旅のお誘い ~今日の一枚~ redchilipadi

思い出の写真とともに旅の足跡をプレイバック。
撮影場所のGoogle Mapを見てたら、きっと行きたくなります!

#060 城壁跡のカペル橋 スイス発祥の地、ルツェルン

2016-02-29 |   中欧


2002年6月撮影

#152 Lucern, Central Switzerland

スイス中部の都市ルツェルン。東西の交易の十字路にある要衝で、
スイス連邦の発祥の地なのだそうです。
複雑な形のルツェルン湖畔の風光明媚な美しい町。
14世紀ごろ、ハプスブルグ家から自治を守るために築いた城壁が市の周りを囲んでいます。

ルツェルン湖に注ぐロイス川を横切る城壁は、ユニークな橋となって残っています。
写真のカぺル橋と、少し上流にあるシュプロイヤー橋は屋根付きの橋。
橋の途中には、八角形の屋根を持つ見張り塔があり、
屋根の内側には、市の歴史や伝説などが描かれています。

昔、スーパーでネスレのコーヒーフレッシュを購入したとき
蓋のラベルにこのカぺル橋を見つけ、いつか行きたいと思っていました。

My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、ロイス川に架かるカぺル橋 by Google Map
  日本からチューリッヒ直行便
  チューリッヒ空港でレンタカーを借り、ルッツエルンまで70㎞ 50分
   鉄道でのアクセスも便利です。
  Hotel Monopol Luzern
  (advice) 湖に向かってロイス川河口の左手は、ショッピングストリート。
   中世の雰囲気が残る一角があります。建物正面に壁絵やだまし絵がかかれています。
   Hirschen Platz(鹿の広場)や、Rathaussteg(歩行用の橋)を渡り階段左手の辺りはお薦め。


#058 幸運の金の指輪 バイエルンのニュルンベルク

2016-02-27 |   ドイツ


1998年10月撮影

#058 Schoner Brunnen Nuremberg Bavaria

ニュルンベルクは、ドイツ南部バイエルン州のミュンヘンに次ぐ第二の都市。
ナチス政権が最初の党大会を開いたところであり、
戦後、ナチスを裁くニュルンベルク裁判が行われた場所として有名。

町は、第二次世界大戦で壊滅的に破壊されましたが、カイザーブルグ(城)や
聖ローレンツ教会、フラウエン教会など復興され、今では国内外から観光客の多い町です。
丘の上のお城から市内を見渡してみたり、城から町の中心までゆるやかな坂道を下りながら
観光ポイントを散策してみましたが、古い時代のそのもの、よい雰囲気でした。

写真は中央広場に立つ美しの泉(Schoner Brunnen)。
泉のモニュメントを取り囲む黒い鉄の柵の一か所に、金色に光るリングがあります。
見つけて3回まわす幸運が訪れるのだとか。
継ぎ目がないリングなので、3回まわせたかどうか不安になります。
写真の裏側にもリングがあるらしく、そちらが本物だ、とか諸説あるみたいですよ。

背後に薄く見えているのはフラウエン教会。12時に仕掛け時計の王様たちが動くそうです。
この広場は、年末にドイツで一番有名といわれるクリスマスマーケットが開かれます。
それから、この町では、おじいさんのサンタクロースではなく、「クリスマスキント」と呼ばれる
女神さま版"サンタクロース"が有名なのだとか。

My record

  撮影場所は、 中央広場の美しの泉 by Google Map
  ミュンヘンからニュルンベルクへ170㎞(約1時間半)
  (advice) ドイツの南部から中部へフランケン地方の小さな町を巡りながら
   ドライブ中に立ち寄りました。小ぶりのニュルンベルク風のソーセージは、是非ここ本場で。
   中央広場の付近に気軽に入れるレストランがたくさんあります。運転手さんはだめだけど、
   本場のフランケンワインも!


#057 アリゲーター・パラダイス ニューオリンズの湿地帯

2016-02-26 | ★USA・AP


1995年6月撮影

#057 Swamp Tour Barataria Preserve, Louisiana USA

アメリカ南部のルイジアナ州、ニューオリンズ(New Orleans)。
合衆国屈指の貿易港がありますが、海に面しているわけではなく、
ミシシッピ川を下ってメキシコ湾まで、100㎞以上の距離。

河口のデルタには、自然や野生の保護区が広がっています。
大きな木のある沼地はスワンプ(Swamp)、草がちな湿地はマーシュ(marsh)、
さらに湿地帯の小川はバイユー(bayou)と呼ばれているそうです。

バイユーを巡る半日ツアーでは、20人乗りぐらいのボートに乗り込み、
船長のガイドで、うっそうと木の生えた沼地を探検し、アオサギやシラサギを探します。
途中、アリゲータが集まってくるエリアで船を停め、
船のまわりに集まってくる野生のワニ(アリゲータ)をじっくり観察します。

もうひとつ、ブラウンペリカンは州鳥。 州の紋章にも描かれています。
ジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの映画「ペリカン文書(The Pelican Brief)
の冒頭のクレジットの映像を見て、いつか、ミシシッピ・デルタに行ってみたいと思っていました。

My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、バラタリア保護区ボート周遊のあたり by Google Map
  ワシントンDCからニューオリンズの空港へ国内線で
  (市内からボート乗り場まで)片道1時間弱
  Le Méridien New Orleans
  (advice) 撮影場所のリンクで、メキシコ湾が見えてくるまで、
   「―」を数回クリック(ズームアウト)し、湿地帯をチェックしてみてください。
   かなり広大であることがわかるでしょう!
   半日ツアーに参加すると、気軽に水辺の自然を体験することができます。
   ツアーは、ホテルのロビーに迎えに来てくれるか、ニューオリンズ市内の指定の集合
   場所・時刻に行けばOK。 市内からボート乗り場まで車で片道1時間弱。乗船は2時間位。
   昼下がり、緑深い湿地帯のバイユーを静かにゆっくり進むボートの中で、
   のんびりとまどろむのも旅の楽しみ。 


#056 密林に埋もれた仏教遺跡 ボロブドゥール

2016-02-25 | ★アジア


2010年3月撮影

イスラム教国であるインドネシアには、世界最大級の仏教遺跡、ボロブドゥールがある。
王国の都として栄えたジャワ島のジョグジャカルタの郊外、煙を吐く火山を背景に
その石づくりの仏教遺跡は存在している。(p243)

 

世界の聖地 BEST500 コンパクト版
ジル・アンダーソン
日経ナショナルジオグラフィック社
2010-09-30



#056 Borobudur Java ID

ジャワ島中部の仏教遺跡、ボロブドゥール。
ジョグジャカルタ州の州都、ジョグジャから北西に40km、世界遺産です。
遺跡は9層のピラミッド構造で、1層1層、レリーフや仏像で埋め尽くされています。
昼下がり、遺跡の下5檀の回廊を巡り、ブッダの一生を描いた絵物語をゆっくり鑑賞し、
夜明けに、上層の円形檀に登るのがお奨め。

一面に、ゆっくりと霧が流れる中、石組みの釣鐘の中の仏様群と、
眼下に広がる椰子の林や集落の灯り、 必ずお気に入りの写真が撮れますよ。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は遺跡の上から2檀目の回廊 by Google Map
  シンガポールからジョグジャカルタ行き直行便
  ホテルの送迎車で1時間
  amanjiwo
  (advice) 午後、ガイドさんの説明を聞きながら遺跡を一巡り。翌朝、再度遺跡へ。
   ボロブドゥール遺跡は、日中、観光客で込み合うこともあるそうですが、
   早朝はすいていて気が済むまで撮影できます。曇り空でも神秘的な写真が撮れます。
   遺跡の上層階への石段は急で、段数は多くないけれど意外と大変。
   夜明け前、足元は決して明るくないので、すべりにくい靴で。


#055 天空のエッフェルの橋 港町ポルト

2016-02-24 |   イベリア半島


2003年9月撮影

ポートワインの宝石のような色は、「琥珀」や「ルビーの赤」によくたとえられる。
アルコール度の高いこのワインの生みの親は、17世紀末の英国の商人たち。
品質の安定の保存のために、ブランデーをワインに加えたのだ。
今も風味を出すために、同じ方法がとられている。(p273)

 

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅BEST500コンパクト版
イアン・アレクサンダーほか
日経ナショナルジオグラフィック社
2009-12-10



#055 Dom Luís I Bridge Ponte de D. Luís PT

ポルトは、ポルトガル北部にある、同国第二の都市。
イギリスへ向けて、ポートワインの積み出し港として有名です。
14世紀ごろ、航海王エンリケはこの港から遠征にでかけ、
のちの大航海時代のポルトガルの地位の礎を築きました。

北大西洋に面したポルトは、海岸線にすぐ断崖がせまり、
斜面にへばりつくように町が広がっています。
ドウロ川の河口に開けたポルトは、丘の上の町と町を結ぶ天空の橋が見どころのひとつ。

優美な曲線を描く巨大な鉄骨の橋は、エッフェルとその弟子の設計。
そう、パリのエッフェル塔の設計技師です。
橋を渡るもよし、川岸のカフェから仰ぎ見るもよし。ポルトらしい風景が撮れます。
 
My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、ドウロ川のほとり ルイスI世橋のたもと by Google Map
  イベリア半島周遊中にポルトに立ち寄りました。
   北スペインのサンティアゴ・コンポステーラから230㎞ 2時間
  Casa Aveiro Praça do Peixe 75㎞ほど南のアヴェイロで宿泊
  (advice) ポルトの町はエキゾチックな教会や塔など見どころ多く、
   歴史地区は世界遺産にも登録されています。でも旧市街の道はせまく複雑で、坂道も多く
   お気楽にレンタカーで乗り入れるのは避けたいところ。
   今回は、川沿いのパーキングに停め、向こう岸の斜面に広がる町を写真に収めました。
   再訪したい町のひとつです!

   ちなみに橋は、マリア・ピア橋はエッフェルの設計、ドン・ルイス1世橋はその弟子の設計。
   似たシェイプですが、マリア・ピア橋は鉄道橋。 写真は、ドン・ルイス1世橋


#054 皮なめし職人の工房 混沌としたフェズのスーク

2016-02-23 | ★中東・アフリカ


2003年9月撮影

#054 Sidi Moussa Curtiduría de cuero Fez MO --

フェズの町中にスークがあります。
スークとは市場。城壁の門の向こうは巨大な迷路。
せまい路地が延々と続き、角を曲がると小さな間口の店が軒を並べていて、
電化製品をや衣類を売る店、香料を商う店、食べ物屋、職人の工房、鍛冶屋、鍋屋、床屋、、、。
何かを焼く臭い、燻す煙、削る音、すごい喧噪の中に迷い込みます。

かと思えば、一転、音のない一角へ。
遠くでかすかに聞こえる水の音、建物の奥から低い祈りの声が漏れています。
お祈りの場は、不思議な静寂につつまれています。

混沌という言葉がぴったり。
 
狭い石畳の道では、荷物を運ぶ騾馬や驢馬と行き違ったり、
大きな荷物を腰を曲げ背負い足早やに追い越して行く人がいたり、
まさに映画の中の世界。タイムマシンで違う時空に迷い込んだようです。

写真は、スークの果てにある皮なめし工房。
ずらりと並ぶ土の甕の薬品や染料に腰までつかりながら、皮を加工する職人たち。

迷路では空が見えず、隙間なく軒を連ねるストールしか見えませんでしたが、
ここでは、店の裏口から皮なめし場に扉が開かれたとき、
いきなり視界が開け、眩しい太陽の光とともに
想像しない光景が目に飛び込んできて、
一瞬面喰らいました。

辺り一面にたちこめる、皮なめしの独特の悪臭が容赦なく襲ってきます。
ミントの葉で鼻を覆い、なんとか遣り過ごす、
五感にささり脳裏に焼き付く体験になることでしょう。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、皮なめし工場シディムーサ by Google Map
  スペイン南のアルヘシラスからフェリーに乗って対岸のタンジェへ。
  タンジェでレンタカーを借りてFesへ。300㎞(4時間)
  Sheraton Fes (現在のPickalbatros Royal Mirage)
  (advice) アフリカで初めてのレンタカー。いろいろと心配でしたが、
   手続きも車も装備も問題なし。道もまっすぐで、ハイウェイは走りやすく、順調でした。
   スピードの出しすぎに注意! 幹線道路でネズミ捕りがあります。
   普通に安全運転していたつもりだったのですが若干速度オーバー。
   私たちも危なく捕まるところ、でした。


#053 パルナッソス山のお告げの場 デルフィー

2016-02-22 |   バルカン半島


2007年12月撮影

#060 Delphoi Central Greece GR

この古代遺跡は、パルナッソスの山の麓にあります。
神々が住むというパルナッソス山は標高2500m、石灰岩の山です。
古代ギリシャ時代、ここにアポロンの神殿があり、巫女がいて神託が下されていました。
吉兆の占いもされていたそうです。

眼下には、コリンティアコス湾が見渡せ、
私が訪れた日も空いっぱいに大きな虹がかかっていました。

山の重なりが複雑で、不思議な風が頭の上を右へ左へ吹いていました。
何か気配を感じる、神聖な場所です。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、デルフォイの古代遺跡 by Google Map
  日本からウィーン経由でアテネへ
  アテネでレンタカーを借り、観光地をまわりながらデルフォイへ。 アテネから200㎞(2時間)
  Delphi Palace Hotel
   部屋のテラスからコリントコス湾が一望できます。部屋は山の中腹にあり海までかなり距離がありますが、
   遥か眼下の町まで、さえぎるものなく、雄大な景色が目の前に広がります。
  (advice) 日没の時間帯の遺跡は、人も少なく独特の雰囲気が漂っています。
   モニュメントに西陽が反射し、地面に長い影を落とす。 きっとお気に入りの一枚が撮れます。


#051 木靴をはいたおじいさん ロッテルダム

2016-02-20 |   ベネルクス


2006年1月撮影

#051 Kinderdijk Zuid-Holland NL

「運河」、「湿地帯」、「風車」といえばオランダ。
私は、オランダに行けば、結構簡単に風車が見れるのかと思っていたのですが、
北海沿岸の典型的なオランダの町でも、大型の風車が並んでいるところはなく、
街はずれに小型の風車が1基あるか、ないか、というのが実際のところです。

ここ(写真の)キンデルダイクは、ロッテルダムの郊外にある湿地帯。
大型の風車が20基点在する珍しい場所で、その眺めも壮観です。
「キンデルダイク=エルスハウトの風車ネットワーク」で世界遺産に登録されています。

私たちが訪れたのは冬の早朝。ロッテルダム駅から各駅停車のローカルバスに乗って
やってきました。暗いグレーの空、朝霧が煙る中、
想像以上にがっしりしている巨大な風車とともに、イメージ通りのヨーロッパの冬の景色が撮れました。

人の姿もまばらな遊歩道に、おじいさんがぽつんと一人立っていました。
誰か迎えの人を待っているようです。
何気ない風景だったのですが、おじいさんの履いている木靴に目が釘付け。
実際に木靴を履いている人を見たのははじめて。 
木靴はお土産屋さんに置いてありますが、すごく重いのですよ。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、 風車エリアの出発点近くにあるカフェの前 by Google Map
  日本からアムステルダムへ直行便
  アムステルダムから1時間弱??
  1
  (advice) ロッテルダム駅からローカルバスで50分。

   運転手さんに「キンデルダイクで」と伝えておけば、下車するバス停を教えてもらえます。
   各駅停車なのですが途中の郊外の町並を眺めながらのんびり「バスの旅」も楽しかったです。
   または、ロッテルダム市内から定期観光バスもあるそうです。(風車エリアでは自由時間1時間)。

   湿地帯に風車がずらりと並ぶのもインパクトがありますが、水辺に映る姿も絵になります。
   朝焼けや夕焼けの時間帯だと、空と水が赤く染まり、とてもダイナミックな写真が撮れることでしょう!


#050 不思議な色のプール イエローストーンの朝顔池

2016-02-19 | ★USA・AP


2010年4月撮影

#050 Morning Glory Pool Yellowstone NP Wyoming

イエローストーンは、火山地帯にある国立公園で、間欠泉が有名です。

公園にはボードが敷設されていて、歩きながら美しい滝や湖をめぐります。
早朝にモーニンググローリー(朝顔)プールまで散歩しました。
5月の連休ですが、積雪や氷柱が残っていて、吐く息も真っ白。

途中、ぶくぶくと沸騰する池、水蒸気を噴き上げる泉など
地球の鼓動を感じながら、トレイルを進んでいきます。

トレイルの終点は、この世のものとは思えない不思議な色の池。
池の周囲の緑・黄・赤・オレンジは、バクテリアが生成する色。
湖の真ん中あたりは深い青で冷たそうに思いますが、逆。 
高温で、無菌状態。 バクテリアは活動できないので真っ青なのだそうです。
プールはそう大きくはないのですが、想像していたよりはるかに深く、
眺めているとすーっと引き込まれそうになります。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、公園内のモーニンググローリープール by Google Map
  日本からLA経由Jackson空港へ
  空港でレンタカーを借りてイエローストーン国立公園(西ゲート)へ
  Old Faithful in
   公園内に宿泊すると、早朝散歩がてらビューポイントへトレイルに出かけるのが楽です。
   まだ外部から誰も入園していない時間帯なのか、寂しいぐらい、人が見当たりませんでした。
  (advice) ホテルからモーニンググローリープールまでは約2㎞(20分ぐらい) 


#049 天から降りてきた龍が隠れ棲むハロン湾

2016-02-18 | ★アジア


2013年5月撮影

ベトナム北部、1600以上の島が浮かぶハロン湾は、
石灰岩の尖塔や洞窟、アーチが幻想的な風景を展開する。
オレンジや紫に染まる夕暮れと、朝靄に包まれた夜明けを楽しめる
1泊クルーズがおすすめ。 (p284 )

 



#049 Vịnh Hạ Long, VN

5月の連休にベトナム北部のハロン湾1泊クルーズを楽しみました。
この辺りは、中国南部の桂林から続く石灰岩台地の一角なのだそうです。
珍しい奇岩だけでなく、水の色も千変万化。
島の木々を映す碧色、夕暮れ黄昏色、夜明けの墨色と、次々と展開。

クルーズは、実は湾を一巡りするだけで遠出しません。夜は碇をおろして、エンジン音もなくとても静かです。
長い時間を持て余すのでは? との心配をよそに、不思議と退屈しません。
やさしい潮風を頬に受け、まどろんでいると
何もしないのにいつのまにか時間が経っているという、長いようで短い一日でした。
浦島太郎もこのようにして年をとったのかもなぁ。

My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、この港から出航し、湾内クルーズ中 by Google Map
  日本からハノイまで
  ハノイ市内ホテルからクルーズ会社の送迎シャトル。約3時間
  Bhaya Cruises (ExpediaやBooking.comで予約可能)
  (advice) ハロン湾のクルーズは、日帰りのものから数泊するツアーまでいろいろ。
   (天候によるかもしれませんが、私の乗船時は)揺れもなく船酔いの心配はありません。
   船上で日没や日の出はとび切りの絶景なので、ぜひ一泊のクルーズを!
   船上では、料理長が船で腕をふるうディナー、品数豊富なビッフェの朝食、
   アイランドホッピングや、クッキング教室などのアクティビティが充実しています。
   もちろん、何もしないでキャビンやサンデッキでのんびり過ごすこともできます。
   キャビンは、シャワー、トイレ、エアコンが付いた個室で、ベッドもリネンも快適。
   異国の海の上だというのに、よく眠れましたよ。