道尾秀介 著
週刊誌記者のスクープ獲得の手伝いをしている僕、坂木錠也。この仕事を選んだのは、スリルのある環境に身を置いて心拍数を上げることで、自分の狂気を抑え込むことができるからだ。最近は、まともな状態を保てている。でもある日、児童養護施設でともに育った仲間から電話がかかってきて、日常が変わりはじめた。これまで必死に守ってきた平穏が、壊れてしまう―僕に近づいてはいけない。殺してしまうから。あなたは死んでしまうから。
ネタバレになるので言えませんが、これ系のオチが好きじゃないんだよね。。。。。
まあ、早めの暴露だったのでその辺は許容範囲でしたが、道尾氏特有のいやらしい程の粘着質感がなかったのはちょっと残念かな。
でもポップなサイコスリラーは、読みやすさはあったんじゃないですかね。
個人的には物足りなかったし、道尾氏らしさは感じなかったけど、読書初心者には丁度いいのではないでしょうか
道尾氏ならもっと良い文が書けるはず!
なんだけどなぁ。。。。。。。