野村氏は、最初に答弁に立った際「答弁前にひとことおわびを申し上げたい」とした上で「先般の私の言い違いにより、福島の皆さん、全国の漁業者、お集まりの先生に大変不快な思いをさせた。深く反省している」と述べた。

全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長にも面会し、わびたとした上で「わびてすむ問題ではないということは重々承知しているけれど、真剣にこれからも取り組んでいきたい。緊張感をもって取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたい」と述べ、辞任の考えがないことをあらためて否定。その後の答弁では、ほぼ紙を読みながら発言した。

野村氏は8月31日午後、中国による日本産水産物輸入全面停止を受けた対応を協議する閣僚会合後、報道陣の問いかけに「汚染水のその後の評価などについて情報交換した」と発言し、当日の夜にあらためて取材に応じ、謝罪、発言撤回した。海洋放出後の8月25日の会見では、日本産水産物の全面輸入停止に踏み切った中国の対応を「驚いている。想定は全くしていなかった」と発言し、当事者意識の薄さと閣僚の資質にも疑問の声が上がっている。

 

 

立憲・石垣のりこ議員 橋下氏に反論 ミヤネ屋で「いまだ汚染水言ってる」→「言霊論で非科学的」 宗男氏も持ち出す

9/5(火) 18:48配信

デイリースポーツ

 立憲民主党・石垣のりこ参院議員が2日のSNS投稿で、橋下徹弁護士から1日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で指摘された件に反応した。

 「ミヤネ屋」では、野村哲郎農相が海洋放出している東京電力福島第1原発の処理水を「汚染水」と言い間違え、謝罪した件を取り上げた際に、橋下氏が言い間違えに対する過度な批判は「やりすぎたらブーメランになる」と指摘。石垣氏の名前を挙げ「いまだに『汚染水』って言ってますよ」「立憲民主党の党としての正式な見解は『処理水』だと。それぞれの議員も自覚をもって言葉を使ってもらいたいと言ってるのに、まだ『汚染水』と言ってて」と語った。

 これに石垣氏はSNS投稿で反応し「『処理水と呼ばねば不謹慎だ!』という論調こそ、言霊論でしかなく、非科学的だと思います」と主張した。

 「それと…」として、「党見解との相違が問題だともおっしゃっているようですが、ならば、プーチン大統領の代弁者のような鈴木宗男氏のロシア論は、維新の党見解と一致してるわけですかね?」と記した。

 集まった意見にも反論し「話をそらすな…というご指摘は、まずは橋下徹さんにしていただけないですかね?番組の話題は、農林水産大臣の汚染水発言だったわけです。それをいきなり『立憲民主党がー』と、話をそらされたのは橋下徹さんなわけですから」としている。

 石垣氏は、8月27日にユーチューブ配信した演説動画でも、街頭演説で「汚染水」と何度も述べ、「党を代表して、こちらにうかがわせていただいた」「海洋放出を強行したことに断固として反対の声をあげたい」と述べている。

 橋下氏が「そっちは言い間違いじゃないんだから、立憲民主党は大臣を追及するのもいいけど、自分の党の議員をしっかりと追及しないといけないと思います」と語っていた。

 

 

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