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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

発足直後の石破内閣の支持率が2002年以降で最低の51%(日経)。石破首相も林官房長官も自民党総裁選では健康保険証廃止を見直すと言っていたのに廃止方針を変えないと明言。これが石破「嘘つき」内閣の本質だ

2024年10月03日 | 石破茂に騙されるな

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 石破茂氏が念願の内閣総理大臣になって発足した石破内閣。

 ずっと世論調査で次の総理になってほしい人ナンバーワンだったのに、いざ石破内閣が発足してみると、読売新聞・日本テレビと日本経済新聞・テレビ東京が10月1、2両日に実施した緊急世論調査でいずれも内閣支持率が51%になりました。

 これは日経などが現行の調査方式を導入した2002年以降の内閣発足時の支持率として最低、読売の方では2006年以降でワースト2位の数字です。

 そりゃそうでしょう。

 石破首相は就任直後の記者会見で

「謙虚で誠実で温かい政治を行っていく」

と言いました。

 そして、石破氏は自民党総裁選の中で何度も、自分が総理総裁になったら臨時国会で予算委員会を開いて野党と議論し、有権者に判断材料を十分お出ししてから解散するといっていたのに、予算委員会を開くどころか国会開会1週間で衆議院を解散し、今月中にもう総選挙にするというのです。

 こんな傲慢で、不誠実で、冷たい政治、ありえないです。最初から低支持率なのは石破氏の自業自得ですよ。

【#誰がなっても自民は悪党】進次郎に「野党と国会で討論してから解散すべきだ」と言っていた石破茂自民党総裁が10月9日衆院解散、27日投開票の最短コースを選ぶ。これ一つとっても石破茂氏は最悪の政治家だ。

 

 

 しかも、同じ記者会見で石破首相は

「ルールを守る政治を実現していく」

と言ったわけですが、内閣に衆院の解散権があるのに、まだ国会が開かれておらず自分が内閣総理大臣になる前から、石破氏はもう解散の日時を区切って解散権を「行使」してるんですから、この時点でもう憲法違反と言われるくらいで、石破政権がルールを守らない政治をこれからもやり続けるのは確実です。

 まさにザ・自民党の象徴が石破茂という総理大臣。

 石破氏は自身の内閣を「納得と共感内閣」と名付けましたが、村野瀬さんから

「誰得と強権内閣」

と書かれていて笑ってしまいました。

裏金問題も最初から実は全く手を付ける気のない石破首相。

テレビで散々良いカッコをしていた次の首相候補人気NO.1の石破茂氏が、せっかく衆院予算委で岸田首相と「論戦」しながら裏金問題について一言も触れず政権批判もなし。自民党内部の自浄作用に期待するのは無駄だ

 

誰が納得や共感ができるねん。

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

石破自民党内閣は「納得と共感内閣」ではなくて、「誰得と強権内閣」でしょう。 #自民党は生まれ変わらない #誰がなっても自民は悪党

 

 

  だからあの自民党応援団の田崎スシロー氏でさえ、朝日新聞の石破内閣支持率の数字をあげて、岸田文雄内閣の発足時との比較で

「3年前は自民党が41%、今回36%。比べたら5ポイント低いんですね」

「立憲の方は、今回16%、3年前は13%なんです。上がっているんですよ」

「自公で過半数を取れるかどうか、僕はまだ微妙だと思っているんです」

言わざるを得ませんでした

 野田立憲民主党がまともにやったら、政権交代の大きなチャンスなんです。

【#自民党は変わらない】石破茂氏が裏金議員を公認しないと「裏金問題に踏み込んだ」という報道は大嘘。安倍派の反発を食らって石破氏が「新体制になってどうするのか決める」と修正w【#自民党は平気で嘘をつく】

 

 

 石破内閣の人事もツッコミどころ満載ですが、今日は政策について一つだけ、従来の健康保険証の廃止とマイナンバー保険証の義務化について言わせてください。

 12月2日に今の健康保険証は新規に発行されなくなり廃止になるのですが、岸田政権が医療機関にマイナ保険証の利用をアメと鞭で強制してもいまだマイナ保険証の利用率は12%しかありません。

 88%の国民は紙の保険証を使っています。

 保険証の利用者である国民は紙の保険証にイエス、マイナ保険証にはっきりノーと言っているわけです。

2024年9月2日 信濃毎日新聞「声のチカラ 全国18地方紙合同アンケート」より

【#保険証廃止勝手に決めるな】河野太郎デジタル相が自民党所属国会議員に支持者への呼びかけ要請。マイナ保険証の利用ができない医療機関を国のマイナンバー総合窓口に通報=密告させてという文書を出していた!

 

 

 そこで石破氏は自民党総裁選の最中の9月8日に記者団に対して、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化する時期を見直す可能性が

「あるだろう」

と語り、紙の保険証の廃止で不利益を被る人が出ないよう

「政府として全力を尽くさなければならない」

と述べ

「納得していない人、困っている人がいっぱいいる状況があったとすれば、(従来の保険証との)併用も考えるのは選択肢として当然だ」

と述べたんです。

【#マイナカードは返納を】「マイナポイント第2弾」との詐欺メールでクレカ情報を盗られるマイナ詐欺に続き、マイナンバーカードの情報を盗まれてネットバンク口座を作られ自分で入金させられてしまう詐欺が発生!

 

 

 同じく総裁選への出馬した林芳正官房長官もその前日の9月7日に、健康保険証のマイナンバーカードへの一本化を巡り期限の見直しに言及して

「不安の声があるので、それを払拭して、皆さん納得の上でスムーズに移行してもらうための必要な検討をしたい」

と言っています。

 ところが、この二人が総理と官房長官という石破内閣のナンバーワン・ツーになったのに、石破内閣では健康保険証の廃止とマイナ保険証への移行を従来通り進めるというのです。

 石破氏が林氏が自民党がどれだけ嘘つきか、この1点だけでもわかろうというものではないですか。

自民党市議が偽造マイナカード詐欺でスマホを乗っ取られ225万円のロレックスの時計を買われる。「偽造マイナカードは目視で見破れる」という河野太郎デジタル大臣の対策にネット上では「アナログにも程がある」

 

 

 そもそも、12月2日に紙の保険証が廃止になることは「改正」マイナンバー法に明記されています。

 紙の保険証の廃止期間を延期するだけでも、法改正が必要で、10月に解散総選挙をしていたりしたら、12月の期限には全く間に合うはずがないんです。

 だから、石破氏が内閣総理大臣になる前から早期解散を明言した時点で、紙の保険証の廃止で不利益を被る人が出ないように「政府として全力を尽くす」気が全くないことは明らかでした。

 現に、石破内閣の平将明デジタル大臣も、福岡資麿厚生労働大臣もに続いて、従来の廃止方針を堅持していく考えを明言。

 そして林官房長官も10月3日の記者会見で

「方針に変更はございません」

とはっきり述べました。

 うちのブログでは総裁選で石破氏の対抗馬だった高市早苗氏に対して何度も

「息をするように嘘をつく」

と批判してきましたが、石破氏も林氏もとにかく自民党議員はみんな大ウソつきなんですよ。

 こんなザ・自民党の嘘つき内閣には51%の支持率でももったいないので、これからどんどんノーを突きつけて、衆院選では惨敗してもらい、宇野「三つ指」内閣の最短命記録(在職日数69日)を更新させないといけません。

そりゃ裏金・統一教会など自民党の恥部隠しに決まってる。

石破茂新首相が早期解散宣言。「最初から石破さんブレまくり。トップを変えても正論は潰されるのが自民党政治なのね。石破さんでも無理なのね!」という辻元清美議員は間違っている。石破茂氏は元からブレる奴。

 

 

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

マイナンバー制度、G7で日本だけ。日本式マイナンバー制度が他国にないことには合理的な理由がある。おまけにマイナンバーは自民党の利権の集積であり、税金の浪費装置。

強制ではなく任意のはずのマイナ保険証強制と現行保険証廃止という自民党政府の暴政は、医療を必要とする人々を命の危険に追い込みます。 #保険証廃止反対 #マイナ保険証いらない

マイナ保険証のトラブルを経験した医療機関がさらに増加。現行の健康保険証の圧勝、マイナ保険証の惨敗。 (8) #現行の健康保険証を残してください #保険証廃止はありえない

 政府内記録のない健康保険証廃止という自民党幕府による決定は、独裁国家そのものです。 #自民党に投票するからこうなる #自民党に殺される

しんぶん赤旗のスクープ。旧・石破派の収入過少申告の疑い。こういう報道が出るからしんぶん赤旗は貴重。石破氏は説明を。 #自民党は生まれ変わらない

 

 kojitakenの日記さんより

 

【#誰がなっても自民は悪党】軍国主義者で国防軍設置論者の石破茂候補がまた核共有を言い出し、中露の領空侵犯に相手を標的に武器を使用する「危害射撃」を自衛隊に認めろとまで言った【#自民党の無い平和な社会】

 

編集後記

石破氏は軍事分野に自信があるという触れ込みなんですが、就任から一夜明けた10月2日にバイデン米大統領らと相次ぎ電話会談したのに、持論とする不平等条約と言われる日米地位協定の改定には言及せず、

「日米同盟の強化は政権の最優先事項だ。自由で開かれた国際秩序の中核を担うグローバル・パートナーとして引き続き緊密に連携したい」

ありきたりのことを言ったのみ。

この人ほど最初から腰抜け、腰砕けの政治家はいないんです。

一片たりとも期待したら駄目なのが石破首相であり、石破政権です。

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【速報】石破内閣の支持率51%、自民党が信頼を「取り戻すとは思わない」59% テレ東・日経世論調査

配信 テレ東

 

 

石破内閣、過去22年で〝最低支持率〟日経調査 朝日は46%で早くも黄色信号点灯か ウソ解散・国賊発言大臣…改革が〝虚構〟なら危機的

石破内閣の支持率は歴代内閣と比べても「低空発進」となった=2日、首相公邸

 

「謙虚で誠実で温かい政治を行っていく」「ルールを守る政治を実現していく」

石破首相は就任直後の記者会見でこう語り、自身の内閣を「納得と共感内閣」と名付けたが、早くも雲行きが怪しくなってきた。報道各社の世論調査で、想定外の低支持率を突き付けられたのだ=別表。

中でも、日経新聞・テレビ東京が1、2両日に実施した緊急世論調査では内閣支持率が51%と、現行の調査方式を導入した2002年以降、内閣発足時の支持率として最低となった。

石破氏が厳しく攻撃してきた第1次安倍内閣(71%)、第2次安倍内閣(62%)にも遠く及ばなかった。

(以下略)

 

 

自民党総裁選2024
2024年9月8日 19:15 日本経済新聞
自民党の石破元幹事長(8日、東京都葛飾区)

自民党の石破茂元幹事長は8日、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化する時期を見直す可能性が「あるだろう」と語った。紙の保険証の廃止で不利益を被る人が出ないよう「政府として全力を尽くさなければならない」と述べた。都内での街頭演説後、記者団の質問に答えた。

石破氏は総裁選への立候補を表明している。同じく総裁選への出馬を表明した林芳正官房長官は7日、健康保険証のマイナンバーカードへの一本化を巡り期限の見直しに言及した。

河野太郎デジタル相は8日、林氏の発言を受け「真意を確認しなければならない」と否定的な見解を示した。

健康保険証は12月2日以降、新規発行しなくなる。発行済みの保険証は猶予期間として最長1年間は使うことができる。

 

 

現行の健康保険証の新規発行を12月2日で廃止し、マイナ保険証に一本化する政府方針について、石破内閣で留任した林芳正官房長官は3日、記者会見で「方針に変更はございません」と述べた。平将明デジタル相、福岡資麿厚生労働相に続いて、従来の廃止方針を堅持していく考えを明らかにした。
9月の自民党総裁選では、石破茂新首相も、林氏も、保険証廃止の見直しに一時、言及していた。「手のひら返し」との批判の声が上がる中で、語ったこととは。(マイナ保険証取材班)

◆「終了が法令で定められており…」

林芳正官房長官=10月3日

林芳正官房長官=10月3日

林氏は3日午前、記者から「石破内閣として、12月の一本化を目指す方針でいいのか。あと2カ月しかない中で、どのようにしてマイナ保険証への国民の理解を得る考えか」と問われた。
林氏は、マイナ保険証で受診歴、薬剤情報を確認できる仕組みの活用を医療現場や救急搬送で進めていくことを例に挙げ、「国民の皆様にメリットがある。1人でも多くの国民の皆様にマイナ保険証をご利用いただくことが重要と考えている」と説明。
その上で、「現行の健康保険証の新規発行は本年12月2日に終了することが法令で定められており、この方針に変更はございません」と明言した。

◆石破首相、廃止前提で厚労相に対応指示

林氏は、石破氏が厚労相に就任した福岡氏に「保険証の新規発行の終了をめぐる一つ一つの不安に丁寧に対応するということが重要だ」と、現行保険証の12月廃止を前提とした指示を行ったことも語った。
ただ、国民からは今も、現行保険証の廃止への不安の声が多く聞こえてくる。
林氏自身も、9月の総裁選に出馬した際、「不安の声があるので、それを払拭して、皆さん納得の上でスムーズに移行してもらうための必要な検討をしたい」と述べていた。
この記者会見では、「不安払拭のための取り組みをしっかりと進めていく」と語り、廃止時期の見直しに言及することはなかった。

◆医療機関の7割、トラブル経験

全国保険医団体連合会(保団連)が公表したマイナ保険証に関するトラブルの最新の調査結果によると、回答した医療機関の約7割が5~8月にトラブルを経験していた。
マイナ保険証を読み取るカードリーダーの不具合などが多かった。マイナカードの電子証明書の有効期限切れによって、マイナ保険証として使えなくなっていたケースも相次いで報告された。
多くの医療機関は、現行の保険証を確認して、トラブルをしのいでいた。
こうした状況を背景に、保険証のように使える「資格確認書」での受診を希望し、マイナ保険証の利用登録解除を予定している人たちもいる。政府は10月末をめどに解除申請の受け付けを始める方針だが、開始日などの詳細は公表されていない。
 

 

 

問われる“石破語法”の実効性…総裁選で言及「保険証廃止見直し」「マイナ併用」忘るべからず

10/1(火) 16:03配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 天皇が内閣の助言と承認により「衆議院を解散する」と定めた憲法7条を根拠とする、いわゆる「7条解散」をめぐり、早くも批判の的になっている石破新首相。内閣不信任案の可決がされた場合によらずに内閣の判断で行う「7条解散」に否定的な立場を貫いてきたが、首相就任前の9月30日の会見で「10月27日投開票」に向けて解散方針を表明した。

効果絶大? 石破茂新総裁「5度目の正直」かなえた御利益グッズ『勝守 龍凰』が永田町で話題

 早期解散を求める党幹部の声に応じた結果だが、国民の不安の声に耳を傾けられるのかどうか。マイナ保険証への一本化に伴う健康保険証の廃止の「見直し論」を忘れてはいけない。

 石破新首相は総裁選への出馬を表明していた先月8日、保険証廃止について「紙(の保険証)がなくなることで不利益を感じる人がなくなることが第一だ」と指摘。「(現行保険証とマイナ保険証の)併用も選択肢として当然だ」と訴えた。

 本をただせば「見直し論」は総裁選のライバルだった林官房長官が言い出しっぺだ。石破発言の前日、林氏は「(マイナ保険証には)いろんな不安の声が出てきている」として、保険証の廃止期限の見直しも含めて「検討したい」と主張。石破新首相が同調したことも手伝い、マイナ保険証と保険証廃止がにわかに総裁選の争点に浮上した。

 解散ニュースにかき消されている感があるが、総裁選の期間だけ聞こえの良いことを吹聴するなんて許されるはずがない。まして、新首相と女房役の官房長官が「見直し論」に口をそろえているのだから、なおさらだ。

■威勢のよさはどこへやら

「『石破語法』とでも言いましょうか、原則論は言うが、中身はなく、時に世論に迎合するが、批判は意に介さない。裏金議員の公認や金融所得課税をめぐっても、最初は威勢が良かったものの、どんどん後退。今まで『党内野党』として、とがった発言をしてきたけれども、首相の立場ではそうはいきません。これまでの『石破語法』の具体的な実効性が問われるわけです。見ものですね」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 自民党が下野していた2011年8月の本会議で石破新首相は、民主党政権の公約をコキ下ろし、「難しくてできないのではなく、そもそも、できもしないことを約束したことが問題なのである」と一刀両断していた。

 保険証廃止の見直しに言及したからには、きちんと実行するのが筋だ。まさか「できもしない約束」をしたのではあるまい。

 

 

 石破茂首相は1日夜の就任会見で「国民から信頼される内閣でありたい」と強調したが、臨時国会で衆参予算委員会を実施しないまま衆院解散に踏み切る方針に転じるなど、就任前の発言との言行不一致が早くも目立ち始めた。女性の社会参画の推進を掲げるのに女性閣僚はわずか2人にとどまり、看板倒れの状況。野党は「口約束の空手形」と批判を強めている。(坂田奈央)

◆「早急に信を問うべきだ」と主張を一変

 最短日程での衆院選の実施について、首相は1日の会見で「新体制というものは早急に信を問うべきだ」と強い口ぶりで訴えた。総裁選中は「国民に判断材料を提供するのは新首相の責任。本当のやりとりは予算委員会だ」と与野党の十分な論戦の必要性を繰り返していたのに、主張を一変させてしまった。
記者会見する石破首相=1日、首相官邸で(市川和宏撮影)

記者会見する石破首相=1日、首相官邸で(市川和宏撮影)

 会見では「ルールを守る政治を」との首相の発言に引っかけて、記者から「首相になったら(総裁選での一連の発言の)見直しはやむを得ないか」と追及された。それでも、国民に判断材料が提供できるかに関して「衆参の本会議の他に機会が与えられれば、国民の心に響くようにやっていきたい」とはぐらかし、最後まで正面から答えようとしなかった。

◆「女性参画は官民の目標」なのに女性閣僚2人どまり

 女性の社会参画については、自民党総裁選の政策集で、ジェンダーギャップ(男女格差)の改善を掲げ、会見でも「社会のあらゆる組織、あらゆる場面の意思決定において、女性が参画することを官民共通の目標とする」と胸を張った。にもかかわらず、石破政権の意思決定に関わる女性閣僚は、第2次岸田再改造内閣の5人から3人減の20人中2人だけだった。
 選択的夫婦別姓の導入に関しても、総裁選中は「やらない理由がわからない」と賛成の立場をアピールしていた。就任会見では言及がなく、自民、公明両党が9月30日に交わした「連立政権合意」への記載も見送られ、実現への首相の思い入れは感じられない。
 首相は2日、バイデン米大統領との初めての電話会談に臨んだが、肝いりの日米地位協定の改定には触れなかった。1日の会見でも「首相になったからといって、いきなり実現するとは思っていない」「(関係閣僚に対し)今、具体的に指示を出しているわけではない」と慎重な言い回しにとどまった。
 立憲民主党の小川淳也幹事長は2日の会見で「首相の言葉はただちに国民生活の命運を左右する。言葉に信任を感じられない首相は何事も進めることができない」と非難した。

 

 

 

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2 コメント

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内部抗争が酷い今の自民党で (ロハスな人)
2024-10-03 20:53:00
☆石破内閣の顔ぶれ「評価する」14% >
☆2002年以降に発足した内閣支持率としては最低 >
☆茂木氏と麻生氏が意見交換 >

裏金など利権まみれの安倍派、茂木氏、麻生氏などの存在が足を引っ張って支持率がよくないのに、さらに『権力闘争に没頭する』この連中は汚い自民党内でも『汚泥』とでも言える連中ですね。

石破政権に対する以上にこういう『自民党の汚泥連中』を国政から早急に排除したいですよね。

※石破内閣がやらかしたら当然そのこともしっかり批判すべきですが、『自民党の過去の売国政治を十分に修正しない』から評価が低い ➡ 売国政治をより強くやりたい自民党の“汚泥”層はより厳しく批判したいと思っています。

https://mainichi.jp/articles/20241003/k00/00m/010/150000c
☆石破内閣の顔ぶれ「評価する」14% 毎日新聞世論調査
毎日新聞 2024/10/3

◎ 毎日新聞と社会調査研究センターは3日、石破内閣発足を受けた緊急の全国世論調査を実施し、石破内閣の顔ぶれを評価するか尋ねたところ、「評価する」は14%にとどまり、「評価しない」(41%)を大きく下回った。一方で「わからない」が45%に上り、最多だった。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241003/k10014599291000.html
☆自民 麻生氏と茂木氏 衆議院選挙や党内情勢などめぐり意見交換
2024年10月3日 NHK

自民党の麻生最高顧問と茂木前幹事長が、2日夜、東京都内で会談し、衆議院選挙や党内の情勢などをめぐり意見を交わしました。
自民党の麻生最高顧問と茂木前幹事長の会談は、2日夜、東京都内のフランス料理店で4時間あまり、行われました。
両氏は、岸田政権でそれぞれ副総裁と幹事長として連携して党運営にあたり、先の総裁選挙の決選投票では、石破総理大臣と争った高市前経済安全保障担当大臣に投票したとみられます。
返信する
嘘つきは茂のはじまり (津木野宇佐儀)
2024-10-04 00:33:02
嘘だらけのイシバ…やっぱりジミン!
トーキョー以外の日本を散々破壊しつくしてきた自民党とその関連団体・業界団体に「破壊活動防止法」を適用すべきです!
返信する

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