監督 ヨン・サンホ
韓国の高速鉄道KTXの車内で起きた感染爆発の恐怖を描くサバイバル・アクション。
ソウルからプサンへ向けて時速300kmで疾走する列車内で突如凶暴化した感染者たち。彼らから逃れようとする父と幼い娘、妊娠中の妻とその夫、学生たちの姿がつづられる。
韓国アニメ界を代表するクリエイターであるヨン・サンホの実写初監督作となる。
パニック映画でありながら、人間模様をメインに切り取ったストーリーはなかなか良かったです。
まさか泣かされるとは思わなかった
娘を持つ父親としては感情移入せずにはいられないよね
もちろんゾンビ映画なんで多少のグロシーンはありますけど驚かせるようなシーンは少なめなんでホラー色は薄めです。
仲間を守るため、娘を守るため、そして自分を守るために取る行動に人間の本質が映り込まれていく様に一喜一憂すること間違いなしの一本じゃないでしょうか