1998年10月撮影 旅の足跡(写真)
#331 -- Free and Hanseatic City of Hamburg GB
ドイツ第二の都市ハンブルグ。そしてドイツ最大の港湾都市。
ドイツ北部、エルベ川の河口50kmあたりに位置する。
正式名称は、自由ハンザ都市ハンブルク。
ハンザといえば、13世紀以降のハンザ同盟が有名。
バイキングに対して交易の権益を守るため、バルト海沿岸の都市の間で同盟が結ばれました。
16世紀の大航海時代に、ヨーロッパの商圏が地中海・バルト海から
大西洋・北海に移る頃までの間、植民地との交易で栄え、財を築きました。
この町には、倉庫街を縫うように運河が張り巡らされ、
たくさんの橋が架かっています。「北のベネチア」なんて呼ばれています。
コーヒーや紅茶、スパイス専門店などがあり、
異国情緒溢れる往時が思い浮かびます。
そして、ハンブルグにはヨーロッパ随一の歓楽街レーパーバーンがあり、
ビートルズが若いころにステージにたっていたとのこと。
地図でよく見ると、イギリスとハンブルグって、とても近いことがわかります。
My record ・・・次の旅のために・・・
撮影場所は、倉庫街 by Google Map
日本からフランクフルト経由ハンブルグ
町の中心から北へ10km(30分)
(ホテルの記録紛失)
(advice) ハンブルグは、ハンバーガーステーキの語源。
日本のハンバーグのように玉ねぎやつなぎのとき卵は入っていないのですが、
挽肉をラグビーボール状にして焼いた料理は、GB(ドイツの鉄道)のハンブルグ駅の
カフェやスタンドバーでもよく見かけました。
もともと、タルタル人が食べていた生の挽肉に生の卵の黄身をトッピングしたもので、
港湾の労働者がファストフードとして ポピュラーだったのだそうです。
ハンブルグの港からアメリカに渡り、アメリカではハンバーガーと呼ばれていますが、
ドイツでの名前は、Hackfleisch frikadelle。
Hack Fleishは挽肉、Frikadelleはミートボールという意味。