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旅のお誘い ~今日の一枚~ redchilipadi

思い出の写真とともに旅の足跡をプレイバック。
撮影場所のGoogle Mapを見てたら、きっと行きたくなります!

#331 この港からUSへ、ハンバーガー発祥の地

2016-11-26 |   ドイツ


1998年10月撮影 旅の足跡(写真)

#331 -- Free and Hanseatic City of Hamburg GB

ドイツ第二の都市ハンブルグ。そしてドイツ最大の港湾都市。
ドイツ北部、エルベ川の河口50kmあたりに位置する。
正式名称は、自由ハンザ都市ハンブルク。

ハンザといえば、13世紀以降のハンザ同盟が有名。
バイキングに対して交易の権益を守るため、バルト海沿岸の都市の間で同盟が結ばれました。
16世紀の大航海時代に、ヨーロッパの商圏が地中海・バルト海から
大西洋・北海に移る頃までの間、植民地との交易で栄え、財を築きました。
この町には、倉庫街を縫うように運河が張り巡らされ、
たくさんの橋が架かっています。「北のベネチア」なんて呼ばれています。
コーヒーや紅茶、スパイス専門店などがあり、
異国情緒溢れる往時が思い浮かびます。

そして、ハンブルグにはヨーロッパ随一の歓楽街レーパーバーンがあり、
ビートルズが若いころにステージにたっていたとのこと。
地図でよく見ると、イギリスとハンブルグって、とても近いことがわかります。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、倉庫街  by Google Map
  日本からフランクフルト経由ハンブルグ
  町の中心から北へ10km(30分)
  (ホテルの記録紛失)
  (advice) ハンブルグは、ハンバーガーステーキの語源。
    日本のハンバーグのように玉ねぎやつなぎのとき卵は入っていないのですが、
   挽肉をラグビーボール状にして焼いた料理は、GB(ドイツの鉄道)のハンブルグ駅の
   カフェやスタンドバーでもよく見かけました。
   もともと、タルタル人が食べていた生の挽肉に生の卵の黄身をトッピングしたもので、
   港湾の労働者がファストフードとして ポピュラーだったのだそうです。
   ハンブルグの港からアメリカに渡り、アメリカではハンバーガーと呼ばれていますが、
   ドイツでの名前は、Hackfleisch frikadelle。
   Hack Fleishは挽肉、Frikadelleはミートボールという意味。


#296 なじかは知らねど心わびて、ライン渓谷

2016-10-22 |   ドイツ


2014年8月撮影

#296 Upper Middle Rhine Valley, Kaub GB-- Burg Pfalzgrafenstein

スイスアルプスに端を発し、ドイツ、フランス、オランダを経て北海に至るライン川は、全長1,233km。
ドイツでは「父なる川」と親しまれています。
上流、中流域の渓谷は世界遺産に登録され、「ロマンチック・ライン」と呼ばれています。
川に沿って、美しい町、ブドウ畑、古の砦や関所などが点在しています。
渓谷の途中に、ローレライ伝説(Loreley)で有名な断崖絶壁があり、
このあたりは、昔、川幅がせまく、浅瀬が多い難所でした。
霧深い日に、木霊が船乗りの心を惑わしたのでしょう。
ローレライ付近の全景の写真がWikipediaにあります。


さて、国際河川というと、つい国境をイメージしてしまうのですが、
ライン川上流のストラスブールのあたりは、まさにドイツとフランスのほぼボーダーライン。
世界大戦の頃は、アルザスロレーヌの土地は、争奪の対象でした。 


でも、この写真のライン渓谷のあたりまで下ると、国境は遠のき、
西側の隣国ルクセンブルグやベルギーまで、100㎞以上あります。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、プファルツ城(Pfalzgrafenstein) by Google Map
  日本からフランクフルトまで直行便
  ICTでフランクフルト空港駅からコブレンツ駅まで(90分) その途中の車窓にプファルツ城
  Sheraton Frankfurt Airport Hotel & Conference Center
  (advice) 今回は、川に沿って車窓(鉄道)から景色を楽しみました。
  紅葉の美しい季節、または新録の頃に是非、ゆっくりとクルーズを楽しみたいものです。
  クルーズの目玉の砦は、大半が崩れかけている風情で、
  私の想像していたものとはやや異なっていましたが、
  「シェーンブルク城(Schöenburg)」は、「アウフ・シェーンブルク(Burghotel Auf Shönburg)」と
  いう高級ホテルで利用できるのだそうです。 次回の旅で是非宿泊したい。

  この写真の地点から更に下流に50kmほど進むと、コブレンツ(Koblenz)。
  鉄道も便利ですが、自分のペースでフォトストップしながら、
  レンタカーで川沿いをドライブするのも良いでしょう。
  コブレンツは、ドイツの角(Deutsches Eck)と呼ばれる場所。
  ここで、父なるライン川と、母なるモーゼル川が合流します。 
  合流点のWikipediaの写真を見ると、川の色がはっきり異なることがわかります。 
  モーゼル川は、ドイツの白ワインの産地として有名。
  モーゼル川の上流は、ベルギーやルクセンブルグ。
  F1のサーキットで有名なNürburgも近くです。 

   


#240 ハンザ同盟の女王、リューベック

2016-08-27 |   ドイツ

1998年10月撮影 

#240 Lübeck Schleswig-Holstein DE --

リューベックは、バルト海に面した北ドイツの都市。
13世紀、ハンザ同盟のリーダーとして繁栄した町です。

リューベックの商人は、ノルウェーのベルゲンから鱈を仕入れ、
ドイツの南へ運びました。また、鰊の塩漬けに必要な岩塩の主要な積出港でした。
リューベックとリューネブルクの間は「塩街道」と呼ばれています。

リューベックの町の玄関にホルステン門という立派な門があります。
外敵から町を守る為の門で、レンガ造り。2本の塔を持つ堂々とした歴史的建造物。
レンガの重みのせいで、少し傾いています。
門の上部に書かれているラテン語 "CONCORDIA DOMI FORIS PAX"の意味は、
「内に結束を、外に平和を」 ハンザの精神です。

1987年に「リューベックのハンザ同盟都市」としてユネスコの世界遺産に登録されている。
 

Wikipediaに空から見たリューベックの町の美しい全景の写真があります。

My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、ホルステン門 by Google Map
  日本からフランクフルト経由ハンブルグ
  ハンブルグから、リューベックまで70㎞(50分)
  宿泊記録紛失
  (advice) ハンブルグを拠点に、週末、ドライブを楽しみました。
   快適なアウトバーンで、あっという間にリューベックへ。
   そして、エルベ川の河口、バルト海に面した軍港キールへ。 


#205 北海から黒海まで、大陸横断の要 バンベルグ

2016-07-23 |   ドイツ

1998年10月撮影

#205 Rhine-Main-Danube Canal Bamberg DE -

ヨーロッパの大河といえば、ライン川とドナウ川。
ライン川は、アルプスからドイツとフランスの国境を流れ、さらに北上し、
オランダのロッテルダムで北海に達する、全長1233㎞の川。
ドナウ川は、ドイツ南部の黒い森を出発し、オーストリアを横切り、
スロバキアとハンガリーの国境、クロアチアとセルビアの国境、ブルガリアとルーマニアの国境を流れ、
最後は黒海に注ぐ、全長2860㎞の川。
日本に多い急流とは異なり、のんびり、ゆったり流れていく川は、
上流でも川幅は広く、川底も深いのでしょう。
重い鉱石や土砂、鉄鋼を載せた船が何日もかかって河口の港まで旅する様子を目にします。
「国際河川」と聞いただけで、なんだかわくわくしてしまいます。

ある日、National Geographicに、ドナウ川とライン川を結ぶ
運河の記事を見つけました。(1993年ぐらいの記事だと思います)
正確には、ドナウ川とマイン川を結ぶ運河です。(マイン川はもともとライン川へ合流している)
トルコの技師が、難工事の末に運河を完成させたという記事。
運河は、170㎞、日本橋から日光に(日光街道)相当する長さ。
この2本の大河が繋がると、北海から黒海まで全長4000㎞を船で往来できる!

地図を指でなぞりながら、「旅に出たい」衝動がMAXになり
困ってしまいました。

ちなみに、ライン川は、アルザス運河、ローヌ・ライン運河経由で、ローヌ川を経て、
地中海へもつながっているのだそうです。 すごい!



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、ドイツのバンベルグ郊外 by Google Map
  日本からフランクフルトまで直行便
  フランクフルトからレンタカーでドイツ周遊。バンベルグまでは230km(2時間)
  エアフルト(ホテルの宿泊記録紛失)
  (advice) バンベルグの町も世界遺産です。
   内陸部なのに、「ドイツのベニス」なんて別名があり
   不思議だな、と思っていたのですが、
   町には川や運河が多くて、水際はとても良い景色です。 
   ドイツの中でも戦禍を受けず、昔ながらの建物が残る町で、
   世界遺産に登録されています。 


#177 Living Bridge チューリンゲンのエアフルト

2016-06-25 |   ドイツ


2004年7月撮影

#177 Erfurt Thüringen DE

ドイツのチューリンゲン地方のエアフルト。
当時ヨーロッパ各地によく見られたLiving Bridgeが、今でも残っている町です。
Living Bridgeとは、橋の欄干の部分に建物が並んでいる橋。

この町は、ロシアからスペインのサンティアゴ・コンポステーラに続く巡礼路の途中の町で、
また、南のローマから北のバルト海へ抜けるヨーロッパを縦貫する交易路の途中の町として
中世に栄えたのだそうです。
写真のクレーマー橋Krämerbrückeは、文献によると1156年にはすでにあり、
橋の両側に商人が店を出し、Merchants' bridgeと呼ばれていたようです。

魚市場の広場から、地図に従ってクレーマー橋の方角へ向かうと
道の両側に、3階建ての家がずっと続いていて、
いつ橋が始まり、いつ川を渡り終えたのか、全くわかりません。
建物の裏側にまわって、水辺に降りてみてはじめて、橋だったんだ、と気づくような感じです。

全般的に、旧東独の町は、あまり馴染みがなく、このあたりの地理や地名も、
実際に訪れて初めて知ることが結構多くあります。
このエアフルトは、東独の東隣ポーランド領の、昔から大炭田のあったシレジア地方と
ドイツ西部のライン流域の地方を結ぶ道であり、
また「王の道(ヴィア・レギア)」も、この町を通っています。
地図で確認すると、現在のドイツの領土のほぼ真ん中に位置しています。

Wkipediaにクレーマー橋の写真がありました。
空から眺めた写真は、こちら



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、クレーマー橋 by Google Map
  日本からフランクフルト
  レンタカーでドイツ周遊中
  エアフルト市内。(ホテル名の記録紛失)
  (advice) フランクフルトからアウトバーンで2時間ぐらい。
   特に観光の目玉はなく、わざわざ訪れる町ではありませんが、私は珍しい橋が好きなので、
   いつか行ってみたい町でした。
   ヨーロッパのLiving Bridgeは、現在、ヴェニス、フィレンツェ、英国のバースと、
   ここ、エアフルトにしか残っていません。


#149 東西統一の象徴 勝利の女神ブランデンブルク門

2016-05-28 |   ドイツ


1998年10月撮影

#149 Brandenburg Gate Berlin GB

ドイツの首都ベルリンの中心部に、210ヘクタール広大な公園が広がっています。
日本の皇居の約2倍の広さで、ティーアガルテン(Tiergarten)という名で親しまれ、
昔は皇帝の狩猟場だったそうです。Tierは小動物、という意味なのだそうですよ。

その公園の中心に、戦勝記念塔Siegessäuleがそびえ、塔の上には、
勝利の女神ヴィクトリアがほほえみ、映画「ベルリン天使の詩」で重要なスポットです。
19世紀半ば、プロイセン王国の時代のモニュメント。

塔の下、博物館島方向へ並木道を進んでいくと、この
ブランデンブルク門が見えてきます。この門の上にも、クアドリガ(四頭馬車)の
上に乗った女神ヴィクトリアがいます。

18世紀、市街地全体を取り囲む壁が造られ、出入り口に税を徴収する関所が
いくつか設けられ、ブランデンブルク門もそのうちのひとつでした。
ドイツ分断の頃は、この門のあたりもベルリンの壁に含まれていて、
ベルリンの壁が崩壊した頃(1989年11月9日)、TVニュースでこの門がよく映っていたのを覚えています。
この門は、昔は、東西ドイツ分断の象徴であり、今は統一の象徴。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、 ブランデンブルグ門 by Google Map
  日本からロンドン経由ハンブルグへ。
  ハンブルグから300㎞弱(3時間) ハンブルグ滞在中に1Day Trip
  宿泊の記録紛失
  (advice) 菩提樹の並木道(ウンター・デン・リンデン)がティーアガルテンをまっすぐに貫いています。
   菩提樹はうっそうと葉が茂る、結構大きな木。日本ではあまり一般的ではないかもしれません。
   この菩提樹、夏に花が咲き、とても良い香がします。ミツバチも大好き。有名な香水にも
   調合されているそうです。
   前回の訪問時のお目当てはフェルメール@ポツダム広場の絵画館
   真珠の首飾りの女紳士とワインを飲む女

   ベルリンでの滞在時間が短かったので、もう一度、ゆっくり訪問したい。
   是非、リンデンの花が咲いている7月に。
   セイヨウリンデン 学名:Tilia ×europaea 自由の象徴。
   ナツボダイジュTilia platyphyllosは、花に芳香、フユボダイジュTilia cordata Mill.は、ハーブティ向き。
   お釈迦様が悟りを開いたのはクワ科の菩提樹、日本に栄西が持ち込んだのは、シナノキ科の菩提樹
   (学名 Tilia miqueliana) クワ科の菩提樹の代用


#114 嘯く獅子 ブラウンシュバイク

2016-04-23 |   ドイツ


2002年10月撮影 More photos⇒①鉄道駅 ②獅子像 ③宮殿 ④時計塔 ⑤教会 ⑥木組みの家

#114 Braunschweig Land Niedersachsen GB

ブラウンシュバイクは、ドイツ北部、ハノーファとハルツ山脈の間にある、
ニーダーザクセン州の都市。
神聖ローマ帝国(800年~1806年)において、
ハインリヒ3世(獅子公、1129年~1195年)の治世に、都市開発の一環として、
リューベックやリューネブルクとともに作られた町で、獅子公の拠点でした。 

獅子公は、当時、北海貿易でバイキングとの商戦に苦戦しがちだった
ハンザ同盟の後押しをし、ドイツ商人の権利の保護を支援したとのこと。
彼は権力の象徴として、ダンクヴァルデローデ城(Dankwarderode)の庭に
ライオンの像を1166年に建立。 現在、像は城内に移され、
ブルグ広場の像(この写真)はレプリカです。

獅子公にちなんだ伝説によると
「獅子公が、巡礼の旅の途中、ライオンとドラゴンの戦いに遭遇します。
獅子公はライオン側に加勢し、ドラゴンを破ります。ライオンは恩義を感じ、
巡礼の帰路、獅子公のお供をし、生涯、忠誠を尽くした。」のだそうです。

獅子公は、この広場に面した大聖堂に眠っています。



My record ・・・次の旅のために・・・
  撮影場所は、ブラウンシュバイクのブルク広場 by Google Map
  日本からコペンハーゲンまで直行便
  ハノーファ⇔ブラウンシュバイクはIC30分、ブレーメン⇔ブラウンシュバイクはIC2時間
   ドイツ(はもちろんヨーロッパ)の鉄道の下調べはDBサイト
  Best Western Hotel zur Post
  (advice) 北ドイツ鉄道周遊中に立ち寄りました。
   昼過ぎに、ハノーファからブラウンシュバイク、帰りはブラウンシュバイクからブレーメンへ。
   この町の美術館(Herzog Anton-Ulrich-Museum)にある、
   フェルメールの「ワイングラスを持つ若い女」がお目当てでした。
   小さな絵ですが、美術館でとても大切に扱われていました。(2階の展示スペースでゆっくりご対面)
   鉄道駅から美術館やブルク広場までは、歩けない距離ではないけれど、
   往きはタクシー、帰りはトラムを利用。
   この町は、最小二乗法やガウスの定理などで有名なカール・フリードリヒ・ガウスが
   生まれ、活躍したところで、町はサイエンスやエンジニアリングに力を入れています。


#086 香り高いコーヒーを 港町ブレーメン

2016-03-26 |   ドイツ


1998年10月撮影

#086 Böttcherstr Bremen Northern Germany

ハンザ同盟の都市ブレーメン、北ドイツの大都市ハンブルクやハノーバーから約100kmぐらい
に位置し、ドイツからオランダ方面への途中にあります。
昔から、この地はライン川からエルベ川、または北海から南ドイツに向かう交易の十字路に位置していたため、交易の要衝として重要視されていた、とのことです。

現地に行くと肌で感じられることですが、
ブレーメンは貿易都市。北海から70㎞も内陸にあるのに、ヴェーザー川の中流に開けた町で、
表通りには立派な商館が立ち並び、往時の繁栄ぶりがうかがえます。
それから、町中、コーヒーのフレッシュな香り。 ブレーメンは昔からコーヒーの輸入の中心で、
今でもヨーロッパにおけるコーヒーの拠点です。

観光では、
ブレーメンの音楽隊で世界中の子供に有名。
マルクと広場のローランドの像は、市民の自由と権利の象徴で、世界遺産。
中世をそのまま閉じ込めたベトヒャー通り(Böttcherstr)やシュノーアの小道(Schnoorviertel)
仕掛け時計(Glockenspiel)があり、マイセン磁器の鐘の音が素敵です。

町中、かわいい小物にあふれていて、あれもこれもと、カメラを向けるのに大忙しです。



My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、ベトヒャー通り入り口 by Google Map
  日本からコペンハーゲンまで直行便
  コペンハーゲンからブレーメンまで鉄道 IC(6時間)
  Best Western Hotel zur Post
  (advice) 今回の旅の起点はデンマークのコペンハーゲン。
   列車で、ドイツからオランダへ抜ける途中に、お気に入りの町に立ち寄りました。


#058 幸運の金の指輪 バイエルンのニュルンベルク

2016-02-27 |   ドイツ


1998年10月撮影

#058 Schoner Brunnen Nuremberg Bavaria

ニュルンベルクは、ドイツ南部バイエルン州のミュンヘンに次ぐ第二の都市。
ナチス政権が最初の党大会を開いたところであり、
戦後、ナチスを裁くニュルンベルク裁判が行われた場所として有名。

町は、第二次世界大戦で壊滅的に破壊されましたが、カイザーブルグ(城)や
聖ローレンツ教会、フラウエン教会など復興され、今では国内外から観光客の多い町です。
丘の上のお城から市内を見渡してみたり、城から町の中心までゆるやかな坂道を下りながら
観光ポイントを散策してみましたが、古い時代のそのもの、よい雰囲気でした。

写真は中央広場に立つ美しの泉(Schoner Brunnen)。
泉のモニュメントを取り囲む黒い鉄の柵の一か所に、金色に光るリングがあります。
見つけて3回まわす幸運が訪れるのだとか。
継ぎ目がないリングなので、3回まわせたかどうか不安になります。
写真の裏側にもリングがあるらしく、そちらが本物だ、とか諸説あるみたいですよ。

背後に薄く見えているのはフラウエン教会。12時に仕掛け時計の王様たちが動くそうです。
この広場は、年末にドイツで一番有名といわれるクリスマスマーケットが開かれます。
それから、この町では、おじいさんのサンタクロースではなく、「クリスマスキント」と呼ばれる
女神さま版"サンタクロース"が有名なのだとか。

My record

  撮影場所は、 中央広場の美しの泉 by Google Map
  ミュンヘンからニュルンベルクへ170㎞(約1時間半)
  (advice) ドイツの南部から中部へフランケン地方の小さな町を巡りながら
   ドライブ中に立ち寄りました。小ぶりのニュルンベルク風のソーセージは、是非ここ本場で。
   中央広場の付近に気軽に入れるレストランがたくさんあります。運転手さんはだめだけど、
   本場のフランケンワインも!