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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

日本の男女格差、安倍政権下で史上最低の世界144か国中114位。

2017年11月02日 | ジェンダーフリーと性的マイノリティの人権

 

 安倍政権は女性が活躍する社会を標榜しているのですが、そんなのちゃんちゃらおかしいという調査結果が発表されました。

スイスの研究機関は、世界各国の社会進出をめぐる男女格差について調査した結果を発表し、日本は、政治や経済の分野で格差が大きいとして前の年より3つ順位を下げて、過去最低となる114位に後退しました。

世界の政治や経済界のリーダーが集まる「ダボス会議」を主催するスイスの研究機関「世界経済フォーラム」は、政治、経済、教育、健康の4つの分野のデータをもとに、世界各国の社会進出をめぐる男女格差を毎年調査しています。

1日公表されたことしの調査結果によりますと、調査対象となった144か国のうち、男女の格差が最も少ないとして1位に選ばれたのは、9年続けてアイスランドで、次いでノルウェー、フィンランドなど北欧諸国が上位を占めました。

一方で、日本は健康の分野で高い評価を受けたものの、政治や経済の分野では、女性の政治参画が少ないことや男女の収入格差などが影響して前の年より3つ順位を下げ、G7=主要7か国の中で最も低く、過去最低となる114位に後退しました。

このほか主な国では、フランスが11位、ドイツが12位、イギリスが15位、アメリカが49位、中国が100位などとなっています。

世界各国の男女の格差について、研究機関は、教育の分野で縮まっているものの政治や経済分野では依然差が大きく、特に経済の分野では「このままのペースでは格差是正にあと217年かかる」として、さらなる格差の是正に取り組むよう各国に呼びかけています。

 

 

 この世界経済フォーラムの男女格差ランキングは

1 教育機会

2 健康

3 政治参加

4 経済活動

の4分野で、男女格差や女性の参加率を指数化しています。

 日本は健康の平等度が1位(昨年40位)とずば抜けた成績だったにもかかわらず、教育機会は74位(同76位)。

 さらに、政治参加が123位(同103位)、経済活動が114位(同118位)と低かったことが響いて、世界114位に後退してしまったのです。

 安倍政権の女性が輝くだのなんだのというお題目は、もう取り下げてもらいたいですね。

 まあ、首相のお連れ合いが、ある意味異様に輝いていることは認めますが。



前から気になっていたんですが、日本弁護士連合会も一度も女性の会長が選ばれたことがないし、もちろん、最高裁長官になった女性もいませんので、法曹界も猛省しないといけません。

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 【ロンドン時事】世界の政財界首脳が集う「ダボス会議」を主催するスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)は2日、世界の男女平等度ランキングを発表した。

 日本は女性の政治参加率の低下が響き、144カ国中114位(前年111位)に順位を下げた。首位は9年連続でアイスランドだった。

 政治や経済、健康、教育の4分野で男女の格差や女性参加率などを比較した。日本は健康の平等度が世界一となったほか、女性の高学歴化で教育面の格差も改善。一方で、国会議員や閣僚に占める女性比率の低さが響き、政治分野は123位(同103位)に後退した。経済は賃金格差の縮小で順位を上げたものの、114位(同118位)にとどまった。

 国別では2位がノルウェー、3位がフィンランドと北欧諸国が並んだ。ルワンダは経済分野の女性参加率向上で4位に上がった。 

 

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8 コメント

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ミソジニー (バードストライク)
2017-11-02 19:29:40
女性に対する差別や憎悪のことを
「ミソジニー」
って言うのだと知ったのはつい1年ほど前のことだ。
別に「女性差別」「女性憎悪」でもいいんだけど、横文字の専門用語があると、
『今自分を苦しめているのは、こういうカテゴリーに属する問題だったのだ!』
というように、問題の輪郭がハッキリする。

んで、アベや日本会議などのウヨ爺ィどもがなぜミソジニー全開かというと、

1 )自分に魅力がないからモテないのに、それを棚に上げて女にルサンチマンを抱いている。
2 )非人間的環境で奴隷労働をさせる男たちのために、さらに下の階級(性)を作っておきたい。男は自分たちより下の女をいじめて溜飲を下げる、という歪んだ社会にしておく。

あーやだやだ。
若いじょっすぃーはこんなつまらん日本なんか捨てて、怖じることなく海外に出てもらいたいわ。
向こうでパートナーを得るもよし、日本に帰ってきて日本人と結婚するも良し、その場合、視野の広がったじょっすぃーは多少はマシな男性を選ぶはず。
もちろん、独りを選択するのもグッドよ 👍
でもアベや日本会議は今後各家庭にどんどん介入し(すでに「家庭ナントカ法」ってのを推進してんじゃん)、結婚してない女、子供のいない女に意地悪や嫌がらせをするでしょうね。
やられっ放しでいいの (⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎) ?
早くこんな政権、女魂女力でぶっ潰そう、エイエイオー (^-^)/
返信する
意外な話だけど (リベラ・メ(本物の))
2017-11-02 20:42:04
意外な話だけど、“江戸時代までは”(幾らか制約はあるものの)女性の権利は“ある程度”認められていた。東慶寺(離婚するための駆け込み寺)に後妻討ち(うわなりうち:離婚された女性の元夫が一ヶ月未満で再婚した場合のみ認められる風習で、前妻が集団で元夫と後妻の元に殴り込みをかける)、夫婦別姓に女性神主(結構多かった)…。其れが“維新と共に”廃止され、片隅に追いやられてしまった。其れ等は、1945年8月15日で終わりを告げた…筈だったのに、今、又、再び頭をもたげている。“今の”私は、戦前の女性の在り方からは“完全に”外れている(42歳、独身)。そんな私が、大手を振って表通りを歩けるのは、現憲法が保証する、自由と平等のお陰。此処十四年間、益々其の思いが強くなっている。世界と逆方向に流れる安倍首相率いる政府与党と其の補完勢力だけど、私は政府与党と其の補完勢力の流れに逆らうつもり。細やかであるけど。
返信する
男もいるぞー! (諦めぬ理屈屋)
2017-11-03 05:08:13
おかしいと思うのは当事者だけではない。
男もいるぞー!ってのはそういうこと。
その昔、おかたさんが社会党委員長になった頃の女性ガンバロー集会でやおらそう叫んだオッサンが一人だけいたそうな。
ご本人からもそう言ったと確認もした(笑)。
故;國弘正雄さんだ。あれは竹を割ったような
人でした。改めて、合掌!
ふと、そんな昔のことを思い出しちゃった。

女だけが団結していてもますますミソジニーとかいうのがつけあがりそうだし、より幅広い批判があった方がよいだろう。
この記事と直接関係ないかもだが、男女の雇用関係といえば私はM字型カーブを連想する。
あれを学生時代レク受けてレポート云々と下手なことをしていた時に、情けねえことに女が凹めばこっちが得じゃねえかとほざいていた奴がいて、さすがに捨て置けぬとやり合ったが(笑)
同時に、他人のマイナス、隙間につけこんでラッキーと喜ぶ奴等がいるから回り回って類害を及ぼされるものなのかと考えさせられた。

外国との比較で女が社会進出できていないことで男の自分の活躍の場が少なからず救われているかもと安心するかのような発想は、もしかしたら非正規雇用だらけで俺は何とかアナゴさんやマスオさんみたいにやっていけていると安堵する人と同じなのではと。安堵から自信、そして見下しとなれば橋下徹ってか?

そりゃそうと、驚いた。
永遠の正社員マスオ達のスポンサーTOSHIBAもあのアニメから撤退するという。
こっちは本当のこじつけね。
五十周年が加藤みどりさんの引退花道になったりして?
絶対に秘密を暴くぞってネタだけは嫌いなんだよな、あの脚本家、怖いよ(笑)。
返信する
Unknown (茶碗を洗う人)
2017-11-03 23:32:38
明治の価値観を正当化するために、その後の歴史記述は、江戸時代をさも暗黒時代のように扱ったといわれます。記録を隠蔽したり改竄したがるのは独裁の常套手段。明治以前はほんとうは家族観男女観ももっとおおらかだったと思う。先日、江戸時代の朝鮮通信使が世界記憶遺産に登録されたという良いニュースがありました。
返信する
ミソジニー 2 (バードストライク)
2017-11-04 19:49:17
こないだブレイディみかこ「This is Japan … 英国保育士の見た日本」という本を図書館から借りて読んだ。パンクな文章と博多女の厚い情とアイリッシュ系ダンプ運転手のハズと暮らして得た「地べたからの視点」で今の日本の問題をひとつひとつ浮き彫りにしていく。
さらっと読んで返却したけど、なかなか面白くて印象に残る本だった。オススメ。

で、第1章がいきなり「キャバ嬢の賃金未払い交渉」という内容 ww
おミズ労働者のための労働組合メンバーと共に、当事者のキャバ嬢と店側との交渉に同行する。w と書いたけど、笑えない内容だった。店の責任者との面会を求める一同に対し、黒服、スカウトの男女、さらには周囲のキャバクラ、風俗店の店員までが一丸となって阻止、罵倒する。
「働け!」
って言うんだって。
働いた結果、賃金未払いだから交渉に来ているのに、「働け!」とはなんぞや?
何か、キャバ嬢の賃金制度がとっても複雑なことになっていて(もはや失念しますた、興味ある方は本を読んでくだせえ)、単純に「時給 × 労働時間」ではなくあれこれ理由をつけて給料から差っ引き、その上「お前は給料に見合う労働をしていない」と脅し腐して賃金を踏み倒そうとしているらしいのだ。

みかこ姐さんは若い時、キャバ嬢をやってお金を貯めてはイギリスに渡り、お金が尽きると日本に戻ってキャバクラで稼ぎ渡航、ということをやっていた時期があったそうだ。そして辞めた店の未払い給料を、母親が謝罪がてらお菓子を下げて回収に行ったという牧歌的なエピソードを紹介している。
今はもうそんなんじゃない。
嬢を搾取するシステムにより、いくらもお金にならず、しかも店からは、給料が増えないのはお前の能力がないからだと罵倒され、「能力ない自分が悪い」「自分は価値のない人間だ」と心を病んでいく。リスカしている子もたくさんいるという。

では客は?
この交渉の主人公であるキャバ嬢の語る言葉を読んで、のけぞった。
「お客様がキャバクラにいらっしゃる最大の目的は、私たちをバカにすることです」
??
あのー、キャバクラって性的サービスはなくて、割と綺麗目のネエチャンがキャラキャラ笑いながら座を盛り上げ客を持ち上げ、客はネエチャンのももや尻ぐらいそれとなく触って若さを堪能したり、常連になれば食事に誘ったり、運が良ければ男女の仲(まあ金次第)になることもある、という感じの遊び場なんじゃないの?
なんで女をバカにして楽しむのか。
そんなことして楽しいのか?
でも彼女によると、店に雇用されていて逃げ場のない女性に対し、高圧的に振る舞い優越感に浸る男性が多くいるそうな。
もはやキャバクラに行く目的は若い女性と酒と会話で気分良くなるためじゃないのか!?
いやー、砂漠だね…
世の中が搾取とイジメに満ちているから、おミズ女性も人間扱いされないのか。
返信する
女性の売買と貧困格差 (ファンファン)
2017-11-04 19:53:15
家のローン払うために嫁に身体を売らせる事が有るんですって…。日本も不景気の度に実際に起きている事実です。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48511


男って無力ですね…  政治家はもっと無責任で頭くる💢!  女性が活躍できる一億総活躍社会???

政権与党とエリート官僚の政策ですよ、これは💢!

専業主婦の年収なんて事を民主党政権の時にはテレビワイドショーで言っていた。
1200万円が相場だそうだ。夫の平均収入は四百万円の後半だ!情けない…。こんな社会にしたのは紛れもない、自民公明党の長期政権です!確信しています!

年功序列をぶっ壊し、海外投資家の為に年金をつぎ込み、ハンドラーの言いなり💢!屑政治家だらけの与党と官僚💢(公務員は全て官僚です。休み充実、手当貰いすぎ、有給休暇と子育て休暇とプレミアムフライデーと、ほとんど残業無しで超高給与。助成やふるさと納税など得する情報を熟知していて予算をてめえらで食いつぶし、本来貰える人にはバレないように蓋をして、国民総背番号などでその人の危機を知っていても騙して助成を払わない糞官僚がでかい顔していて、贅沢していて、公務員や投資家や権力者に給仕するために休み無く働かされ、ノー残業(ブラック)、パート店長、期間公務員、女性の売買、風俗、脅されアルバイト、弱い人に集る権力に癒着したマフィアグローバル、政府が流す御都合主義ニュース……………。)!

ずっと、日本の女性は死にたがっている人が世界的に多いようです。風俗に入ってしまうとか弱い女性は脅されやられたい放題。薬漬け。見て見ぬ振りを止めろ!

成田離婚や結婚の晩婚化、熟年離婚、結婚の晩婚化など、全て人減らし政策ですよ!
そして貧乏人を増やし兵隊に…

結婚するなら若い内!出合も若い内が圧倒的に有りますから!

不倫は文化ではありません!家庭崩壊でしか有りません!

不倫を流行らして貧乏人を作り出した奴らが苦しめ!!!!


結婚はいい物だよ。中々結婚生活を良く言う人はいない。しかし、結婚しているから出来る余裕だよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶  今の社会は女性を虐めすぎだ💢!

子育て、教育、成長、家事、そして働け💢!   本当に無能な政治家ばかりだから女性は自殺するんだ!!!!

てめえらだけ贅沢して、家族の平穏をぶっ壊す糞投資家に怒れ!!!!


事業主が給料払えないのは投資家というクレーマーがうじゃうじゃと沸いたからだ!

しかも害人が六割だよ。売国。

家庭が幸せなら不倫も離婚もしない。

そもそも女性は保守だ!

家庭の守り神だ。

女性が長生きなのは結婚して仕事でストレスを感じなくて住んだから!

男性の寿命短いのは働くストレスが凄いからだ(一般的な賃金層に限る)。

女性がドンドン社会進出してもパート店長とか、低賃金だ。ストレスを家に持ち込む。当たり前!!!女性の仕事が激増えして、家族崩壊。女性の寿命は男性以下になるだろ…このままじゃ。

金持ちの資産を減らさない政策など要らない!!!!

何がデフレ脱却だ!💢!

何が家族を大事にだ!介護自分等で…女性💢!   女性の皆さん、泣いている女性が後を絶ちません。:゜(;´∩`;)゜:。

もっと過ごしやすい、本当の安心した社会を目指すには自公政権の富裕層が潤う社会ではありません💢!コイツらのエゴを守るには貴女達が娼婦になるんですよ。一生働け休み無くですよ。

女性が明るく家事を出来る、子育て出来る、働きたい人は差別無く働ける社会を目指しましょう!

自民党をぶっ壊せ!1人も残すな!奴等のせいで国民はみんな不安だらけ、女性は泣いているから!
返信する
座間の事件 (バードストライク)
2017-11-04 20:30:21
週末、箱根に行った。
7月にも行ったのだが、お気に入りのクラシックホテルが来年から改修工事に入り2、3年閉鎖するので、もう一度行きたくなったのだ。(改修してお値段上がったら、あんまり行けなくなっちゃうかも〜?)

帰りも小田急ロマンスカーを利用したが、途中、だいぶ新宿に近づいてきた時、子どもが
「あっ!ああーっ! 警察がたくさんいる!! 何かあったのかな?」
ちょうど徐行していたらしく、私もその光景を見た。
線路沿いの道路にコーンとロープで規制線を張り、警官が見張りに立ち、紺色の作業服を着た捜査員が多数出入りしている。パトカーも数台、止まっている。

・・・・・

事件の背景に、容疑者の社会的な不遇があることは間違いない。
知人や近所の人たちの評では、子供〜学生時代はまじめ、やさしい、思いやりがある、おとなしい、など。
いつ頃からかは不明だが、両親は離婚したのか、母親と妹は家を出ている。
高卒後スーパーに就職したが2年?程度で辞め、あとは職を転々。
最近は女性を風俗店に紹介する「スカウト業」をしていた。今年、売春が行われる店であることを知りながら女性を斡旋した罪で逮捕され、たしか懲役3年執行猶予1年半、という判決が出た。(管理売春施設を経営していたわけじゃないのに、なんでこんなに重罪になるのでしょう?)

高卒すぐスーパー勤務では仕事内容・待遇など不満が大きかったのだろう。
あとは非正規で働いてきたのか。
スーパー時代よりもっと不遇だっただろう、自分の手からどんどん可能性や安定や夢がこぼれ落ちていく恐怖。
反比例して高まっていく不安。

この白石容疑者の話は二転三転している状態だが、父親に「死にたい。生きている意味がわからない」と話したのはまぎれもない事実である。
そして容疑者と付き合っていた(同棲していた?)女性、
「わたしは風俗で働いていたのですが、死にたくなったことがあり、その時彼と知り合いました。
わたしの仕事仲間の女の子たちも死にたいと言っている子は多いです。
彼は死ぬなと言って励ましてくれ、心配してくれ、とても優しかったのだけど、逮捕されてから一切連絡を寄越さなくなりました」
(記憶によるので少し間違いがあるかも)
と語っていた。
風俗の子は、死にたい子がたくさんいるようだ。
本、新聞、ネットでもよくそういう記述を見かける。
風俗にいる子は大体が貧困女子だと思う。そもそも出身家庭が貧しいのだ。
そして好きでもない男性と性的行為をしてお金を貰っているという事実が、少しずつ彼女を蝕んでいくのだろう。
厭世的気分。
死と親和的な気分。
貧しいのは自己責任という風潮。

文学なら、映像なら、絶望した若い男女が出会ったら恋が始まって、困難を克服してささやかな、でも幸せな家庭を築いたりするんだけど、現実はそんなこと、あんまりない。
もしあったとしても、それは数年後の破綻という結果になって、子どもが生まれていて貧困の連鎖を招いたりする。

でも本人の責任だけじゃない。
こんな社会が変なのだ。
返信する
KOKKOより (バードストライク)
2017-11-19 10:35:23
http://editor.fem.jp/blog/?p=3471

「イバンカ氏「アベノミクスで女性進出」のウソ→安倍政権で女性差別過去最悪=ジェンダーギャップ指数過去最悪、男性所得の半分、政府の女性管理職わずか3%と断トツ世界最低」 2017.11.06

> 上のグラフにあるように、日本の女性の所得は男性の半分しかありません。この原因は、富裕層と貧困層の格差拡大や、下のグラフにある女性の非正規雇用率・非正規労働者数(総務省「労働力調査」)が安倍政権で過去最高を記録していることにあります。

本エントリに取り上げられたジェンダーギャップ指数の他、女性の給与所得は男性の半分であること、女性の国家公務員管理職割合がわずか3パーセントであること、などがグラフとともに載せられています。

怒!
(でもなあ…私なんてもう社会人終了のトシだし、うちの子ども=女 だって管理職を目指すような気概はないのよ。
女性が貧困から風俗入りするような流れは阻止しなければならないけど)
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