2012年8月撮影
#341 Camel Tracking, Rajasthan ID
ラジャスタン地方、アーグラからジャイプールへ向かう途中、
国道11号線の対向車線にラクダの隊列を見つけました。
このラクダたちは、ラクダ市に向かうもので、
観光地によくいるラクダと違って、着飾っていません。
歩む速度は決して早くないので、対向車線はちょっと渋滞気味。
町中では牛、農道ではヤギ、国道ではラクダに
道を譲りながら、生活を共にしているのだな、と実感しました。
ラジャスタン地方は、インドでで最も面積が大きい州なのだそうで、
古代はインダス文明が栄えた地です。
西はパキスタンに隣接する砂漠地帯から、デリーに近いこの辺りは綿花の栽培が盛ん、湿潤な気候です
12月はモンスーンによる雨期に入る頃で、あたりの景色も緑が多くなります。
ベンガルトラやアジアライオンなど子育ての時期なので、国立公園のサファリは休止なのだそうです。
野生のインドを楽しみに、ラジャスタンの田舎めぐりはいかがでしょう。
My record ・・・次の旅のために・・・
撮影場所は、 アーグラからジャイプールへ向かう国道11号 by Google Map
GPS付きのカメラではないので、正確な場所ではないのですが、この道沿いです。
日本からムンバイ経由でデリーへ。
デリー、アーグラ観光のあと、ホテルの送迎車でラジャスタンへ。
amanbagh
(advice) 12月はラジャスタン地方は雨期。モンスーンの心配はありますが、
終日雨というより、毎日夕立が降り30分ぐらいどしゃぶりになる、という感じです。
低地では洪水もあるかもしれませんが、この辺りは、雨が地面にどんどん吸い込まれていて
水はけがよさそうでした。
楽しみにしていた国立公園のサファリツアーは、動物の子育て期で公園が閉鎖のため
実現しませんでした。あと、虫たちが羽化する時期でもあるので、蠅も悩みのひとつ。
季節を選ぶのは難しいけれど、事前に情報を仕入れていくことは重要。
季節の特徴をよく理解し、逆にその状況を楽しむようなアクティビティを考えるとよいと思います。