監督 クリストファー・ノーラン
第二次世界大戦中の1940年、フランス・ダンケルクの海岸でドイツ軍に包囲されたイギリス、フランス軍の兵士約40万人を860隻の船舶で救出した、史上最大の救出作戦を映画化したサスペンス。
トム・ハーディやマーク・ライランスら名優を迎え、クリストファー・ノーラン監督が初めて実話の映画化に挑んだ意欲作。
戦争映画ではあるが、ハラハラさせられるような戦闘シーンはほぼない。
何があるかというと、敵の攻撃に怯えながらただ帰りの船を待つだけ。
ようやく船に乗れたかと思えばまた敵の攻撃を受けて海に放り出され振り出しに戻るというなんとも絶望的な状況を淡々と見させられるという映画です。
もちろん希望もあるけどね
あのダンケルクの戦いをリアリティーに伝えたこの映画、派手さはないけど玄人好みで私は好きです。