池井戸潤 著
腐った大航空会社が抱える七百億円の借金を、銀行は帳消しにせよ。政府主導の再建チームによる無茶な御達しを、受けて立つのは半沢直樹。拒絶するのが道理と思いきや、銀行上層部は生返事。かくして四方八方と全面対決に。図らずも掘り起こしてしまった行内のアンタッチャブルが、ある波乱の引き金になるとも知らず!
半沢シリーズ第四弾!
今度の敵は国土交通省、政府を相手に刃向かう半沢になすすべ無し!・・・なんて事にはならないのが半沢直樹の手腕ですよね
いつも通り、前半は難問に右往左往する半沢だが、今回はそれ以上に八方塞がりの様相。。。。
更にはあの黒崎に対し謝罪の連続で劣勢一方でなすすべ無し。
今回ばかりは分が悪すぎるか!・・・・・なんんて不安は過ぎるが、半沢の辞書にそんな言葉は存在しないんだよね
さて、今回はどのようにして返り討ちにしてくれるのか、それは読んでのお楽しみ
まあ、手っ取り早くドラマを見るのも手だけどね。
元バンカーの池井戸氏ならではの筆力に今回も圧倒されっぱなしでした