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フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

アット・ホーム

2017年12月16日 | 読書

本多孝好 著

 

 

 

母は結婚詐欺師、父は窃盗犯。傍から見ればいびつに見える家族も、実は一つの絆でつながっている。

ある日、詐欺を目論んだ母親が誘拐され、身代金を要求された。父親と僕は母親奪還に動き出すが……。

 

 

 

四編の短編から成り立つ、「家族」をテーマにした物語。

 

 

台詞が多い作風のため、誰が何を言ってるのかちょっと分かりにくい表現が多々あったが、普段、読書慣れしてる人なら難なくこなせるレベル。

 

 

それっぽければ大抵は受け入れてしまうもんですよ

 

 

家族ってなんだ?  

 

血が繋がってれば家族?

 

一緒に暮らしていれば家族?

 

結婚して子供が産まれたから家族?

 

 

 

一癖も二癖もある、歪さを感じる家族達の闇が、残念であるようだがどこか心に沁みる良い一冊だったと思います。

 

 

本多孝好さんの本はもっと沢山読みたいんだけどね、なかなか古本屋に並ばないんだな。。。。。

 

 

新刊で買えばいいだけだけど

 

 

 

ちなみにこの物語、映画にもなってるらしいので、活字が苦手な方はそちらでどうぞ。

 

 

私は観てないので面白いかどうかは分かりませんけど

 

 

 

コメント
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