ、車で山道を進んでいきます。
麓で車を降り、民家を縫うつづらおれの坂道を、
ひたすら山頂目指して登ります。
辺り一帯には、3つの部族、平安チワン族、大寨ヤオ族、龍脊チワン族の
山があり、それぞれに棚田があります。
平安チワン族の棚田の展望台へは900段mの石段が敷かれています。
眼下に広がる棚田は、ゆるやかな曲線を描いていて、
九龍五虎、七星伴月と名付けられています。
まさに9つの龍が暴れ、五匹の虎が跋扈するさま、
大空に月とともに、北斗七星が散らばる様子。
水田に水の入る田植えのシーズンか、青々とした早苗が広がる初夏か
黄金の稲穂が首を垂れる収穫のシーズンがお薦めだそうです。
いずれもWikipediaに写真 ↑ があるので、是非チェック!
My record ・・・次の旅のために・・・
撮影場所は、龍脊棚田、平安村 by Google Map
日本から広州経由で桂林へ
桂林の空港から 100㎞(2時間)+徒歩30~60分
理安山庄
(advice) 龍脊の入り口からホテルまで、または展望の良い
九龍五虎や七星伴月までは、山登りです。
スーツケースを地元の人に運んでもらい、足が悪い人は籠を雇って
細い山道をひたすら登ります。
途中、振り返ると、谷ごしに遠く向こうまで棚田が広がり、絶景。
休憩しながら登っていると30分以上かかってしまいます。
私たちが宿泊したホテルは、展望台のひとつ七星伴月まで徒歩3分。
日没時と、日の出の時間に展望台まで出かけ、大パノラマを堪能しました。
朝は、谷底の川から霧が立ち込め、幻想的。
よく目を凝らすと、棚田で働いている人が結構いて、人を入れて写すと
棚田全体の大きさが分かりやすいと思います。