旅のお誘い ~今日の一枚~ redchilipadi

思い出の写真とともに旅の足跡をプレイバック。
撮影場所のGoogle Mapを見てたら、きっと行きたくなります!

#341 ラクダの隊列 ラジャスタンの幹線道路

2016-12-06 |   南アジア


2012年8月撮影

#341 Camel Tracking, Rajasthan ID

ラジャスタン地方、アーグラからジャイプールへ向かう途中、
国道11号線の対向車線にラクダの隊列を見つけました。
このラクダたちは、ラクダ市に向かうもので、
観光地によくいるラクダと違って、着飾っていません。


歩む速度は決して早くないので、対向車線はちょっと渋滞気味。
町中では牛、農道ではヤギ、国道ではラクダに
道を譲りながら、生活を共にしているのだな、と実感しました。

ラジャスタン地方は、インドでで最も面積が大きい州なのだそうで、
古代はインダス文明が栄えた地です。
西はパキスタンに隣接する砂漠地帯から、デリーに近いこの辺りは綿花の栽培が盛ん、湿潤な気候です
12月はモンスーンによる雨期に入る頃で、あたりの景色も緑が多くなります。
ベンガルトラやアジアライオンなど子育ての時期なので、国立公園のサファリは休止なのだそうです。

野生のインドを楽しみに、ラジャスタンの田舎めぐりはいかがでしょう。



My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、 アーグラからジャイプールへ向かう国道11号 by Google Map
   GPS付きのカメラではないので、正確な場所ではないのですが、この道沿いです。
  日本からムンバイ経由でデリーへ。
  デリー、アーグラ観光のあと、ホテルの送迎車でラジャスタンへ。
  amanbagh
  (advice) 12月はラジャスタン地方は雨期。モンスーンの心配はありますが、
   終日雨というより、毎日夕立が降り30分ぐらいどしゃぶりになる、という感じです。
   低地では洪水もあるかもしれませんが、この辺りは、雨が地面にどんどん吸い込まれていて
   水はけがよさそうでした。
   楽しみにしていた国立公園のサファリツアーは、動物の子育て期で公園が閉鎖のため
   実現しませんでした。あと、虫たちが羽化する時期でもあるので、蠅も悩みのひとつ。
   季節を選ぶのは難しいけれど、事前に情報を仕入れていくことは重要。
   季節の特徴をよく理解し、逆にその状況を楽しむようなアクティビティを考えるとよいと思います。   


#337 USA西部 チェッカーボード・メサ

2016-12-02 | ★USA・AP


2007年12月撮影 旅の足跡(写真)

#337 -- Checkerboard Mesa Zion National Park USA-- 

グランドサークルの西側に広がるザイオン国立公園。
ザイオン(Zion)とは、聖域を意味する古代ヘブライ語。エルサレムの市街の丘の名前。
バビロン捕囚から解放された民は、シオンの丘(エルサレム)をめざし、
シオニストと称しました。
また、近年ではイスラエルの文化を復興しようとする運動は、シオニズムと呼ばれています。
開拓期にこの地にたどり着いたモルモン教徒が名付け親なのだそうです。

ナバホ・サンドストーン(砂岩)が、長い年月をかけ、川の流れで侵食されて
出来上がりました。
それにしても、大きな一枚岩に、碁盤の目のように刻まれた筋。
筋に雪が積もり、一層くっきり。一度見れば忘れられない光景です。

広い国立公園内には、巨大な一枚岩や、奇岩をはじめとして、
高台から眺める谷の景色渓谷トレッキングなど、
見どころ満載です。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、チェッカーボード・メサ by Google Map
  日本からLA経由ラスベガス
  ラスベガスでレンタカーを借りグランドサークルへ。
   一番最初のフォトストップ 275㎞(3時間)
  Rubys Inn
  (advice) ザイオン国立公園は、3つのエリアに分けられます。
   公園の入り口、ビジターセンターのあるキャニオンセクション、
   テンプルオブシナワバ(Temple of Sinawava、コヨーテの守護神)や
   ナローズなど人気のポイントがあります。
   公園東側一帯は、 イーストセクション。 ザイオンーマウントカーメル
   ハイウェイで向かいます。チェッカーボードメサやホワイトスローンなど
   美しい奇岩が見られます。
   コロブセクションは風化で削られたアーチが多くみられるセクション。
   ちょっと離れたところにあります。 


#336 翡翠色のドラゴンの眠る玉龍雪山

2016-12-01 |   中国


2010年9月撮影 旅の足跡(写真)

#336 -- 
Jade Dragon Snow Mountain Yunnan CN

麗江古城は、少数民族のナシ族の聖地。
玉石が敷き詰められた路地、清らかな水が流れる水路、
川沿いにはしだれ柳がゆらぎ、趣のある石橋があちこちに架かっています。
色とりどりの石は五花石と呼ばれているそうです。
交易商の往来で角のとれた丸い石が、歴史の古さを思わせます。
どこを切り取っても古都の風情。

麗江の町を抱くように天空から見守る玉龍雪山は、
ナシ族の守護神「三朶大王」の化身と伝えられています。
13もの峰々が連なる玉龍雪山の最高峰の標高は5600m
山険しく、谷深い玉龍雪山は、
一日何度も天候の変化で姿を隠してしまいます。 

My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、Banyan Tree Lijiang by Google Map
  日本から北京経由麗江の空港へ
  30km(約30分) ホテルで送迎手配
  Banyan Tree Lijiang
  (advice) ロープウェイで4500m地点まで登ることができます。
   晴れていれば、ロープウェイの車内からも目の前に山の雄姿が眺められ
   終点まで行けば、神秘的な池ごしに山を拝むことができます。

   麗江の町中は、テーマパークのようにすっかり俗っぽくなっている
   エリアもありますが、周辺は自然がたっぷりと残っています。 

   宿泊したバンヤンツリーから、雲の晴れ間から山容をのぞむことができました。 
   麗江から雲南へ、哈巴雪山(ハバセツザン、5,396m)の麓にも、美しい湿原が広がります。